数々のヒットを飛ばした佐々木康、藤浦 洸、万城目正、高峰三枝子のチームが放つ歌謡映画シリーズのひとつ。シリーズ化された
作品は次の通り。 「懐かしのブルース」(1948年)/ 「別れのタンゴ」(1949年)/ 「想い出のボレロ」(1950年)/ 「情熱のルンバ」(1951年) 作詞者 藤浦 洸については、『巴里の夜』を参照されたい。 |
作詞 藤浦 洸 作曲 万城目 正 唄 高峰三枝子 |
1.古い日記の ページには 涙のあとも そのままに かえらぬ夢の なつかしく 頬すり寄せる わびしさよ あゝなつかしの ブルースは 涙にぬれて 歌う唄 2.ひとつ浮雲 夜の空 何故にか胸に しみじみと 思い出遠く ながれ行く 心にも似た かなしさよ あゝなつかしの ブルースは ひとりさびしく 歌う唄 | 3.重く悲しい 歌なれど 生きて行く身の つれづれに 夕闇遠い 行く末の のぞみはかなく くちずさむ あゝなつかしの ブルースは この世の夢を 歌う唄 |
1948年(昭和23年) |