ニッケルメッキをしてみる

 銅メッキではやはり暗いと言うことで、銀色に輝くニッケルメッキに挑戦してみた。電解液などは銅メッキの時と同じだが、電極にはニッケルを使う。さすがにニッケル単体が、電線のごとくそこらに落ちている訳もないため、電極用のニッケルを購入した。



 銅メッキを行った筐体にニッケルメッキを行うことにした。話によると最初に銅メッキをした後にニッケルメッキをした方が、のりがいいらしい。加えて、銅の上にニッケルメッキをすると、色が違うためメッキできた箇所が目視でわかりやすい。



 最初から作り直した電解液を満たし、メッキ開始。



 結果はというと、全然ニッケルメッキができていない。



 ニッケル電極は溶けてなくなっていることから、電解液中にニッケルイオンは生成している。が、それが金属筐体表面で金属ニッケルに戻らない・・・何度やってもダメだった。電圧を上げたりしたけどだめだった。うまくいかなかった理由がよくわからない。



 というわけで、ヘッドライトの殻割り・殻閉じは自分でできても、メッキはさすがに難しいという結果となった。メッキだけは業者に任せてアルミ蒸着などで再メッキしてもらった方がいいと思う。前回紹介した殻割り・殻閉じを自分でおこなうことで、その分費用が安くなる。車検の時にヘッドライトの光量が不足している人は、この際再メッキした方がいい。

 肝心の再メッキ先だが、メガ東海という会社がある。なお殻割りを自分で行う場合、念のためバーナーであぶって殻割りしていいか確認のこと。

 そのメガ東海にて、まるおまるおさんのAZ−1のヘッドライト再メッキ例(この場合は殻割りから殻閉じまですべてメガ東海におまかせ)が掲載されているので参考までに。