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ベンチャー企業の経営管理 平成11年3月24日に開催された東京総研株式会社主催「第20回 未公開株式研究会 テーマ:ベンチャー企業の経理の仕組み・作り方」 の講演録です。 T-5 管理体制破綻の結果 ということがわかって経営する人がどれだけいますか、それだけわかっていてやっている経理部長っているでしょうかと、そういう話です。しかも、パソコンベンチャーに限らずベンチャーは、利益が出れば50%以上の法人税を払います。嘘だ、49.98でしょうとか、それが減税で下がったんでしょうと思われるかもしれませんが、ベンチャー企業の場合はほとんどがオーナー企業ですので、1500万以上の利益を上げると留保金課税というのがかかってきますから、実行税率50%超えてしまいます。まして開発型のベンチャーですと、利益出す前に欠損抱えて出てくるわけですから、そんな資本の薄い状態で、経営管理が不十分で、評価損やら不良在庫を抱えたらどうなるか。帳簿の上はともかく、実質的にはあっという間に債務超過に陥ります。その時にどうするか。アキアのように資本参加を受ける。あるいは買収される、倒産するというような感じで、結果はもう悲惨ということになるわけです。 「ベンチャーの経営管理」目次へ ベンチャー支援メニューへ |