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腹腔鏡手術勉強会:あざみ野駅の天ぷら屋・権八


亜沙郎先生やK町のH先生は、休診日に大学に行って自分の知識をバージョンアップされていますが、私は木曜日はジョギングとテニスだけ。

テニスの待ち時間には「皮膚科の臨床」を読んでいますが、これは「無料医療相談お断り」オーラを出すためです。

ですので、勉強会にはできるだけ出るようにしています。昨日は品川のコンファレンスセンターで開かれた泌尿器科手術手技研究会へ。

私が開業するきっかけのひとつになったのが腹腔鏡手術。腹腔鏡手術と開業について興味のある方はここをお読み下さい。

腎臓には心臓が拍出する毎分5リットルの血液のうち、1リットルが流れ込みます。片側の腎臓に毎分500ml。

腎摘は腎動脈を縛ったらほぼ終わりの手術。腹腔鏡下腎摘術も安全にやるために、桶狭間方式(私の造語)から本能寺方式(同)に変わってきているようです。

とにかく、腎動脈目指してまっしぐらが桶狭間方式、腎動脈が裸になるのを待つのが本能寺方式。

昨日の勉強会の内容についてはこれぐらいにしておきます。だって、大学教授をやっている後輩も私のHPを見ていると言ってましたから。「でたらめ書いちゃだめですよ」なんて言われたくないですから。

自宅が近い先輩ともお会いしました。懇親会はないので、あざみ野まで帰ってきて、あざみ野駅の天ぷら屋・権八で一緒に食事をしました。

今週は4回会合でした。開業医向け2回勤務医向けが2回。開業医向けには懇親会がついていて、勤務医向けは勉強が終わったらお開き。

開業医は食事がついていないと会合に行かない、勤務医は勉強熱心で食事なしでも行く、と思った人、はずれです。

開業医は医者と話がしたいのです。普段クリニックの女性スタッフとしか話していませんから。ですから、勉強のあとは情報交換したいのです。

勤務医は教授回診でしかられ、手術中にもしかられているので、食事ぐらい上司のいないところで食べたいのです。勤務医向けの勉強会で懇親会を開いても、若者は逃げ、長老しか出席しないのです。

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