今日は宮古島のきらめくビーチをめぐる。泳ぎたいのはやまやまであるが、水着がまだ乾いていないので今回は入らないで青い海を眺めるだけにしておく。比嘉ロードパークを経て新城海岸へ。撮影に絶景のスポットと言う手書きの看板に釣られて、木々の間を抜けてビーチの出る。木陰から覗く海はいかにも南国と言う風景。海の家の人が盛んに声をかけてきたので、一寸身構えて、海に入らないで見るだけに来たと言ったにもかかわらず、ニコニコしながら、どうぞどうぞ、いい撮影スポットがありますよ、とか、シャッター押しましょうか、と気さくであった。 | ![]() | ![]() |
少し南に下った吉野海岸に降り立つ。先ほどの新城海岸より若干小ぶりなビーチである。浜辺にはビーチパラソルが規則正しく並んでいる。さらに南に車を進め、島の東南にある東平安名崎に向かう。細長い大地を走る1本道の先には灯台があり、駐車場から炎天下の中を5分程度歩く。灯台入口の壁には手書きで灯台の案内が書かれていた。公開中と書かれていたが中に入ることは出来なかったのは残念。灯台の周りを一周して駐車場に戻る。宮古島の観光ガイドにほとんどの割合で載っている、東平安名崎入口から灯台方向を眺める写真を撮りたくて、その場所を探しカメラの収める。 | ![]() | ![]() |
島の南の道路を東から西に走らせる。来間島手前の与那覇前浜ビーチにたたずむ。まいばまとも呼ばれている。ここの真っ白な砂浜は東洋一とも言われているらしい。ソーダ色の海のバックに浮かぶ来間大橋がなんともいえない雰囲気を醸し出している。 来間大橋を渡り来間島に上陸。龍宮城の様な展望台からは、360度見渡すことが出来、開放感に包まれる。ここからは、先ほどの与那覇前浜や来間大橋、集落まで眺めることが出来る。 | ![]() | ![]() |
昼食の時間なので島内で食事が出来るところを探す。「楽園の果実」と言うしゃれたカフェのようなたたずまいの店を発見。「宮古牛のステーキ丼」を注文。細長い洒落たお皿に盛られたご飯の上に、レタスなどの野菜がまぶされ、その上に焼肉が乗っかっている。肉は香ばしく軟らかい。個人的にはもう少しボリュームがあればよかったかな。テーブルの上に置かれた食事のメニューのほかに、「GO!GO!マンゴー!!」と書かれたメニューが・・・。マンゴー尽くし4点で1880円。値段に少し躊躇しながらも追加注文。しなものが出てくると店内の目が注がれる。少々気恥ずかしい。半分にカットされたマンゴーは完熟状態でジューシー。マンゴープリンはしっかりとした歯ごたえながら口の中でとろけてマンゴーの味が口いっぱいに広がる。マンゴージェラートはさっぱりとした味わいながらマンゴ風味がしっかりと効いている。マンゴージュースは濃厚な味わいであるが、時間が経つと氷が解けて薄まるのでもったいないので、急いで飲んでしまった。 | ![]() | ![]() |
店を出ると「めぇ〜」と言う声がどこからか聞こえてくる。声のするほうに向かうとヤギが2頭。学校で飼育されているらしい。炎天下の中陰に隠れていたが、近寄ると出てきてくれた。島内を1周し再び来間大橋を渡る。 | ![]() | ![]() |
まだまだ時間があるので、近くに見所はないかと、空港でもらったガイドをペラペラとめくる。近所に「日本最南端の石橋」があるとのことでそこに向かう。それは道路端にあるが、木が生い茂っていて目だ立たないので、知らなかったら通り過ぎてしまう。下地町の池田矼(はし)は県指定史跡になっていて、説明看板によると、1727年にこの橋が存在されたとある記録が残されていて、1817年に修理を行ったことが記録されていると言う。 次に向かったのは宮古島市総合博物館。入口の丸い赤ポストと舟の展示がいい味を出している。300円を支払い見学をする。宮古島に関する歴史・文化に関する事が展示されていて、にわかに知識を詰め込むことに役立った。 | ![]() | ![]() |
時間を確認するもまだ3時。川満マングローブをガイドブックで発見。ウプカーマングローブとも呼ぶらしい。昨日の島尻のマングローブ林よりネームバリューはなく、規模も若干小さめであるが、遊歩道も完備されていて負けてはいない。沼地にはハゼやカニ、木には木登りトカゲなどの生物とも出会い、マングローブ全体に活力がみなぎっている。国道沿いにあり意外な穴場である。これで宮古島を離れ本島に向かう。宮古島空港の外観は沖縄の建物と言う感じが出ていて風情があるのが印象的である。時間があったので事前リサーチで名前が挙がっていた「うず巻きパン」を空港の売店で見かけたので購入。なんでも地元では有名らしい。外見はロールケーキのようであるが、生クリームをスポンジの代わりにパンで巻いた菓子パンである。 | ![]() | ![]() |
最終日は未見の地、本島最北端まで行こうと思っているので、明日のアクセスを考えなるべく北のほうに宿を取った。那覇空港に着いたのは18時を回っていたが、夕ご飯も食べずに高速を使い、今宵の宿である名護にある「ゆがふいんおきなわ」にただひたすら車を走らせる。到着したのは20時30分を回っていた。日本ハムが春季キャンプで使ってると言うこともあってか、ロビーには選手の写真やサインボールが展示されていた。近所にある夕焼市場という居酒屋で遅い夕ご飯いありついたのは21時を過ぎていた。 | ![]() | ![]() |
旅行中はなるべくそこの名物を食べることにしているので、注文時に「沖縄を堪能できるものを下さい」と注文。野菜の上に魚のカルパッチョ、さらにその上に海ぶどうを乗せた前菜。お馴染みピーナッツベースの豆腐、じーまみー豆腐。ソーミンチャンプルー・チジミをメイン。まだ足りなかったのでタコライスを注文。これが「しまった〜」となる結果になったがいつもの事である。腹12分状態でお腹をさすりながらホテルに戻る。 | ![]() | ![]() |