|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
新情報 霊閑寺霊園(http://www.valley.ne.jp/~yoshimit/ )のリンクを追加しました。2002.02.10 四ケ寺を追加2001.12.30 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
墓地・霊園の紹介
墓地に関する最新情報 2001.1.14更新 リ ン ク
墓地に関する最新情報
|
墓とは?仏教における墓の起源は、お釈迦様の遺骨をまつった仏塔に始まります。荼毘(火葬)にふされたお釈迦様のお体は、遺骨として塔に収められ、信者のお参りの場所となったのです。そして、聖地として、お釈迦様の教えを護り伝える要の役割を果たすようになります。 では、現代の私たちにとっての墓とは?一つの疑問があります。現在のように火葬が殆どとなった今、何故、遺骨を自宅に置かず、墓地に埋葬するのでしょうか。土葬の頃ならいざ知らず、故人を偲ぶには、その遺骨を身近から離さずに置くのが良いのではないでしょうか。また、その方が費用もかからずに、良いのではないでしょうか。 それは、お釈迦様の生まれた土地、インドの影響でしょうか。仏教では、万物は流転し、自然から生まれた者は、天命によってまた、自然に還る、と考えます。ですから、故人を土葬しなくなった今でも、遺骨を埋葬し、土に還してさしあげるのです。故人を偲び、墓地へ参ると云う営みは、自然に還った人が、いずれかの未来に流転して、姿を変えて生まれ出るまでの一時を待ちわびる営みでもあるのです。 現代に生きる私たちは、都市に暮らし、人々の間の決めごとで暮らしています。ですから、自然との関係には、無知になりがちで、つい、自然の事まで、人との間柄のように、都合でどうにでもなるように考えがちです。けれども、自然の営み、生老病死は、とうてい人の抵抗出来る事ではありません。人は、生まれて老いて死ぬまでの間、苦しみを常に感じ生きていく事でしょう。ですが、お釈迦様は、その苦しみを歓びに、そして自分と他人への慈しみに変える方法を説かれました。今、私たちは家族でさえも他人のように扱ってしまいがちです。そして、それは墓地の世界にも入り込んでいます。 新しい形の墓地の是非新しい墓地、一人一人で入る「個人墓」。夫婦で入る「夫婦墓」。大勢で入る「合祀墓」。また、跡継ぎを必要としない「永代供養墓」。また、散骨等。これらに共通しているのは、家の否定です。また、自分の死に際して、誰にも迷惑をかけたくない、と言う思いです。不思議な事ですが、全く身よりのない方なら別ですが、それ以外の方の中にも、自分の死を迷惑な事と、考えている様子がある事です。ある人が「死は、そして葬儀は、その人が最期にくれる贈り物だから、大切に頂戴して、味わいなさい」と言っていました。死とは、本来、誕生と同じくらい大切で、感動的な、歓びに充ちたもののはずなのです。人は、自分の身近な人の思い出を心に描いた時、心の中に、暖かなものを感じるものです。それを亡くなっていく人が、「迷惑」だと考えて去っていく様子は、とても悲しい思いです。親しい者に「迷惑」をかける事も、愛情表現の一つではないでしょうか。一番近い血縁者と墓に入れないのは、生前の不徳を後生に引きずるようなものです。もし、そのような原因で、個人墓等を選ぶのであれば、決して、幸せとは言えないでしょう。 永代供養とは元々、永代供養の起源は、江戸時代中頃、今の日本のように人口が頂点を突き、安定期に入った頃、収入が増えなくなった(減少し始めた)寺院が、収入増加を狙って始めたのが由来です。毎月の命日に永代にお経を挙げるかわりに、お布施を得たのです。これに似た事が現代でも起こっています。企業の参入が多いのも、永代供養が、お金になるからでしょう。元々、供養とは、後の者が永代に供養するのですから、特別に「永代供養」等と、言う必要はないのです。 身よりのない方、独身の方の墓跡継ぎがいない、身よりがいない方の為のお墓として、「何々永代供養墓」と言った名称の合祀墓があります。また、市営、都営の合祀墓(川崎市営の納骨堂・横浜市営の日野墓地内の納骨堂等)があります。また、普通の寺院墓地でも、供養料等を何十年か先まで納める事によって、墓地を求める事が出来る場合もあります。そうした場合でも、友人または、近親者には、墓地の場所等を知らせ、墓参・読経を頂戴する方が良いでしょう。身寄りがなく亡くなって行くにしても、残された友人等からすれば、その悲しみを癒し、また、故人を供養する術も必要でしょう。 |
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
掲載の記事・その他の無断転載を禁止します。 |
|