ジャガイモの育て方(全般)

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1.ジャガイモの植え付け時期

ジャガイモの植え付けは霜が降りなくなった頃の2月下旬から3月になります。
園芸店でジャガイモの種芋が1月に販売されますが露地植えでは、まだ植え付けは早いです。ジャガイモの種芋購入は2月に入ってからで充分です。
ジャガイモは同じところの栽培はしないで下さい。2年間はあけたほうが良いです。また、ジャガイモはナス科の植物です。なのでナス、トマト、ピ-マンを植えた場所は避けて下さい。

2.ジャガイモの品種選定

ジャガイモの品種はたくさんあります。園芸店で販売されている品種は男爵、メークイン、キタアカリが中心に販売されています。
珍しい品種としては紫色のインカパープル、キタムラサキ、シャドークイーンなどがあります。
他にもたくさん品種があり100品種を超えます。
珍しい品種は通販サイトの Amazon.co.jp(アマゾン) や Yahoo(ヤフー) などで購入できます。

3.ジャガイモの植付け

種芋が3cmくらいで小さければそのまま、おおきれば2つに切ります。楕円形の場合は長くなる方向で切って下さい。
切った切り口を種芋の腐敗防止に風とうしの良い日影で乾かしてから植え付けます。 2日から3日乾かすと良いそうですが私は土曜/日曜の作業なので1日です。

切った切り口に草木灰、シリカ粉などをつけて植えるとジャガイモの種芋が腐るのを防ぐ効果があるそうです。草木灰は土壌効果もあるそうです。
園芸店では種芋と同じところで販売していました。

4.ジャガイモの畝つくり

畝幅は70cmくらいで15cmくらいの溝を作り、1株あたり一握りの堆肥をいれて5cmくらい土を戻してその上に種芋を30cm間隔に切った方を下にして植え付けて7cmくらい土をもっておわりです。
切った方を下にするのは切り口に水などがたまって腐るのを防止するためです。

5.ジャガイモの芽かき/土寄せ

ジャガイモは20日くらいで芽がでてきます。芽が10cmくらいになったら2本から3本を残して芽を引き抜きます。 土を押さえて、斜めに引いて抜きます。真っ直ぐにすると種芋ごとぬけるかもです。 この時に合わせて土寄せすると良いです。ジャガイモが土表面に出てしまうと青くなってメラニンとういう毒素がでて食べられなくなります。

土寄せは雨で畝の土が流れたりするので様子を見て何回か行って下さい。

6.ジャガイモへの追肥

ジャガイモは種芋を植えてから収穫までの期間が短いので追肥は様子を見て元気がないようなら軽く化成肥料を与えるくらいで良いです。 畝を作る時に土地が痩せているようなら元肥を畝全体に混ぜて作るほうが良いです。

7.ジャガイモへの収穫

ジャガイモの葉が黄色くなったら収穫です。収穫したジャガイモはダンボールなどにいれて日があたらないようにする。 日があたるとソラニンという毒素がでるので食べれなくなります。
それでは頑張ってジャガイモを育てて、カレーライス、肉じゃが、ポテトサラダ、コロッケを美味しい料理にしましょう。

8.ジャガイモを長く保存する方法

①ジャガイモの収穫は晴天が続いているときに収穫するのが良いのです。梅雨入り前には収穫するします。雨あがりなどの収穫はジャガイモに水分がたくさんあって保存が長持ちしません。

②収穫したじゃが芋は日陰で3時間くらい乾かします。

③軽く表面の土を落とします。軽くです強くこすると皮がむけてしまいます。また、水で洗うのはNGです。腐りやすくなります。

④新聞紙などで包んで風とうしの良いところに置きます。ビニールの袋に入れるのはNGですジャガイモが呼吸できないです。日のあたるところはじゃが芋の表面が青くなってメラニン毒素によって食べられなくなります。