栄養を壊さない逃がさない・ステンレス多層鍋を使いこなせ!・健康調理法-1999年

Last up dated:`05/10/4:画像を撮って若干の記事と共に何年ぶりかの更新

この画像は1970年代後期のレナウェアフルセットのミニチュアです。

 このページはステンレス多層鍋の営業的おススメではありません。しか〜し、自分も20年近くもの長い間使っていて、やっぱり良いので、ちょっと持ち物自慢も含めて、この価値が解る人には使って貰いたいなあ、この良さを分かち合いたいなあと思い当ページを書きました。また、持っているけれどあまり使っていないという方も、その良さの再確認のためのご参考にして頂ければ嬉しいです。

 ステンレスの多層鍋は、必要以上の火力を使わないし、余分な水を使わないので、材料の中の栄養素を壊さずに、また茹でこぼしたりせずに、最大限の栄養を取り入れることが出来ます。そういう料理は本当に美味しい。素のままの野菜ってこんなに美味しかったのかと誰もがビックリします。また、煮炊きだけでなく、焼き物もとっても美味しくできるし、蒸し器やオーブンにもなる多彩な使い方の出来るものです。
 このステンレス多層鍋は、昔、近代合理主義物質文明に飲み込まれる前の日本で使っていた土鍋を炭や薪で熾した火で行う料理法に通じるものがあるのではないかと思います。それは必要以上の火力を使って、栄養素を壊しながら、あとから足した味で調整するような料理法ではなくて、生きて気が入っている素材をそのまま活かしながら料理する世界各地のネイティブ達が行っている自然と共に生きる料理法により近いのです。その様なことから、相変わらずの現代日本家庭の料理法の主流、その水と火を沢山使うに疑問を感じる方々には、こういうものの方が良いものではないかと思います。

 土壌の力が無くなった農地で、薬をたっぷり使いながら、そして旬を外れたハウス栽培によって出来た作物に栄養素が少ないは当たり前です。それを強い火でグラグラ煮立て、ゆで汁を捨ててしまう料理法では、腹を充たすだけのために残りカスを食べていると言われても仕方がありません。味もそっけもなくなったようなものだから、そこへ化学調味料なんてものを足して味をごまかす。こんな愛も誠意も智慧もない料理法で良い子供が育つ理由がないのはあきらかでしょう。
 そのような状況の中でも、この手の多層鍋は大分普及しましたが、中には本来の使い方をしていない人も多く、また持っている潜在能力を発揮していないように見受けられることもあります。


☆ステンレス多層鍋に共通する特長

・水が少なくて調理できる:野菜が持っている本来の水分を利用。その為に栄養がお湯に逃げ出したり、その逃げ出した栄養をシンクに捨てることが少なく済む。だからビックリするくらい美味しい
・ゴトゴトと強火で長時間煮立てないので、素材の形を崩さない
・熱効率が良く、強い火力を使わないので、ビタミンなどの栄養素を必要以上に壊さない
・同様の理由から、ガス代などが非常に経済的である。CO2 削減に貢献
・18-8ステンレスはアルミのように体に悪いものが溶け出さないので安全性が高い
・18-8ステンレスを使用しているので錆びにくいことと洗い物時の手入れが楽(焦げも取りやすい)な為、日々の使用においてのメンテナンスを楽にする
・茹でる煮るだけでなく、この鍋で肉を焼くと、とても美味しい。油なしの調理法
・蒸し器や、オーブン(ダッチオーブン)、天麩羅鍋(カラッと綺麗に揚がる)など多彩に使える
・丈夫で長持ち。地震が来たときなどはヘルメット代わりに頭に被れる

 などなど、切りがないくらい良いところがあります。美味しい上に非常に健康に貢献する調理方法であることがご理解いただけるでしょう。デメリットはあまりありませんが、価格が高めなことかな。でも、それは最初だけで、この調理法だとガス代も安くなるし水道代も節約になるので、長期間使うことを考えれば逆に安いと思うのですが・・・それに美味しさと健康には代えられません。


 因みに書いているわたくしめは、大学の1年の時(1978年)と、卒業した年(1983年)に1年間の都合2年間、レナウェアのディーラーとしてレナウェアセットを販売させていただきました。その時の経験は今のわたくしの大きな糧となっております。チタン製の中華フライパンのページを書いた勢いで、このレナウェアのページも作ってしまいました。念のために書かせて頂きますが、レナウェアは他社製品にありがちなマルチ商法ではありませんでした。それだから品物が良かったのに日本では販売が伸びずに支社が撤退してしまったのかも知れません。日本で売れるものって必ずしも本当に良いものとは限らないんですよね。

 そんな今では日本で売っていない(海外では販売していますが)、しかし私のとても気に入っているレナウェアを例に、ステンレス多層鍋の驚くような健康調理法とその多彩な機能、経済性について書いてみました。(`99/10現時点では、調理法はポイントになる例しか書いて有りません。そのうち少しづつ足そうと思っています)

 私が持っているのはレナウェアというアメリカのメーカのものです。他のメーカのものもいろいろ見ましたが、自分ではレナウェアが一番気に入っています(なにしろ、同じ形で40年間近く作っているのでそれだけ完成されていると言えましょう)。これらレナウェアに関することは、同様のステンレス多層鍋を使っている人にも通じるところがあるでしょうから、再認識のためにご参考になれば嬉しいです。ただし、値段の張る同様のステンレス多層鍋でも安っぽい造りのものも有りますので、これから購入される方は、良く比べてからの方が良いと思います。もちろん、品質の良い製品も増えており、デパートなどではセットでなく単品でも買えますから、価値を認める人は是非購入されると良いと思います。

また、対象は以下の人です。

・美味しいものを食べたい人、子供や家族の健康をチャンと管理している人
・嫁入り用にレナウエア・ステンレス多層鍋を買ってもらい、その正確な利用法を伝授して貰っていないに人
・奥さんにステンレス多層鍋を置いて出て行かれてしまったお父さん
・もしくはその可能性が将来あることを予想される人
---そういう人は今から練習して置いた方がよいかも知れません。自分の身の回りの世話が出来ないおじさんほど哀しいものは無いですものねコンビニの食いモンなんて、体に悪いものだらけだから止めた方がいいです)。でも、ステンレス多層鍋を使いこなしているおじさんってなんだか素敵だなあ???
・ステンレス多層鍋を普通の鍋と同じように使っている人

 そんな良いものを折角持っているのに、その潜在能力の高いステンレス多層鍋を、

・普通の鍋と同じように使っている人はいませんか?
・まだ、火が強すぎはしませんか?
・それは鍋以外にも使えるんですよ。知りませんでしたか?

 それでは、もったいないです。良いものなのだから持っている人は正確に目一杯使いこなしましょうね。

 さて、この頁はステンレス多層構造の多層鍋をフィーチャーして書いてありますので良いことばかり書いてあるように見受けられるでしょう。でも良い道具は使い方を間違わなければ期待に応えてくれます。でも、基本的な勘違いをしていての使用ではタダの高い買い物になってしまうでしょう。それに、ネットワークビジネスやマルチなどで販売マージンが必要以上に乗っていて現在のプロダクトコストから考えても高い場合もあるでしょうから、同じステンレスの多層構造鍋でもよく調べて購入した方がよいと思います。また本人の意図とは関わらず購入した場合には、その性能を活かしきることが無いので単なる高い鍋に終わってしまうかも知れません。

 ステンレス鍋は日常の家庭生活で使用する上に於いて非常に便利だと思います。でも万能ではありません。それぞれに特化したものの方が更に使い易かったり美味しく出来ることもあるでしょう。その意味では、非常に高度にバランスがとれた日々使用する家庭用の良い道具というのが正当な評価ではないでしょうか。

 例えばプロの料理人は鍋はあくまでも商売の為の道具ということですから、プロの腕と火力の強いコンロと専門の道具で大量の料理を素早く美味しく数多く作ります。ですから鍋やフライパンはあくまでも消耗品ですね。そう言う意味では、まるきり道具を見る観点や求める使いやすさは異なります。煮込み料理もグラグラと大量に大きな鍋で一度に作る方が美味しく出来たりしますが、家庭ではその様なわけにはいきません。逆に素材の良さを逃がさないように、また素材に熱が必要以上に回りすぎないように鍋全体に熱が回る必用があります。弱めの火でビタミンなどの栄養素や旨さを壊さないようにして行うか、強い火で短時間に処理してしまうかという違いにもなるでしょう。
 家庭用のレンジの弱い火だとダラダラと長い時間火に掛けすぎてしまいがちです。つまりアルミのような放熱製の良い(だから車のエンジンにも使われている訳です)鍋を家庭の熱源で処理しようとしたら、下は熱が通っても上から熱が逃げがちでしょう。それだったらステンレス多層構造、鉄鋳物、土鍋などの蓄熱性の良い鍋を使用して、蓋の方からも熱が回る様な造りのものであれば、明らかに出来上がりが違います。

 ということで、道具というのは使う立場で、良さの基準が違いますので他人が言う良さは、その人の立場や意図をふまえた上で聞くのが大事でしょう。えっ!わたくし?わたくしめは自炊生活20年位になる自営業者です。いえ別に女性に縁がないわけではないのですが、、、選ぶ選ばれる選ばれない...なんちって、、、現在に至っております。それで、毎日というわけでは無いですが、自分で食事を作ったり客人に料理を出したりすることも良くあります。でも、手の込んだものは出来ません。あまり手を掛けないでも作れるものしか時間的余裕がないのです。朝起きて、掃除洗濯布団干しをして仕事をして食事を作ってのルーチンの中では凝ったことをする余裕は無いでしょう。おまけにこの間までちょこっと畑もやっていて多少の自給気分を味わっていました。今は、近所の人達がくれるものが偶にあるので、畑は借りているものの余裕がないのでお休み中です。そんな感じなので、どちらかというと主婦の方々の観点に近いかも知れません。家の掃除も仕事のお客さんが来られるので、床拭きやトイレの拭き掃除も時々ですが綺麗にやっています。結局、自分のやったことは自分で片付かなければならないと言う自立精神において台所もやっていますので、調理しながらも片づけをしていくという段取りでないとなりません。プロの料理人は兎も角として、男共は台所に立って偉そうなことをのたまわって料理するのは良いのですが、片づけがキッチリと出来なければ只のマザコン野郎です。そう言う方々のご高説は参考にさせて頂きますが、後始末の出来ない人間の大抵は仕事も同様、他人のお膳立ての上に乗って仕事しているだけなのでわたしが付き合う男としては評価の対象にはなりません(歯車人間なのに自分が独りで仕事をしていると勘違いしている奴ね)し、そんな奴に道具の善し悪しを言われても後片付けのし易さという視点が抜けているので部分的にしか参考にはならないですものね。あと、祖父が鰹節や煮干し昆布などを扱う出汁屋をやっていたので、化学調味料や添加物の入った料理は身体も嫌がります。ですから作られた味なのか、素材を活かした味なのかは身体の反応が素直に出ます。ジャンクフードやタバコもやらないのでわりと素直な舌なのではないでしょうか。高級な複雑な味は良く解りませんが、自分にとって旨い不味いはハッキリしています。そしてわたしが旨いと思うのものは多くの人が美味しいと思ってくれるみたいですから、強ちとんでも無い間違いは書いていないと思います。
 こんな頁を書いているのは、自分が中高校生だったころからこんなものを食べていると体悪くするよとか頭悪くなるよと云われていたものが蔓延って、現在のような世の中の状況になっているからです。食べ物は大事です。毒になるものばかり食べていた人の子供達がその被害をもろに受けています。そしてそういう人達が周りに多ければ、わたし自身もまた周りの人間もみんな心から幸せになれないから、ささやかな体験しかないけれど、少しでも気づいた人達のお役に立てればという意図と、あとは能書きコキということ、そして道具好きなので色々試してみるのが好きで、良いものは人に言いたい質ということがあるので書いてしまいました。その勢いで別頁に料理を美味しくする調理器具、不味くする調理機器具という内容のものもありますので其方も併せてご覧いたければ幸いです。


☆鍋でご飯を炊く男

 此のセットの右側は全部レナウェアセットのミニチュア(良くできているでしょう)です。ビデオカメラで撮ったので美しい画像ではありませんが、それでも、これから続くこのレナウェアの使用法の説明に関して要旨はご理解いただけるかと存じます。

 じつはわたくし、フルセットは、この写真の左側に写っているミニチュア(右上は携帯電話が比較用に置いてあるのですが)しか持っていないのです。実用レナウエアは左側の2QT(リットル)が二つ、0.9QT(リットル)のミルクパンが一つだけです。2QTは親のところからフルセットの中の一つを奪ってきて、2QTと0.9QTは一つづつ買い足しました。それでも独り者はこれで十分。2QTと0.9QT一つづつは20数年、2QTひとつは15年以上使っているでしょうか。主婦ほどではありませんが結構使っているのにも関わらず、レナウェアは綺麗です(※後年、実家から電気フライパンとロースターカバーを貰ってきて数が増えた)。

 お陰様で未だに独身です。どこか悪いのかって? そうですね、性格と甲斐性にいまひとつのところが・・・

 さて、此のミルクパンですが、1合から2合のご飯を炊くのに最適。シャリが立ってとても美味しく炊けます。炊飯器なんか目じゃありません。わたくし、鍋でご飯を炊く男として有名です。


☆万能調理器具レナウェア:鍋と呼ばないで!

セットです。

 これで、鍋、ご飯釜、蒸し器、フライパン、ロースター(オーブン)、パン焼き器(ケーキも)、キャセロール、天麩羅鍋(油はヒタヒタで少な目。カラッと揚がる)など全部カバーしてしまう。みんな綺麗に、そして美味しくできます。ですから、鍋と呼ばないで欲しいという意味がご理解頂けると思います(当ページは分かり易い理解のためにところどころ“鍋”というように書いていますが、多くの人が“レナ”と呼んでいる、はず?)。

 でも、中華など炒めものに関しては、中華鍋を使った方が全然いいです。なぜなら、レナウェアは中火以下の弱めの火が基本(強すぎると取っ手を焼いたり痛めるだけ損)だし、中華鍋のように底が丸くなっていないので、強火でガンガンとひっくり返しながら炒めるのは不得意です。勿論、炒めるのは十分出来ますので、カレーを作る場合などを例にすれば、最初に玉ねぎを炒めてルウを作るときには、そのままレナウェアでやると良いでしょう。

 最近解ったのですが、炒めものはチタンのフライパンがよいです。私も使っていますが、軽いし、材料への熱の通りも良いし、弱めの火で出来るのです。別ページにも書いた発色加工されたフライパンはナゼか更に美味しく出来るようです。チタンフライパンは鉄のフライパンの半分近い重さなので、腕力のない人が片手フライパンを使うには最適だと思います。また、金属イオンが溶け出さないし、鍋が殆ど酸化もしないので、そのまま作ったものを入れて置いても平気です。


☆高い収納性

使わないときには、台所の下に、こんな感じで仕舞っておけます。

それは、このように蓋を中に入れてしまうからです。

 そして重ねたときにもガッチリと安定性があります。


☆鍋としての数

鍋として使う場合にはこんな展開になります。

 この、底が平たい蓋は、実は鍋にもなります。これ以外にキャセロールもありますから、6つくらいを入れ物として考えても良いかも知れません。


☆蓋が鍋に

そうです。ロースターカバーに蓋をすると、此の写真の一番左のような鍋になります。上の写真では平たい蓋に見えたものが、この左の鍋です。


☆大容量

右中段のロースターに蓋をすれば大鍋に。カレーやシチュウ、おでんなどがたっぷり。ご飯も沢山炊けました。たしか一升ぐらいだったと思いますが、なにせ20年近く前にやったきりなので・・・炊きおこわが綺麗に出来ました。

 鍋としてに容量は忘れたので後日アナウンス(母親に聞いてみます)。でも、此の下のサイズが3QT(リットル)なので4リットルはあるでしょう。


☆多彩なフォーメーション

手前はフライパンに蓋をした状態。これは便利。鍋にもフライパンにも。そして天麩羅鍋にもなる。蓋の取っ手は回るようになっていて、回すと空気流通の穴(ベント)が開きます。肉を焼くときも蓋をして焼き、天麩羅の時も蓋をして揚げます。すると、油が飛び散らなくて良いのです。もちろん、天麩羅の時は水分の雫を拭くことが必要になりますが。また、肉は此の焼き方だと、ワンランク以上の肉の味になってとても美味しいです。。

 また、このフライパンは大勢で湯豆腐などにも良いですね。レナウェアは綺麗なので、そのまま食卓に出してもいい感じでしょう。


☆焼く

・肉を焼く前に蓋をして、フライパンを空炊きします。水を垂らすと、玉になって弾くくらいが適温です

・蓋を取って、そこに肉を入れて蓋をします。油は一切敷きません。蓋をして焼くから、肉の油だけで十分なのです。こんがりキツネ色に焼けたら、最初くっ付いていた肉も綺麗に剥がれます。そうしたら裏側も焼いて出来上がり

 豚肉、手羽先などビックリするくらい美味しく焼けます。豚肉、手羽先などは、持っている油が沢山滲み出てきます。それなのに、普段は油を使って焼いていたりするのですね。手羽先は塩胡椒しておいたものを焼くだけですから、急なお客さんの時にもビールのつまみにサッと出すのにも楽です。でも、この調理法で脂身のない肉を焼くには、少しの油を敷くことが必要です。

※肉を焼く件は、過去の記憶に依って書いたのですが、とんでも無いことが解りました。現在では肉の質が変わっているんですね。このページを書いてから暫く後に、豚肉を何回か焼く機会がありました(自分では肉を買って家でわざわざ食べないので知らなかったんです)。上記のように昔の通りレナウェアで豚肉を焼くと、肉汁ばかり出て、ちっともこんがり焼けないのです。
 そんなことが重なって、おかしいなあと思っていたところ、他ページに書いた、件のチタン調理器具を作っている新潟の(株)ホリエに遊び行ったときにも同様に、燕市内で買った豚肉と、レナウェアを持っていって、ホリエの社長に食事を作って見せたら、やはり豚肉が汁ばかり出てキツネ色に焦げないのです。おかしいなあ、こんなことばかりですよ、昔はチャンとこんがり美味しく焼けたのに・・・と社長に言うと、「最近のは水豚だからな。」と一言。
 そうだったんですね。わたしのやり方がおかしいのではなくて、豚の育て方が一段と商業主義になって質が落ちていたんです。ガッカリ、そしてビックリ。こんなのフライパンで油を使って料理している人には解らないよなあ。あんたら、ホルモン漬け、薬漬けのとんでも無いものを食わされているんですぜ。ああ、恐ろしい!!!
 その様なわけで、豚肉が上手に焼けなかったら、ステンレス多層ナベが悪いのではなく、買った肉が水増し肉だということです。


☆茹でる

`05/10/1追記:
 遅まきながら(6年も経ってしまって...)細火の画像をアップします(ガス台が綺麗じゃなくてスミマセン...)。
 さて、小さいレナではご飯を二合炊いている最中で火は消えない程度の最弱(もっと弱く微かな火でも平気)。大きいレナは本来蒸し器に使用する時の蓋になるタイプのものなので、左右の取っ手が逆さまに付いています。本体も本来は蓋なので若干薄目の造り(とは言ってもアムウェイ位の厚さはあります)。それでも、カレーの煮込みには画像の様な極弱火でも中がグツグツと沸き立っています。それも口の近くまでタップリ入って居るのにもかかわらずです。因みに大きいレナの容量は3.8リットル、小さい方は先に書いた様に0.9リットルです。大きい方は母親が使っていないので貰って来ました。
 ええ〜、それでもってこのページの後日談みたいなことですが、鍋でご飯を炊く男もつい先日、ついに独身生活に終止符を打ち相方と暮らすことになりました(奇跡や!)。
 30歳代半ばの蕎麦屋の娘です。其のオトッツァンが畑が好きで菜園をやっている為、お店の野菜類を半分位は自前の無農薬のものを使っているし、出汁も枯れ節から毎朝採っているという割と流行っている小さい蕎麦屋なんですけど。最初はそんな内容に気を使っているなんて知らないで居て、お店は午後の休みがないので遅くても食べられるし、美味しいし、自分の身体に合わない化学調味料とか変なものを使っていない(食べた後に口に残らないので...)と思われるので偶に食べに行っていたんですね。
 で、後になって聞いたらそういう姿勢のお店だったという顛末。自分は食べ物飲み物について詳しい分析は出来ないので、自分にとって美味しいか美味しくないか(何か変なものが入っていないか)という二元的な処理しかできないけれど、身体はちゃんと解って居るみたいです。
 何で、そんなことを書くかというと、そういうご両親に育てられた娘(調理師免許も持っている)が家に来て、この大して凝ったことの出来ない素朴な料理が旨いと言うわけです。まあ、昔からお客さん達は確かに美味しいとは言ってくれていましたが、ただの自炊生活者の料理だったわけですから適当な調理で隠し味なんてものもありません。ただ、塩や醤油などは、まともな製造法のお値段がちょっとお高めのものを使っていましたけど。あとは水は電子水とか、最近になってディレカという活水器を入れて家中の水道から甘くて美味しい水が出る様になりました(フィルターなどの交換部品無し。機械を設置するだけで何十年もつかえるもの。電気などの動力も使わないで此だけ質が変わる物は画期的です。また、流しやお風呂やトイレの汚れが少なくなったりしましたし、洗濯も此の水道水と塩だけで汚れが十分に落ちます。でも、洗剤は生態系を壊さないものを少し使っていますけど...)。それ以外は普通の家と同じですし、自分では料理の腕が良いとはとても思えません。
 なので、料理が美味しいと言われる要因として、やっぱり道具の力が大きいと思います。レナウェアは上記の画像の様に極弱火で調理できますから、栄養を壊さず素材を活かすことが出来るんだと思います。
 だから美味しいのでしょう。また、鋳物の鉄鍋(ダッチオーブン)同様の調理法が出来ます。ただ、鉄鋳物の製品はステンレスとは違い錆びやすいのと温度の急激な変化に弱いのが弱点です。でも、逆に蓋を焼いて使うオーブン的な料理では独壇場でしょう。目玉焼きでさえ出来上がりが全然違います。此の鉄鍋のことについては、別途くわしく書いたページ“料理を美味しくする調理器具、不味くする調理器具の鉄鍋の項”も併せてご覧下さい。

 因みに、レナウェアでいう火の加減は、一般の奥様方のいうレベルより、もう一段低めと考えて下さい。細火というのは、消えない限り細くしたものを指します。

 レナウェアの、中火というと、火の先端が底に届くくらい。細火とは、ガスレンジで出来る火が消えない程度の最小限の火まで落とした状態。この細火は、安いガスレンジだとうまく調節できなくて強すぎてしまいます。その場合は、仕方がないから蒸発分を見込んで多めの水を入れることで対処します。

 そうです。強火は使わないのです。必要ありませんし、小さい鍋で強い火を使うと、火が取っ手の方まで回ってしまい取っ手を痛めてしまうからです。本体はライフタイムギャランティですが、取っ手にギャランティは付いていません。

 そうですね、細火について再度書くと、茹でものの時に底の方の少しの水だけで茹でるのですが、その水が蒸発してなくなってしまうようだと、まだ火が強い証拠です。でも、大きい鍋に材料を沢山入れて調理するときはケースバイケース。少しだけ強めにします。

 煮物も水分が蒸発しない分、水分を少な目にして味付けも抑え目にする必要があります。そして、強い火でゴトゴトと沸騰させないから、煮物が煮崩れせずに綺麗に出来ます。カレーのジャガイモやニンジンも綺麗に形が残るというわけですね。

 こんな調理法だから、野菜が凄く美味しいです。中の栄養が逃げ出さないと、こんなに味が違うのかとビックリします。

例:ほうれん草を茹でる
・ほうれん草を洗って、レナウェアに入れる
・中火で噴いたら、細火で少しの時間そのままに
・鍋を蛇口に持っていって、ほうれん草をそのまま水に晒す

 水を切って出来上がり。シャキッと緑の綺麗なほうれん草が茹で上がります。最初にほうれん草の水を切ってしまった場合には、少し底の方に水を入れて下さい。ほうれん草の葉の間に水分が沢山残っているときは、水を足さなくても茹でられます。また、ほうれん草のマグネシュウム(でしたっけ?)分は最後に水に晒すことで抜いてしまうということになります。

 枝豆なんかも同様です。買ってきたものを鍋に開けて、サッと洗う。少しの水だけ残して火に掛ける。中火で沸騰してから1〜2分でシャキッと歯ごたえのある美味しい枝豆が茹だります。色が綺麗。其処で水分が残っていたら切って、あとは全部手作りでやっている純国産の良いお塩を掛けてかき回す。レナウェアの蓋(逆立ちしても安定がよい)をお皿代わりにそのまま出す。ハヤイ早い!!!オイシイ美味しい!!! 

 これから考えても、お湯を沸かす時間が入っていないので、如何にガス代が節約になるか解ることと思います。それに使うのは中火とトロ火ですから、私が販売していた当時の説明でも、ガス代が1/3から2/1位になると説明していました。

例:男でも(いや、コンビニママかな?)できる簡単ホットポテトサラダ

・ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを適宜切って鍋に入れる。適宜というのは、茹で上がったときにどれも丁度良く茹で上がるような大きさにというつもりです
・その上に卵を洗って適宜入れる
・水は底の方に少しだけ
・中火で加熱する。このポテトサラダの場合、多分材料は目一杯入れているでしょうから、中火で水蒸気が噴いてきても暫くそのままにし、材料全体に熱が回るようにする。水が蒸発しないうちに、細火に落とす
・細火で適宜茹でる。何分茹でるかは好みで
・茹で上がったら、卵の殻を剥いて具の上に載せ、フォーク等で細かくしてしまう
・塩とマヨネーズを掛け、かき混ぜる

 以上で出来上がり。スッゴク美味しいです。温かくても冷めても美味しいのですが、冷めると味が薄めに感じるので、多めに作るときは冷めた時を見越して、塩を多めに入れておくと良いかも知れません。このやり方で作ると子供たちも、ニンジンてこんなに甘かったの、とビックリして良く食べます。


☆ご飯を炊く
・ご飯は、鍋に入れたら、水は箸一本分ぐらいお米より上に入れる。水は少な目ということです
・中火で沸騰したら、蓋を二、三回廻す。クルクルと良く回りますが、これは蓋と本体の間に水の膜を全部行き渡らせるためです。そうすると、蓋がピッタリと吸い付きます
・ごく細火で12〜15分。5分くらい蒸らして出来上がり

 安いお米でも一段上のお米に変身します。

☆玄米を炊く

・玄米は2時間以上水に浸け、カップ2に対して水3の割合で入れます
・中火で沸騰してから、ごく細火で40〜45分くらいです
・炊きあがってから、蒸らす前に蓋を開けて軽くかき混ぜ水分を飛ばします。それから蓋をして蒸らして下さい

 圧力釜とはまた違った、さっぱりとした玄米ご飯が炊きあがります。日本では昔は圧力釜がなかったでしょうから、こんな味の玄米を食べていたのでしょうね。


☆キャセロールで湯煎

 これらはキャセロール(インセットサーバ)の組み合わせ例。キャセロールは2QTと同じ大きさなので、蓋は共有です(1.5QTも同じ)。そしてキャセロールは3QTに丁度収まるように作られています。つまり、3QTに氷水を入れておけば、冷やしながらホイップするもの生クリーム等にも良いです。また逆にお湯を入れたり、弱火に掛けながら湯煎するもの、スポンジケーキ作りなどにも最適だ。直火だと焦げ付いてしまうから、間にお湯を通すことによって、じんわりと熱するもの用というわけです。そしてキャセロールには蓋もできます。

3QTにキャセロールを入れました。

そして、蓋をするとこんな感じです。


☆蒸す

さてそのキャセロールですが、ロースターにスティーマプレートを置いて、その上にキャセロールを乗せて蒸すものを入れ、カバーをすれば蒸し器になります。また、此の方法で茶碗蒸しを作るには上下二段で都合10個くらい(器によってはそれ以上)の数が同時に作れるのです。

 此のスティーマプレートは大フライパンにも同じようにセットできるからシュウマイなどの小さいものはこちらで蒸すと良いですね。また、少ないものは深めの瀬戸物の器に入れて、2QTの底に水を張り、直接そこに器を入れるのでも良いでしょう。私は横着なのでこれでやっています。でも、コポコポとちょっと五月蝿いですけれど。

 それから、サツマイモなどは鍋の底に少し水を張って其処に入れ、そのまま蒸かしてしまいます。勿論、プレートを使えば尚良いでしょうが、これでも全然問題なく美味しくできます。


☆ローストする

これはロースター(ダッチオーブン)なので、スティーマプレートを使わずに、ロースターカバーをすれば、当然、鶏の丸焼きなども上手に出来ます。蓋をしたまま空炊きをして鍋全体を温め、そこへバターかマーガリンを塗った鶏を入れます(串とか糸で羽と足を固定しておくと良い)。全面をよく焦がしたら、塩胡椒で味付けをした後、蓋のベント(空気穴)を閉めて、火は細火で30〜40分じっくり焼きます。途中、何度か返して全体によく火が通るようにして下さい。

これは、1.5QTまたは2QTを蓋代わりに、3QTに被せた、ミニロースター。使用法は上記のロースターと同じです。


☆ただ者ではない蓋

蓋は此の写真の右側にあるように、仰向けに置いても取っ手が四角なので、蓋が転がってキッチンの下に転がり落ちることがないのです。また、鍋の中の水が足りなくなったときは、コップ代わりに水を汲んで足すのに使えるし、取っ手がしっかりして安定性が高いので、洗った材料などを、ちょっと入れておくのにも使ます。これは便利!

蓋の断面図はこんな感じです。鍋にはまるところがくびれているので、熱が外に漏れ難いようになっています。また茹でものなどは、最初は中火で沸騰させた後に、極細の弱火に落とすのですが、すると、内圧が下がるので蓋を吸い付けて中が半真空状態になります。レナウエアでは、当時これをセミバキュームクッキングと言っていました。レナウェアはこの蓋があるから、極細火で調理ができるのです。

 その状態で火を落とすと、蓋がくっ付いてしまい手で引っ張ったくらいでは取れなくなってしまいます。そのくらい工作精度も良いのですね。勿論、蓋を取りたいときは、少し火に掛けてあげれば直ぐに外れます。


☆重構造

 レナウェアの本体は、5重構造になっていて、18-8ステンレスとアルミの層が交互に入った手の込んだものです。私のは以前のタイプで18-8ステンレスとカーボンスティールの3重構造のものです。昔は電磁調理器という火を使わないレンジが有って、それは磁力が効くものでなければ調理できなかったのでカーボンスティールが入っていたのでしょう。現在では電磁調理器は有害電磁波が酷いが解ったので使わなくなったものと思われます(※この件は近年になって全く様相が変わってしまいましたね。IHが可成り普及しました。なんで強烈な電磁波を発信していることを皆頬被りしているんだろう???ちょっとの手抜きの為にどれだけの犠牲を強いられるのか解らんのかなあ...その上、火を扱えないロボットの様な脳無し人間が増殖するだけでしょ)。

 それから、本体の縁ですが、斜め上に反り上がっているのが、上の断面図でも良く解るかと思います。この縁の角度と薄さにより、鍋を持って器に注いだときの、水切れが非常によいのです。垂れて本体に回ってしまうことが少ない設計になっています。シチュウなどは切れが悪いので、やり方をさっとやらないと多少垂れやすいですが、液状のさらさらしたものはサッと切れます。勿論、縁の加工は丸く綺麗にエッジが処理してありますので安心です。

 先程の蓋の構造と、本体のこの重構造があるから、中火と極細火で調理が出来るのです。わたしはステンレス多層鍋の中でもレナウエアは特に細火で調理できるではないかと思っています。というのも、レナウェアは50年前の1945年にはステンレス製の鍋を売り始めた老舗で、1952年にはレナウェアの特許デザインに対して合衆国特許局が受理した歴史があります。そのようなことで他メーカではあまり見られなかった形です(現在は解りません)。そして、ここに載っている製品は1961年当時と同じデザインのもの。それが未だに作られているわけです。これは既存ユーザにとっては誠に有り難いことで、取っ手などの保守部品が同じものですから、ずうっと手に入るということなのです。


☆重ねて保温

此の写真は、2バーナーのガスレンジの上で保温をするの図です。出来上がった料理、例えば味噌汁やカレー等が入った鍋を、ロースターや蒸し器として火に掛けている鍋の上に置いて保温をできます。安定しているので危なくないし、また、その保温性は十分高いです。

 レナウエアは、使う火も水も少なく、このようにも使えるので非常に経済的なのですよ。ガスは本当に少なく済みますね。

 しかし、レナウェアはよく考えてあるよなあ。


☆手入れ

 そうそう、手入れのことを書くのを忘れていましたね。普段は洗剤を付けたスポンジで洗っているだけなので、手入れにことを書くのが思い浮かばなかったのです。

・取っ手は全部ネジ式になっているので、簡単に外れます。特に上蓋は取っ手は、捻ればクルクルと回って蓋から取れますし、本体の方はマイナスのドライバーで取れますので、それぞれ隅々まで綺麗に掃除が出来ます

・普段は、洗剤と軟らかいスポンジで十分綺麗になります。肉を焼いたときも、焼き終わった後に水をさせば焦げは剥がれて浮いてきます

・外側のピカピカと綺麗な部分に煮汁などが火で焼けて固着した場合:クリームクレンザーなどの粒子の細かいもので洗って下さい。元通りピカピカになります。金ダワシなんて飛んでもありません。使っても機能に変わりはありませんが、見た目が台無しになりますので、わざわざ夫婦喧嘩のストレスをそんなところに発散しなくても良いと思います。そんなことではレナウェアを見る度に後悔することになるかも知れません

・焦がした場合:肉を焼いたときや、茹でものをしていて、ついうっかり忘れて長時間焦がした場合には、熱いうちに水をサッと入れて下さい。それで大体浮いて取れますが、それでも取れないときは、クレンザーの粗い物で洗えばOKです

・ご飯を焦がした場合:大体ご飯を焦がすのは、火がまだ強すぎる証拠です。極細を守っていれば、10分やそこら忘れていても、焦げないし、焦げても昔食べた美味しいお焦げが出来るくらいです。ただ、近所の奥さんと立ち話をしたりして、何十分も放ったらかしておけば、流石にガチガチに焦げます。さあ、その時は気合いを入れて綺麗にしましょう。先ず、食べられる部分があればご飯を取り出してしまって、残ったものは固いヘラか何かで掻き出します。それから、金ダワシでゴシゴシです。酷いときはお酢に浸けておくのも良いですね。それから、やおら腕捲りをして、さあ日頃子育てで鍛えた腕力の発揮のしどころです。でも、結構力が要る場合もあるので、たまには旦那にも奉仕させてやるのがいいでしょう。根気よくやれば、必ず綺麗になります。せっかちに金属のヘラなど使うと傷が付いたりするのでコシコシと気長に擦って下さい。そうすると、次回は気を付けるぞと、注意深くなるプログラムを意識下にコーディングすることにもなりますから、鍋を磨くときは自分を磨くという心持ちで行うと良いかも知れませんね

・新品は鍋の中が、製造過程でついた同心円上の細かい溝があります。これは焦がして擦ったりしているうちに無くなります。そうしたら、焦がしてもこびりつかなくなり、益々使いやすくなります。道具というものは使い込むことによって、一段と使いやすくなるのですね。それが本物の道具です。使い込むとどんどんボロボロになるものは、本物とは言いがたいものでしょう。そんなもの使っていると人間も安くなりますぜ、とついつい言ってしまいたくなります

・レナウエアの電気の3QTやフライパンは、防水になっていますので、丸ごと水に浸けて洗っても平気です。この電気のものも使いやすく、また重構造の中はカーボンスティールやアルミの代わりに油が入っています。それで、ものすごく保温性が良いのです。熱くなっていたら、電気を切っていても肉位は十分に焼けるくらい温度が落ちません


☆保守

 レナウェアは日本支社が撤退後、神戸の会社が最近まで輸入していたみたいですが、今は輸入していないそうです。ただ、取っ手などパーツのアフターケアだけはして頂いているとのこと、素晴らしいことです。当サイトに連絡先を載せる許可をお願いしているのですが、まだ許可を頂いていないので、連絡先が必要な方はメイルを頂ければ連絡先をお教えします。出来るなら今のうちに取っ手や電気鍋用のサーモプラグなど手に入れておいた方がよいと思います。本体はライフライムギャランティ付きなので、アメリカのレナウェア本社に連絡すれば保証すると思うのですが、少しハードに扱っても、通常の家庭内の調理で使っている限り壊れて使えなくなるようなことは無いはずです。取り合えずこの二十数年間は私の周りではトラブルは皆無です。

追記(2001/5/4):レナウェアの保守部品の入手について何人かの方からお問い合わせを頂きました。皆様無事レナウェアをリペアされたことと存じます。その後、レナウェアについてのお問い合わせを頂いたので、ついでに件の神戸の会社に電話をして、取り扱いの可能性について改めて確認しました。やはり残念ながらないそうです。でも、その時に電話に出ていただいた方にサイトに連絡先を載せて良いかどうか確認したところ、快く了解を頂きました。つきましては、レナウェアの保守部品を必要な方は下記の会社にお問い合わせ下さい。
 井村商事株式会社レナウェア販売(078-392-0590)は、大手デパートなどで販売しているステンレス多層鍋ビタークラフト(このブランドも歴史古いでしょう。わたくしめがレナウェアの販売に携わっていた頃にはデパートに展示されていました)の輸入元の一部門レナウェアのサポート窓口です。井村商事さんは、レナウエア日本支社が撤退した後に、レナウェアの輸入販売を行っていたのです。現在レナウェア関連では、保守部品と、一番小さいミルクパンのみを扱っているとのこと。

※先日、このサイトをご覧になった九州の方から連絡を頂いた。上記の連絡先に電話を入れたら、もう既に部品の扱いを終了しているとの事。思い出してみれば、昨年の秋に、井村商事さんから、「在庫限りで、取り扱いを終了」の旨のお手紙を頂戴していた。そういう訳で、取っ手などの部品が欲しい方は、アメリカのレナウェア本社にアクセスするしかないことになった。本体は、ライフタイムギャランティが付いているので、アメリカ本社(香港のサービスセンタもサイトから消えていた)で保証してくれるのではないだろうか。でも、取っ手には元よりギャランティは付いていないので、有償になるであろう。また、先日、アメリカのサイトを覗いたら、取っ手の形が変わっていた。取り急ぎ現状は以上である事、報告申し上げる。2003/3/2記

 此のレナのミルクパンは。0.9QTの大きさなので、ご飯を1合、2合ほど炊くのに丁度良いです。洗って置いたお米を、中火で炊き始め、沸騰して蒸気が出てきたら、極とろ火に落として12分ほど。火を止める前に一旦中火にして蒸かした後消火。そして5分間ほど蒸らせば出来上がり。炊飯ジャーより早いし、全然美味しい。1合でも同様。また、極とろ火を守っていれば、12分が、忘れて少々時間延長しても問題なしです。美味しいお焦げが出来るくらい? もっとも、1合くらいだと、お米の含水率と、入れる水の量との比率の、少しの違いで炊きあがり具合に影響がありますから慣れは必要かも知れないですね。

最近、デジカメを買ったので撮影してみた。長火鉢の上のレナウェア...ミスマッチ? レナは手入れをしていなくて粗が目立つが、ちゃんと手入れして取っ手も交換すれば(もう25年も使っているからね)ピカピカに復活する。

 まあ、この目分量というのは、、、塩梅という言い方でも良いかも知れないですが、、あらためて料理には大事かもと思ってしまいます。。。だって、マニュアル通りに、塩小さじ1杯、みりん大さじ・・・なんてやっている人の料理って、そんなに美味しくないことが多いですからね。身体が無意識に動いていくような、感覚で作る方が、その時の材料の状態と、食べる人の状態に、自然と合わせているでありましょうから、そんな感覚を育てるつもりの方が、料理だけでなく人生の綾を楽しめるし、その他多岐に亘って人生に益するものかも知れないしね。

 アメリカでのステンレス鍋の購入について、その様子が伺える楽しいエミコさんのページを見つけたので、勝手にリンクさせていただきます(その中の、怪しい鍋パーティ99.6.19というところに、ビタークラフトのことが載っています)。
 他にもステンレス多層鍋は、イタリアのラゴスティーナ(レナウェア、ビタークラフトはアメリカ製)が古くから有りますし、他にも色々あります。また、最近では日本製もかなり出ています。
 ですから、此処で書いた調理法が、これらのステンレス多層鍋全てに当てはまるかどうかは解りませんことご了承下さい。なぜなら、同じような多重多層構造であっても、全体に薄目のものも多くあります(アムウェイなども薄い部類でしょう)。薄いものは、軽くて良いのですが、それだけ熱を保つ機能が落ちるでしょうから、弱火で熱効率良く調理する能力が若干落ちるのは明白です。その場合は、水を多めにする、火を若干強めにする必要があるなどの差が出てきてもおかしくありません。それらのことを踏まえて、懐と相談しながらこれらの調理器具を揃えていくと良いと思います。

 それから、最近また火を使わない電磁式のレンジ(磁性体を使った鍋とペアで使用)が安全ということで宣伝販売をよく見かけますが、これが安全かどうかというと疑問ですよねえ。これらのものを、電磁波の測定器でサンプリングしてみると、半端でない凄い電磁波が出ていることが解ります。電磁波の全てが悪いわけではありません(光も電磁波ですし、物質を成り立たせている量子も電磁波を発信している)が、自然界にない此の強力な電磁波が人間に有害影響を及ぼさないわけはなく、周波数帯域如何に関わらず宜しくないと思われます。敏感な人だったら身体に影響を受けるのが良く解るでしょう。ともかく、ホントーに安全なのですかっという、電磁発熱式のレンジを使用しなくてはいけない場合、この電磁プレートの側に立たないことが大事です(どーやって?)。妊婦の人の使用は絶対に控えた方がよいでしょう(お腹とレンジは極接近しますものね)。


☆良いものを長く使う

 電気フライパン:レナウェアセットのフライパンと同じ大きさ。多層構造の炭素綱の代わりにオイルが入っている。その為に、非常に冷めにくいので、調理の途中で電気を切ってもOK。またその為に、少ない油でも温度が下がりにくいので卓上で天麩羅がやりやすい。水洗いもOK。
 こちらはロースターカバー:蓋は電気フライパンのもの。下部のものが本来は蓋として使用するもので、下の画像の様になる。
 でも、この蓋も薄いながら炭素綱がサンドウィッチされている。しかし薄いとは言いつつもアムウェイの製品位の厚さはある。
 この様にカバーする為のもので、本当は電気フライパンに使うものではなく、普通のフライパンと深型のレナウェアのカヴァーになる。間にスチーマープレートを入れれば(お皿でも良いけど)蒸し器に、入れなければ蓋も焼けるので鳥の丸焼きをひっくり返しながらじっくりと焼ける。
 また、ロースターカバーはフライパンにスッポリと入るので、この様にして鍋料理にも使える。
この使用方法ならシチューなどの長時間じっくり煮込む料理中に出掛けることがあっても安心。
実に良く考えられている。
 こういうシステマチックな合体ロボみたいな道具って男は好きなんだよね。(^-^;;
`05/10/4追加:此のページを作ってから何年か経った後広い所に引っ越したので、実家で使っていないものを貰ってきて使っていた。その後、作った此のページのことは忘却していたが、先日、この電気フライパンと同じものを近くの友人のリサイクル屋に行った際に発見。200円でゲット!当時でも5万円はしていた記憶があるものなのだが。
 で、同じものは持っているので、一緒にリサイクル屋に行っていた友人夫婦に此の電気フライパンをプレゼント。
リサイクル屋さんのお話しは此方へ:何時かレナウェアがリサイクル屋に出るのではないかと期待していたらやっぱり出たね。
 今回は電気フライパンだったけれど、いまにフルセットがリサイクル屋さんの店頭に出ると思うんだよなあ。。。 

 わたくしはレナウェアを今でも愛しています。男のくせに変ですか?

 それにしても、智慧と愛が込められた道具、、、こういう製品って良いですよね。こういう良いものがあることを知らなかった人が、このページを見て下さったら、またものを見る目、しっかりした価値観を持っている人の目に留まったら、ということも含めてこんなページを作ってみました。

 良いものを大事に使う。これって子供のためにも非常に大切なことですよね。子供は親の姿を見て育ちます。レナウェアを二十数年前、学生の時に販売をしていたのですが、その時によく言ったのは、お母さんが大事に使って、娘さんやお嫁さんに、このレナウェアを引き継がせてあげて下さい、ということです。よくもまあ、若造が偉そうに言ったものと思いますが、でも、自分の親も23年使っている(わたしはまだ本格的には16年くらいですが23年前から調理のデモに使っていた)レナウエアを見て、あのときの選択、それはレナウエアを親に買わせて自分も販売をやったこと、は間違いじゃなく今も誇れることだったんだということです。

 「料理を美味しくする調理器具、不味くする調理機器具」のページにも書きましたが、こういうものを使う人というのは、お金を持っている、持っていないとはリンクしないのです。何処にお金を使うかの価値観の問題だけなのです。
 だって、調理器具の値段なんてゴルフのセットや海外旅行することを考えたら十分おつりが来るくらいでしょう
(いまは???)。それで、一生使えるのですから毎日使う人にとってみれば安いものです。そういうものだから良いものが必要なのではないでしょうか。(なにか、過去に戻ってしまって営業モードですが、ご勘弁を)

 で、私が販売したときの経験によると、この手のものを使う人は、ものを見る目と、生き方、そして心持ち(素直さ)に、良いものを持っている人達ばかりでした。凄い豪華な暮らしをしていても、台所にはろくな調理器具が無い人も居ましたし、お世辞にも綺麗なアパートとは言えないところに住んでいる人でも、いい道具を大事に使っている方も居ました。わたしはこのレナウェアの販売の仕事の中で、行った先の人に犬のように扱われたこともありましたし、始めて会った人と心を通わさせて頂いた経験も沢山しました。お陰で人を表面だけで判断しない、また判断そのものをしないで何時も白紙の状態で臨むという、様々な訓練が出来ました。

 そこで思ったのは、人間、一番大事なのは素直さだなあ、ということです。それを学べたのは、自分が本物と信じたレナウェアを持って、知らない人と心底体当たりできた(勿論、押しつけがましいことはしませんでしたが)ことによると思っています。良いものと解っていても、高いものを買うには、お金の有る無し以前に、幾つもの心のハードルを超えなくてはなりません。視点や価値観を様々に変えてみて、さらには意識も変えることも必要です。そのお手伝いをさせていただいたということですね。そんな貴重な経験をさせて頂いたレナウェアですから、未だにレナウェアが大好きですし、レナウェアを使っている人達も大好きなのです。本当に素敵な人達ばかりでした。そんな方々と出会えたのは私の貴重な財産と言えるでしょう。(因みに20年くらい前は、タッパウェアがアメリカンスタイルのビジネスでかなり行き渡っていましたし、アムウェイが大分頑張り始めていましたが、嫌らしい営業の仕方をする人達がまだまだ居なかったので、良い世の中でした)

 今の世の中、短命のジャンクなものが多すぎます。このページを作っているパソコンはMACの昔のものです。うちは、MC68040とか030CPUのOS漢字talk7.5.3とか7.5.5が何台かあって、それで作っています。7年くらい前の機種から3、4年くらい前の機種で、みんな現役で活躍しています。使い勝手や出来ることは今の最新の機種と大した差はありません。尤も、使う本人にスキルがないので作れるサイトはこの程度なのですが、それはマシンのせいではないですものね。

 まあ、もっとも使い勝手をよくしたといわれる肥大化したソフトは使えないですが、シェアウエアやフリーウェアを使って、同様のことができますのでまだまだ十分現役です。旧いマシンには旧い軽いソフト。昔のソフトだって捨てたものじゃあありません。大体、最新のソフトを使いこなしている人なんて、プロだけでしょ。ワードみたいな重たいソフトが無くたって、古いQuarkXPress3.0なんてあれば、ワードよりよっぽどましなものがサクサクできます(失礼!これはプロ用のDTPソフトですから、新聞でもなんでも作れるのは当たり前でした。でも、動作が全然軽いんです)。030のノートブックはメイルマシンやFAXマシンになっていますし、デスクトップの030はそのうちBSDを載せてサーバにしようと思っています。旧いモンが好き(貧乏なだけ?)なんで、030や040MACが5台もあるんだもんね。・・・・・ゴマメの歯ぎしりでした。

 最近のアップルは腐ってしまったような感じで、あまり好きになれませんが、それでも鯛というところでしょうか。

 良いものは長く使えて、結局はコストダウンにつながります。また、使っている際も、楽しく気持ちよく使えます。使い込むと、こんなところに工夫がしてあったのだ、と気づくことも沢山あります。この様なことは、精神的な豊かさにつながりますし、現代の資源を食い潰すような消費サイクルから外れて、地球と共に生きる本来の人間の生き方へシフトするであろうものです。

 ですから、無農薬、添加物のない食べ物の流通を増やすのは当然として、その台所、人間の生命維持の基本的となる飲食物を加工する所、そこを意識改革の切り口の一つとして、レナウェアをはじめ同様の製品がもっともっと広まれば良いなあと思います。その辺のことって、如何に意識が低いかが、日本の一般家庭の多くの台所を見ると解りますよね。レナウェアもそうですが、この手の鍋の普及に関しては、20年も以前から日本なんかより東南アジアの方が断然高いのです。
 未だに、タワシで擦ってアルマイト加工が剥げたアルミ鍋で、火をガンガン使って料理をしている人は、この辺のことをちゃんと認識して頂ければと思います。良いものを使うと他のものに対しても、ものを見る目(考え方)が出来てきます。それらは長持ちをするが故に決して贅沢ではないのです。毎日使うものこそ良いものを揃え、豊かな気持ちで生活することが大切ではないでしょうか。そんなところから意識の変化というものが起きてきます。変わらなくちゃ、という実際の行動は、実は簡単な身近なところから出来るのです。

 いくら経済が活性化したって、害毒を垂れ流し、未来の地球の資源を食い潰すようなものであっては何もなりません。それ以前に、各人が無駄な消費を抑え本物でないものを使わないようにする、体に良いもの精神によいものにこそ投資する、またそういう精神的風土を作っていくことが大事です。それにはメディアに踊らされたり、自分自身がそのような自分自身の首を絞めるようなものを生み出すことに関わる仕事をしないことが大事なのではないでしょうか。
 そういう無駄な消費や競争、搾取などを排除すれば、経済が活性化しなくたって、もっと余裕がある生活が出来るはずなのです。今の日本は、過去の膿を出して綺麗にしようと苦しんでいる時代です。膿を出すには痛みを伴うのも道理です。その膿を出すには、余分なものを捨てることが大事です。腐った水が入った瓶に、幾ら綺麗な水を入れようとしても溢れ出してしまい、なかなか綺麗には入れ替わりません。しがみついていたり、拡張しようとしていたりしては、何時まで経っても転換が出来るわけがありません。ですから、腹を据えて現状を受け入れることが先ず第一歩です。それにはフラフラと甘い話に踊らされないことです。

 不安感恐怖感をあおり立て拡張しようとするものに本物はありません(尤も、現実を正確に伝えると不安感恐怖感が増すことばかりであるのは事実ですし、当サイトに書いてあるように調理器具の材質と使い方によっては危ないものと言わざるを得ない場合があります。どうぞ被害者意識的な発想をされないことを望みます)。意識的無意識的に関わらず、必ず裏に隠された意図があります。先ずは自分たちが、不安や恐怖に踊らされない勇気を持った賢い人になることが第一歩ではないかと思います。勿論それには、ネガティブな現実もポジティブな現実もフェアに真っ直ぐ見つめ、正確な現状を認識することから始めることが大切なことはいうまでもありません。これは、自分の意識下にある不安感や恐怖感からくるマーヤー(幻影)が、メディアが流すネガティブなことに特に焦点を当てた情報に呼応し反応することが習い性になっている我々には、訓練し直されるべき大事な課題です。日本人の起こしがちなパターン、臭いものには蓋、というメンタリティはこのせっぱ詰まった時代には通じません。必ずどこかで破綻します。

 そのメンタリティの表れの一つとして、`99に於ける食糧自給率は二十数パーセントまで落ち込んでいるではありませんか(多分、穀物ベースだったような)。先進諸国と呼ばれるような国で、そのように極端に自給率が低い国は何処にもありません。生きていく上で肝心な食料を他国に依存してしまっているから、お金を沢山持っていないとダメだし、そのお金が沢山流通しないと経済が立ちゆかないような仕組みになって(させられて)しまっているわけです。それは、多くの人(理性だけでなく集合無意識も含め)が真実から目を背け、目先の小利ばかり追い求めてきた結果、自分たちが生み出してしまった現実です。
 痛い目にあって変わるのか、痛い目にあっても変わらないのか、痛い目にあわなくても変わるのか。もう何十年も、その選択を突きつけられてきました。体制や権威に依存したモノモライ根性の人達が最後通告を受けたのは最近だったのでしょうか?自分を取りまく世界は、先ず自分が変わらなければ、何事も今まで通り進んでいくでしょうし、ますます状況は悪くなっていきます。でも、自分が変われば、周りも変わるのです。この世はすべて相似形に存在しています。

 もしかしたら鍋一つでも自分が変わるきっかけになるかも知れません。体制も権威も関係ない台所で使う鍋で意識革命。自分自身と家族の為のものです。そんなことが一番パワフルのような気がします。これってとっても良いんじゃないですか。(なんか鍋業界貢献してしまうようなコピーだなあ・・・)

 さて、話が随分と飛躍しましたが、レナウェアは英語が出来れば、アメリカ本社か香港のサービスセンタへ連絡して購入するのも良いかも知れませんね。勿論、他にも良い製品は沢山あります。デパートにもありますのでお調べになってみると良いでしょう。ただ、この手の製品を導入されるのでしたら、思いっきり全部入れ替えた方が良いかも知れません。なぜなら、違った使い方のものが混在すると、これらの調理法が徹底できないこともありそうですものね。そして、これを一生(孫子までかな)使い、その代わり直ぐ壊れたり穴が開いた(体に悪いものが出てきたりする)りして使えなくなるようなものを何度も買い換えるような無駄なことは、出来る限り止めていけばよいのです。

 食べることは欠かさず積み重ねられていくことです。小さな違いがやがて大きな差になって出てきます。私が若者だったとき、二十数年前には既に、インスタントものや、塩(専売公社の化学物質)、農薬、添加物の危険性が声高に叫ばれていました。そして、今になって、それらを食していた人達、その子供達、みんなにその影響が出ています。訳の分からない病気が増え、免疫力の非常に低い身体、直ぐ切れるような、また気力のない創造力のないメンタリティなどなど、警告されていたことが現実となっています。

 でも、それらの世界とは異なる次元に生きているような、精神性の高い子供達や大人達も随分増えています。その中間で危うい人達も多いですが、全般に二極化がかなり進んでしまったように見受けられます。
 どちらに進むかは最後は自分が選択しています(現状に流されたということも、他人に無理強いされたということも自分自身の選択です)。どの道を選ぼうが、最終的には自己責任に於いて、自分が自分の尻を拭くのであることは間違いないでしょう。
 ですから、気づいた人は出来ることからすぐさま実行に移していくことが大事なことです。出来ない理由は幾らでも挙げられます。でも、それをするなら出来る理由も、同時に幾つも挙げてみることが、自分自身の本心に対してフェアな姿勢ではないでしょうか。

 では、健康的な食生活にお努め下さい。能書き失礼いたしました。by Recycler m(_ _)m


・鍋でご飯を炊く男:ステンレス多層鍋を使いこなせ(栄養を壊さない逃がさない健康調理法)

料理を美味しくする調理器具、不味くする調理機器具

私の使っているステンレス鍋製品例:レナウェア(20年前のカタログより)

サバイバルお箸セット & チタン製野外調理 セット:(発色加工チタン材は、水を美味しく、空気も綺麗に、体調も整える?)