玉ねぎ(泉州黄玉葱/赤たま葱)の育て方(全般)

玉ねぎ種袋(DAISO)

■泉州黄玉葱玉葱

中早生の品種で黄玉ねぎの代表種です。1個で350gになり、煮物、炒め物、サラダ、利用されます。

種まき時期は9月中旬から10月中旬で、収穫は翌年の5月中旬から6月下旬です。
発芽適温は15度から20度となので10月上旬が適宜の種まき時期になります。


苗は園芸店で10月中旬より出回っており、白い部分が4mmから5mmくらいで販売されています。
(2015年10月は苗50本で348円)

2015年、私はDAISO(100均)で泉州黄玉葱の種を購入して栽培、10月23日に赤玉ねぎの苗を購入して栽培しています。栽培方法はどちらも変わりません。

2015.09.14 玉ねぎの種まき

玉ねぎの発芽

9月14日に種まきをして9月20日の様子です。

<種まき方法:右メニュー参照>

・種まき容器
土を崩して苗だけにして畑に植えるのでプランタ、植木鉢等なんでもOKです。2015年は黒ポットに蒔きました。

・種まき用の土
園芸店で購入をお勧めします。葱専用の培養土も販売していますがそこまでは不要で野菜全般の培養土で十分と思います。
私は葱専用の培養土は購入していません。


・種まきの間隔
1cmくらいの間隔をあけて蒔きます。それでも重なって蒔いた箇所がでてきるので間引きます。間引きは引き抜くよりは不要な芽を切るようにします。一緒に抜けてくるので・・。

玉ねぎ発芽から1週間後の様子

9月27日の様子です。

 

 

 

2015.10.13 玉ねぎの害虫

玉ねぎの害虫

10月13日に玉ねぎの苗に緑色で黄色の線がある幼虫を発見。
この幼虫が食害したのかどうか?だが苗が食べられている。

1匹のみだったので被害は少なかったです。

 

 

 

 

 

2015.10.15 玉ねぎの畝つくり

畝

11月の苗の植え付け予定なので10月15日に畝を作りました。

玉ねぎはリン酸を好みます。
なので、畝は過リン酸石灰と発酵鶏糞を混ぜて作るのが良いです。

玉ねぎは茎が大きくなったもので根ではないので窒素を多く与えるもの
と思っていました。

肥料の三大要素は
窒素:葉肥(はごえ)
リン酸:花肥(はなごえ)/実肥(みごえ)
カリウム:根肥(ねごえ)
なのでです。


私は苦土石灰と堆肥、発酵鶏糞を混ぜ込んで作ってあります。
畝幅は1条植えなら500cm、2条植えなら60cm、3条植えなら70cmが良いです。4条以上を植える場合は黒マルチで雑草が生えるのを防いで下さい。手が届かなくなります。

(追記)
畝は作ってから十分期間(2週間)をおいて下さい。
畝を作ってすぐ植えるときは、鶏糞は玉ねぎの根にふれないように深くに入れて下さい。

■玉ねぎの植え付け

2015.10.20 仮植え付け

玉ねぎの仮植え付け

10月20日 仮植え付けをしました。
ポット蒔きの苗はポットから根がでるようになるとそこで成長が止まる。仮植え替えをすると成長するとの話を聞いて行いました。

目標は:
葉が4枚、茎の太さは4-5mmです。
それ以上になると春に塔立ちしてしまいます。

株間:1cmから2cmです。

10月31日の様子です。もっと早くに仮植え付けをすればよかったようですがそれでも太いものは目標のとおり葉が4枚です。








■2015.10.31 本植え替え

・同じくらい大きさの苗に振り分けます。
・株間を10cm、白い部分が隠れないようにしっかりと植え付けます。しっかりとです。
 他野菜はしっかりと押すようなことはしませんが玉ねぎはしっかりとです。

 支柱などの先を使って深さ2cmくらいの穴を10cm間隔くらいに作って葱苗を1本づつ入れてしっかりと植え付ければ良いです。

赤玉ねぎは根を切ってある

・種から栽培した場合、植え付けにあたり根が長くてじゃまになります。2cmくらいに切り詰めて植えると楽になります。
根を切って植えることにより根が新しく伸びて良いとういう説もあります。

写真は10月23日に購入した赤玉ねぎの苗です。販売されている苗は2cmより短いものもあります。根を切っても問題ないということです。

玉ねぎの成長は植え付けを行った後にそれほど大きくはなりませんが春になると急激に大きくなります。
(2014年の栽培実績(湘南レッド)より。)






 

 

 

玉ねぎの本植え付け

10月31日に本植え付けをしました。
本植え付けで黒マルチをする人は根を2-3cm切って植えたほうが楽に植えられると思います。根の長さは10cmを超えています。
私は黒マルチをしないので根を切りません。

植え付けは、2cmくらいの溝を3列作って株間を12cm、条間を15cmで植えてしっかりと押さえました。

笹竹で苗が根ずくまで強風を防ぎます。その後は絹さやえんどうの霜よけに笹竹は利用します。
それと、本植え替え時点でかなりが根切り虫の被害でダメになっていたので植え付けが終わってからオルトラン粒剤を根本に蒔きました。

黒マルチをすると雑草が生えるのを防止できること、地温を上げることができることなど効果がありますが、私は根ずいてから地表面にもみ殻をまいて雑草防止と霜柱の防止にします。また、条間に簡単に溝を作って追肥ができるのでそのようにしています。

植え付けた玉ねぎの苗が部分的に枯れる

11月7日の様子です。
植え付けた玉ねぎの苗が部分的に枯れています。写真の赤い部分になります。苗をもってみるとペットの犬の毛が生え変わる時のようにスーと抜けてきます。

発酵鶏糞の混ぜ方があまく玉ねぎの根に直接あたったからなと思っています。
全体にひろがるようなら病気ですが・・・・。

(11月29日、追記)
全体には広がりませんでした。肥料焼けですね。該当の部分は苗の植え付けを11月10日頃旬に再度しました。品種不明です。
菜園のオーナのばーちゃんから「枯れたところに植えときな」と言われて・・感謝です。

2015.11.28 玉ねぎの追肥

玉ねぎに追肥をした後の様子です。

11月28日に玉ねぎの追肥をしました。

追肥の手順は次のとおりです。

①玉ねぎの周りの表面を軽くけづりながら除草を行いました。「小さな芽がでたばかりの草や芽をだそうとしていた草を生やさないため」と「表面の土が固くなったものを柔らかくして空気を取り入れるため」です。

②条間に浅い溝を作って薄く有機化成肥料をやります。

④有機化成肥料に土をかぶせます。

⑤もみ殻を表面に追加して少し土と混ぜました。これは、今は乾燥防止と土がカチンコチンにならないようにです。

通常は12月中旬と3月上旬に行います。春になってから追肥をすると玉が固くならないで長期の保存ができなくなるからです。

1回目の追肥の時期には玉ねぎ1本あたりの葉は6枚あれば良いですね。なくても、それなりの玉ねぎになります。

2015.12.10 玉ねぎの霜柱の対策

玉ねぎに追肥をした後の様子です。

12月10日に玉ねぎの追肥/霜柱対策をしました。

霜柱で玉ねぎの根が浮き上がってしまうことがあります。そんな時は浮き上がったところを足で踏み透ければ良いようです。でも、浮き上がらないようにしたいです。

①玉ねぎの条間に堆肥を施します。(写真の状態)
②堆肥をもみ殻で隠すように上からたっぷりとかけます。
③もみ殻が飛ばないように土かぶせます。


これで、3月上旬までは基本的にはそのままです。

堆肥にしているのが霜柱防止対策です。追肥の面だけであれば化成肥料で良いと思います。

2016.03.07 玉ねぎの収穫(葉玉ねぎ)

玉ねぎ

3月7日、スパーで葉玉ねぎを見かけます。
我が家の玉ねぎも葉玉ねぎとして収穫をはじめます。

 

収穫してみたら小さかったです。そのまま孫のところへもって行きます。

 

葉玉ねぎ(赤玉ねぎ)

4月7日、まだ玉ねぎは上がって来ていないのですが収穫して見ました。
葉玉ねぎとしては十分な大きさになっています。

玉ねぎの収穫は梅雨開けの頃に葉の部分が折れるように倒れるのでそこで晴天の日に収穫です。

 

 

 

 

 

 

 

4月15日の様子です。影は菜園の主(私)です。

影で大きさがわかるかと思って入れてみました。
かなり大きな玉ねぎができそうです。泉州黄玉葱/赤たま葱とも大きいです。写真は泉州黄玉葱です。

赤玉ねぎは根本が紫色です。

 

 

2016.04.16 玉ねぎのトウ立ち/分球

4月16日、玉ねぎをじっくりと観察してみるとトウ立ち/分球しているものが何株かある。

トウ立ちした玉ねぎは
①トウ立ちが小さい時の発見であれば葉玉ねぎとして食用にする。
②トウ立ちした玉ねぎ葱は中心部分の芯が固くなってその部分は食べられないが芯の部分以外は通常のとおり食用になる。なのでトウ立ちを発見したらトウ立ち部分を取ってしまって芯の部分以外が大きくなるようにすると良いです。


下の写真は分球しているうえに塔立ちもしています。(5月2日写真追加)

分球した玉ねぎは
①そのまま形は良くないですが食べます。

農家の出荷用の玉ねぎでトウ立ち/分球したものは販売にならないですが家庭菜園では食用になりますね。

<玉ねぎがトウ立ちする理由>
①冬の厳寒期の頃にある程度の大きさに玉葱がなっていると花芽をもって4月中旬ころからトウ立ちが始まります。

<玉ねぎのトウ立ち対策/分球対策>
①園芸店で大きな立派な苗と思っても適度な大きさであることが重要です。
(葉が4枚、茎の太さは4-5mmです。)
②早くに園芸店で苗が出回りますが時期も考える必要があります。早く植えれば冬を迎えるまでに大きくなりすぎます。

 

2016.04.29 玉ねぎの病気(萎縮病/ベト病)

4月29日、玉ねぎが病気になりました。
全体が病気になったわけではありませんが結構あります。

病気の症状はみるところ3つあります。
①黒く煤のようになってる箇所が葉の中間付近にある。
②葉は丸い円筒のような感じのはずなのに平たくなって凹凸がある。
③葉の先端が枯れて来ている。





病名は萎縮病/ベト病ではないかと思ってます。
①萎縮病の症状は「葉がへん平になり奇形化する」とあり、症状の②と一致します。
②ベト病は「温度が暖かくて、湿度が高い時に暗紫色のかびが発生」と「葉の先端から枯れる」とあり症状の①と③と一致します。

対策はベト病は高い畝にして湿度が高くなるのを防止、萎縮病はアブラムシ類によるもとあるので寒冷紗で飛来を防止です。(難しいですね!畝も高いつもりだしです。)

<病気なってしまったら>
ベト病は感染するので病気の玉ねぎは抜いて葉は菜園の外に出します。植物の病気は人間には害はないので玉の部分は食べます。

 

2016.04.29 玉ねぎの病気(原因不明)

4月29日、玉ねぎのなかで大きくならない玉ねぎが数本あります。写真に手前です。

玉ねぎが大きくならない理由は
①苗が小さかった。
②肥料不足
③土が酸性 などありますが
同じような苗で同じように肥料をやっています。10cmくらい隣の玉ねぎはOKなのになんで大きくならないか不明です。


 

2016.05.08 玉ねぎの収穫(はやいです。)

収穫した玉ねぎ

5月8日、玉ねぎの収穫をしました。
まだ、玉ねぎの茎が根本から折れてないのですが収穫しました。

他の用品と一緒に息子のところに送ります。

玉ねぎの形が販売されているものより茎が太くて玉が小さいです。
泉州黄玉葱玉葱の収穫は5月中旬から6月下旬なのでこれから大きくなるのかなです。

それと細長い玉ねぎになっています。玉ねぎは苗を植える時に深く植えると細長い玉ねぎに、浅く植えるとひらべったい玉ねぎになると園芸本に記載されています。
たぶん、深く植えたのでしょう。
味は同じです。販売用でないのであまり気にすることもありませんけど・・。

2016.05.15 赤玉ねぎの収穫

収穫した玉ねぎ

5月14日、赤玉ねぎが倒れています。

明日、明後日と曇りと雨が降るようなの5/16に収穫予定としました。
収穫して畑で1日は乾かすので天候の良い日が続く日を収穫日にします。

2016.05.14 泉州黄玉葱の収穫

収穫した玉ねぎ

5月14日、泉州黄玉葱は倒れる様子がありません。写真は収穫です。

玉ねぎが倒れる理由は気温が高くなって生育適温でなくなった時に塔立ちしていない玉ねぎは子孫を残す必要がないので茎が倒れます。
私の栽培した玉ねぎは茎がとても太くなってが多いです。

なので塔立ちする玉ねぎを中心部分が固いのですが収穫して食べ始めています。味はスパーの新玉ねぎより甘いです。

幾つか倒れそうな泉州黄玉葱もあります。これは残してあります。


大きくならなかった玉ねぎ(写真右側)を抜いてみました。収穫の一部として食べて見ます。

2016.05.19 泉州黄玉葱の収穫

収穫した玉ねぎ

5月18日、泉州黄玉葱の塔立ちしたもの、と赤玉ねぎの正常に折れてきたものを収穫しました。

塔立ちした玉ねぎは子孫を残す必要があるので倒れないそうです。葱坊主になるところはとったのですがなかなか倒れないそうでないので収穫しました。畑で乾かして(写真)、5/19家持ち帰りです。



本日でこのページ栽培記録は完了です。まだ、塔立ちしないで泉州黄玉ねぎは収穫していませんが記録は完了です。
収穫した玉ねぎは根の部分は切って、茎の部分を縛って葉、茎、玉ねぎを5個くらいづつ日影の場所につるしておくと良いです。(軒下、屋根がある車庫)つるして干しておけば長持ちします。