勝 光 寺

所沢市山口 



 勝光寺は弘安元年(1278)執権北条時宗により創建されたと伝わる古刹です。しかし、

その後の元弘の役(7番徳蔵寺参照)の折に堂宇を焼失するなど何度か衰微再興をくり返しま

したが、徳川家康より境内地一万坪と寺領20石を下附せられてからは諸堂が整えられ、その

当時に建立された伽藍を今日まで伝えています。



    山  門


 花頭窓など唐様式が見ら

れる楼門形式の荘厳な門で

元禄7年(1694)に建

立されました。二階部分に

は十六羅漢が安置され、正

面に広がる狭山丘陵を見渡

しています。





    本  堂


 この本堂も江戸初期の建

物で、延宝5年(1677)

に建立されました。他にも

右手に建つ鐘楼は享保16

年(1731)に建立され

た古い建物です。





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