最終日はまだ行った事のない最北端の辺戸岬へと向かう。途中、本島中部の国頭村にある、沖縄本島いちの大きさを誇る「比地大滝」に立ち寄る。遊歩道が整備されているとはいえ山道を歩く。本島にはハブがいる。ヘビは人が近くにいると判れば近寄ってこないというので、声を出しながら歩いていく。途中、バードウォッチングをしている人に出会ったが、それ以外は滝までは人に出会うことがなかった。滝までは45分で到着した。滝では1組の家族とガイドがいた。滝の途中には様々な生き物と出会った。遊歩道を歩いていると横切るヘビが・・・。すわっ、ハブか?と一瞬思ったが、本当に一瞬のことであったので、種類までは判らなかった。あの時は一瞬ヒヤッとした。帰りには緑色のオキナワキノボリトカゲ・カナヘビ・ナナフシを見かけた。特にナナフシは図鑑でしか見たことがなかったので、感動ものであった。 | ![]() | ![]() |
さらに北に向かい、1995年に私が選ぶ新おきなわ観光名所に認定された「茅打バンタ」に立ち寄る。駐車場から2分ほど歩くと到着する展望台からは、真っ青な海が広がる。周辺は異様なまでのセミの鳴き声。これほどの数のセミの姿、鳴き声を体験したことはない。虫系は苦手なので少しビクビクしながら歩いた。 本島最北端の辺戸岬は観光バスなどが立ち寄っていて、決して人が少ないわけではないが、どこか荒涼とした風景である。白い鳥の像の向こうには与論島がうっすらと見ることができる。右手の山の頂上には黒い物体が小さく見える。次の目的地は決まった。 | ![]() | ![]() |
車で5分ほどのところにそれは立っていた。本島北部に生息しているというヤンバルクイナの展望台である。中に入ることが出来る。ここから本島を時計回りに南下するが、期待していたヤンバルクイナに出会うことはなかった。途中海が少し見えるだけで、延々と山道を走る。小宇利島を目指して。海水浴シーズンの古宇利島は初めてである。海水浴客でしまには人があふれかえっていた。 | ![]() | ![]() |
海水浴シーズンもあってか、14時を回っているが食事処は待ち状態である。駐車場もやっと入ることが出来た。遅い昼食はうに丼をチョイスする。おもてのテーブルが空いていたのでそこで食べる。足元には猫がのんびりしている。その姿に旅疲れの身体が癒される。 | ![]() | ![]() |
ナゴパイナップルパークの駐車場はバスや車であふれかえっている。入場するとすぐにカートに案内される。ハウスの中のパイナップル畑をゆっくり回る。カートからは案内ガイドが流れる。いくつになっても乗り物は何故かウキウキする。カートを降りると貝殻の展示物、パイナップルの工場(この時は稼動していなかった)を通り抜けるとお土産売り場。そこでは試食のパイナップルを食べることが出来る。。 | ![]() | ![]() |
そろそろ空港へ向けて車を走らせる。空港の前にあらかじめリサーチしていた「EMスパ コラソン沖縄」でひとっ風呂。汗をしこたまかいていたので、飛行機に乗る前に汗を流し着替えが出来たのは良かった。那覇空港でお土産を買うのに夢中になって、気がついた時には食事処は次々に閉まっていった。20時30分閉店のROYALに20時に滑り込み、カツカレーをあわただしく食べ、飛行機に向かった。 | ![]() | ![]() |