1999年12月16日(木) Char,Bogert,& Appice
名古屋ダイヤモンドホール


大阪を皮切りに神戸に続くツアー3日目。

No.曲名コメント
1.Why Aren't You Ready
2.Share The Wonder
(MC)Carmine Appiceが海賊盤になっているBBAの未発表曲と紹介。
3.Satisfied
(MC)Carmine AppiceがBBAの代表曲として紹介。
4.Lady間奏のギター・ソロに応えるようにベースが絡み逆に責め立てる処など往年のロックを感じずにはいられません。
間奏を組み立てようにも組み立てにくい応酬であったように思うが演奏者はどう思っていたのでしょうか。
(MC)Carmine AppiceがCharを紹介し、Charが少し挨拶し、昨日はCarmine Appiceの誕生日だったことを話す。
5.Future Child
(MC)Charが「どうもありがとう。」と言った後、Carmine Appiceが次の曲を紹介。
6.Shotgun
(MC)Carmine Appiceが企画CD「ギターゼウス・ジャパン」からの曲と紹介。
7.Angels
(Guest Corner)Charの紹介「今日は特別なゲストを用意しております。ミス・カルメンマキ。」でカルメンマキが登場。
8.Eye To Eye
(MC)20年前の1979年にアルバムをCarmine Appiceとアルバム"ナイト・ストーカー"を制作したけどCarmine Appiceとはツアーが出来なかったがCharとツアーしたことなど思い出を語るマキ。
9.Take Me For A Little While
(MC)マキが次の曲を紹介。
10.Rock'n Roll Children
(End Of Corner)カルメンマキがメンバーを紹介しステージを下がる。
11.11 Years
12.Rosaleeティムがベースでイントロを奏で始めギターがハーモニクスで色を添える中、この"Rosalee"をベースで弾き語りを始める。
3分間ほどの前曲"11 Years"から6分間ほどのこの曲へ繋ぐ計9分間の流れが心地良い。
歌の最後で長いハイ・トーンの歌い上げが素晴らしい。
(MC)Carmine AppiceがTim Bogertを紹介。
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13.Drive Me Nuts(Incl Drums SOlo)昨日の神戸チキンジョージのような事は無く決めてくれました。
途中のドラム・ソロではシンバルをレーシング・カーのハンドルに見立てて運転するようにシンバルの音をサンプリングしていた。
14.Superstition"Keep Me Hunging On"をワンコーラス演奏し"Superstition"を始める。
(MC)Carmine Appiceが観客を煽る。
15.Livin' Alone
(MC)Carmine Appiceがチャーを紹介。
16.SmokyいきなりCarmine Appiceがドラムを叩き始め、イントロのリズムを一人刻む。そこにCharがカウントしイントロから演奏が始まる。
(MC)CharがCarmine AppiceとTim Bogertを紹介する。そしてCarmine AppiceがCharを紹介しステージを下がる。
(ENCORE)
(MC)Charが「どうもありがとう」とお礼を言う。Carmine Appiceが次の曲を軽く紹介する。
17.I'm Sexyコーラスでカルメンマキも参加。
(MC)Charが「マキちゃん、イエイ」と紹介。Carmine Appiceが少しだけ話す。
(improvisation)
18.Hey Jimi
(MC)Charが「Thank you.」と、そしてCarmine Appiceが「どうもありがとうございます。」とお礼を言う。
(ENCORE 2)
(MC)Charが「どうもありがとう。」と話した後、Carmine AppiceとTim Bogertを紹介する。そしてCarmine AppiceがCharを紹介する。
そしてお年玉を貯めて街のレコード屋さんに友達とSteppenwolfのレコードを買いにいったところ、友達が買うはずであったVanilla Fudgeのレコードをレコード屋のオヤジから手渡されてしまった話から少年時代の思い出を語り始める。その話しの合間にギターでイントロなどを少し弾くとCarmine AppiceとTim Bogertが演奏を始めたり和やかな空気が続く。

しかし観客からのツッコミに「しゃべってないで早くやれよっていう意見もあるのですけれど。それも確かなんですけれど、馬鹿野郎。」で話をやめるChar。

話が終わったかとCarmine Appiceが「BBAの曲。」と演奏を始める。
19.Laughing LadyCarmine Appiceは曲名を"Laugh Alone"と紹介したがBBAの74年にレコーディングされたが74年1月のロンドン/レインボー・シアターにおけるBBAのライヴでJeff BeckとTim Bogertが殴り合いの喧嘩をしバンドが消滅し未発表に終わった幻のセカンドアルバムに収録予定であった曲"Laughing Lady"のこと。74年1月のロンドン/レインボー・シアターにおけるBBAのライヴでも演奏されていた。
さて曲名、Bootlegsなどで長年"Laughing Lady"で広まっていたがCarmine Appiceの紹介は"Laugh Alone"。どちらが正しいのでしょうか。正しい曲名を言っても既に広まっている曲名は消え去らないのですが。
19.Going Down間奏でCharがステージ最前まで出てきてスリリングにギターを弾いていたとか。
(MC)Carmine Appiceがお礼を。
[Time] 130min=70+60min [COMMENTS]
2回目のアンコールでの出来事。これもライヴならではのこと。
当時、ファンクラブDIBSのサイトに常設されていた掲示板などでこの出来事が広まり、次の公演においてCharが話しても会場は静粛に包まれるのでした。
1990年代前半のNiftyのパソコン通信の時代、1990年代後半のインターネットの掲示板の時代から長期のツアーなどで必ず起こるネットで交流する際の課題の一つかと思います。
今(2013年末時点)から14年前の出来事で、今となっては前世紀は20世紀末のほろ苦い思い出の一コマですよね。



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