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SAW | ![]() |
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2004年作品。アメリカ映画。100分。配給=アスミック・エース。監督=ジェームズ・ワン(James Wan)。製作=マーク・バーグ、グレッグ・ホフマン、オーレン・クールズ、ラーク・ベルニーニ、ダニエル・J・ヘフナー、リチャード・H・プリンス。製作総指揮=ピーター・ブロック、ジェイソン・コンスタンティン、ステイシー・テストロ。原案=ジェームズ・ワン、リー・ワネル(Leigh Whannell)。脚本=リー・ワネル。撮影=デヴィッド・A・アームストロング。編集=ケヴィン・グルタート。配役=エイミー・リペンズ。音楽=チャーリー・クラウザー。アダム=リー・ワネル、ゴードン医師=ケアリー・エルウェズ、タップ刑事=ダニー・グローヴァー、ケリー=ダイナ・メイヤー、アリソン=モニカ・ポッター、アマンダ=ショウニー・スミス、雑役係ゼップ=マイケル・エマーソン、ケリー=ダイナ・メイヤー
多彩な小道具のアイデア、映像のさまざまな質感、スピード感のある編集、場を盛り上げる音楽。それらが、計算されたストーリー展開とともに、この作品を独創的なものにしている。個人的には、必然性がないのに腹話術の人形が異様に怖かった。
2046 | ![]() |
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2004年作品。香港映画。130分。配給=ブエナビスタインターナショナル(ジャパン)。製作・監督・脚本=ウォン・カーウァイ。製作=チャン・イーモウ。撮影=クリストファー・ドイル、クワン・プンリョン、ライ・イウファイ。美術・編集=ウィリアム・チョン。音楽=ペール・ラーベン、梅林茂。衣装=ウィリアム・チャン。チョー・モーワン=トニー・レオン、ワン・ジンウェン/wjw1967=フェイ・ウォン、バイ・リン=チャン・ツィイー、タク=木村拓哉、スー・リーチェン=コン・リー、スー・リーゼン=マギー・チャン、ルル/ミミ=カリーナ・ラウ、ワン・ジェウェン=ドン・ジェ
トニー・レオン、フェイ・ウォン、コン・リー、カリーナ・ラウ、マギー・チャンと、スターたちが共演。それぞれに持ち味を存分に発揮していた。フェイ・ウォンは、キュートなアンドロイドを演じてみせた。ウォン・カーウァイ作品初参加のチャン・ツィイーは、ここでも芸達者ぶりを発揮。新しい魅力を放つ。どんどん幅を広げていく彼女には驚かされるばかり。注目の木村拓哉は、何とか名優たちについていっているものの、幅の狭さは覆うべくもない。物語重視の人にはお勧めしないが、映像派にはたまらない130分になるはず。
デビルマン | ![]() |
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2004年作品。日本映画。116分 。配給=東映。監督=那須博之。原作=永井豪。脚本=那須真知子。特撮監督=佛田洋。CGプロデューサー=氷見武士。CGスーパーバイザー=野口光一。アクションコーディネーター=野口彰宏。不動明=伊崎央登、飛鳥了=伊崎右典、牧村美樹=酒井彩名、ミーコ=渋谷飛鳥、牧村啓介=宇崎竜童、牧村恵美=阿木燿子、シレーヌ=冨永愛、ニュースキャスター=ボブ・サップ
キャスティングも、またひどすぎる。下手以前に伊崎央登、伊崎右典にはやる気が感じられない。小林幸子なんか出す必要があるのか。ニュースキャスターがボブ・サップというのも分からない。宇崎竜童、阿木燿子は、あんなに白けた演技しかできなかったか。ミーコ役の渋谷飛鳥だけは、頑張っていたと思う。そして、ゲスト出演していた神父役・永井豪の哀愁に満ちた表情が印象に残った。無惨。
モンスター | ![]() |
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2003年作品。アメリカ映画。109分。配給:ギャガGシネマ。監督=パティ・ジェンキンス(Patty Jenkins)。製作=マーク・ダモン、ドナルド・カシュナー、クラーク・ピーターソン、シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)、ブラッド・ワイマン。製作総指揮=アンドレアス・グロッシュ、スチュワート・ホール、サミー・リー、ミーガン・ライリー=グラント、アンドレアス・シュミット。脚本=パティ・ジェンキンス。撮影=スティーヴン・バーンスタイン。音楽=BT・BT。アイリーン・ウォーノス=シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)、 セルビー・ウォール=クリスティナ・リッチ(Christina Ricci)、トーマス=ブルース・ダーン(Bruce Dern)、スコット・ウィルソン、プルイット・テイラー・ヴィンス、リー・ターゲセン、アニー・コーレイ、マルコ・セント・ジョン、ババ・ベイカー
アイリーン役に挑戦したセロンを話題づくりと見るのは誤りだろう。彼女には、アイリーンに強い関心を持つ虐待という同じトラウマがあった。15歳のとき、家庭内暴力の絶えなかった父親を正当防衛のために母親が射殺するという事件を経験していた。製作に名前を列ねていることが、彼女の並々ならぬ決意を示している。
無垢で残酷なセルビーを巧みに演じたクリスティーナ・リッチも素晴らしい。セロンの変身をあざといと反発した人も、リッチの自然な演技には感心したはずだ。
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