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ついでにビッグボックスのモデルハウスへ

ビッグボックスのモデルハウスは東京都世田谷区の成城にある。('99に引っ越し。今はない。)BF社の帰り道だ。閑静な住宅地の中にクールグレイにペイントされたログハウスがたっていた。BF社にはなかった丸ログだ。ログシェルはフィンランドのソーランタ社製のパイン材で丸ログといっても正確には楕円ログだ。

壁面がハンドカットの丸ログと違って圧迫感がない。マシンカットの丸ログとくらべても圧迫感がなく、しかも角ログにくらべログハウスらしい表情がある。とは所長のO氏の話。3層ガラス窓使用というのもビッグボックスの特徴。BF社のマシンカットは2X4構造の造作壁が多かったが、ここのは細かいところまでログ壁。妻が妙に気に入ってしまったみたいだ。

上の写真は、那須に建つビッグボックスのJARUBI(角ログ)

それにO氏がとても親切で、こんど那須方面(ビッグボックスの本社は栃木県宇都宮)に建っている自社のログハウスなどを案内してくれるという。自社のログハウスを撮影した、ビデオテープまでもらってしまった。まだ先の話なのだが、話を聞いているうちのまた一歩現実に近づいたような気がした。

ホンカの展示場、「フィンランドの森」へ

ホンカジャパンは、フィンランドでは最大手のホンカラケンネ社の日本法人だ。マシンカットログハウスはホンカラケンネ社が始めて作ったという。それまではすべてハンドカットだったそうだ。輝けるマシンカットのパイオニア、ホンカの関東初めての展示場が那須にできたという記事を見た。さっそく出かけなければ。

という事で、東北道那須ICから15分ほどの「フィンランドの森」へ出かけた。あらかじめ連絡をとっておいたホンカ・ログハウス販売のT氏と案内してもらう。「フィンランドの森」にはホンカのログハウスが3棟並んで建っている。ひとつはレストラン、ひとつはスーベニールショップ。そして事務所兼用の1棟。敷地内のは小川が流れキャゼボ(東屋)があってなかなかのロケーション。関東で有数のリゾート地にあるので、観光客もターゲットのようだ。たしかに、展示場だけでは運営が苦しいだろう。経営しているのは、地元の大手建築会社が設立したホンカジャパンの代理店だ。

ホンカのログハウスの特徴は、なんといっても精巧なログシェル。くさびのようなキーラ加工がほどこされ、ログどうしが食い込み気密性がUPする。たしかに建物の精度が高い。さすがパイオニア、ホンカならではの仕上がりだ。よく他社に見られるような、「いかにもログハウスでございます。別荘もって私はリッチ」というようなケレン味がない。質感もなかなかよい。

T氏は一生懸命説明してくれ好感がもてたが、ログを建てる気で知識を仕入れている僕からみたら、ちょっと勉強不足。

う〜ん。見ればそれだけ迷ってしまうな〜。
しかしログハウスの良さは認識できた。

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