「家持歌日記」を読む
何時の時代にも斬新な、詩人の感慨と詠嘆をしるし、抒情の秘密まで記録されたこの文人の生涯を、英雄の生涯として、かつて私はわが生成の信条としてしるしたのである(保田與重郎『わが萬葉集』)
目次
- 第一部(巻十七)
- 一 二 三 四 五 六 七 八 九 十 十一 十二 十三 十四 十五 十六 十七 十八 十九 二十 二十一 二十二 二十三 二十四 二十五 二十六 二十七 二十八 二十九 三十
- 第二部(巻十八)
- 第三部(巻十九)
- 第四部(巻二十)
はしがき
万葉集のテキスト(本文と訓読文)は、いくつかの古写本・活字刊行本・注釈書を参考に、私が独自に作成したものを用いています。校異等については(きわめて不十分なものですが)本サイトに収録された「大伴家持全集 本文編」を参照されたい。
なお引用歌に国歌大観番号を付することは敢えてしませんでした。単純に、歌の頭やしっぽに数字をくっつける見苦しさを嫌ったためです。
文中では以下の略称を用いています。
萬葉集代匠記――代匠記
萬葉集古義――古義
萬葉集略解――略解
続日本紀――続紀
日本書紀――紀
JIS第2水準までに含まれない漢字でも、ウィンドウズのMS明朝・MSゴシックなどで表示可能な文字(いわゆるシステム外字)は、そのまま用いています。これに当てはまる漢字については、以下を参照下さい。
_けん 人偏に「兼」旁。用例は「_従(けんじゅう)」のみ。
ムぼう 「日」偏に「方」旁。用例は「玄ム(げんぼう)」(人名)のみ。
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(C)水垣 久 最終更新日:平成10-08-11
平成10-10-05より