北陸 -城崎温泉から福井をまわる旅- 3日目


9月12日

 福井県に初上陸して最初に立ち寄ったのは「きららの湯」。朝風呂に入って次に向かうは、武生インター降りてすぐの「越前そばの里」。ここはお土産屋・そば打ち体験などの大規模な施設である。観光バス用の大きな駐車場も備えていて、途中から続々と団体さんが入場してきた。

 昼食はおろしそばと鯖寿司のセットを注文。店内にはそばが出来るまでの工程を説明したジオラマが陳列されている。なかなか良く出来ていて、見ていて楽しくなってくる。ここに立ち寄ることがあれば必見である。トイレのそばの柱にも、ディスプレイスペースが設けられていて、ミニチュアが飾られている。デザートはそばソフトと小豆あん最中。
おろしそばと鯖寿司のセット
おろしそばと鯖寿司のセット
そばが出来るまでのジオラマ
そばが出来るまでのジオラマ
 一乗谷に着いたのは13時過ぎ。ここはソフトバンクのCMにも登場していて、白戸家のお父さんの実家がある、という設定。街並みを復元した施設には入場料を払って見学。ここ以外の朝倉館跡などの遺跡は無料で見学できる。朝倉館の高台から街を見下ろすと、規模は小さいが、今で言う町内という感じの町並みが、山間の静かなスペースに広がっていて戦国時代に思いを馳せてしまう。一乗谷復元町並
一乗谷復元町並
朝倉館跡から望む
朝倉館跡から望む
 JR一乗谷駅に立ち寄り福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館を見学し、福井市街地に向かう。旧福井藩主松平家の別邸「養浩館庭園」を見学。一乗谷駅
一乗谷駅
養浩館庭園
養浩館庭園
 郷土歴史博物館から少し歩いて福井城址に向かう。少し思い描いていたものと違った風景が広がる。城址の中に、県庁と県警本部の建物があり、隅にその名残を残すのみとなっていた。遺跡と現代の建築物が並ぶ風景はどこかシュールである。

 車を日本海に向けて走らせ、「大江戸温泉物語あわら」でひとっ風呂入り、今宵の宿である「民宿なかじま」にチェックイン。漁師の宿とうたわれているだけあり、刺身や煮魚がうまい。越前かにシーズン前のこの時期は、エビがおいしいらしいのだが、苦手な自分はすごく損をした気分になった。料理が出てくる間隔が空くが、食事の部屋の隣が自分たちの部屋であったので、ゴロゴロとテレビを見て時間を過ごした。食事のあとは徒歩7分くらいのところにある「ゆあぽーと」へ風呂に入りに行く。明るければ日本海がの眺望がすばらしかっただろう。少々残念である。
福井城址と県庁ほか
福井城址と県庁ほか
民宿なかじま
民宿なかじま



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