音楽ソフト->Windows->その他->VST Player->初音ミクなどVOCALOIDのVSTiを使用してMIDIファイルを再生する

 
  VST Playerを使用して、MIDIファイルを初音ミク、鏡音リン・レンなどボーカロイドの声で再生するには、下記のように操作します。  
ボーカロイドのVSTプラグインを用意する
ボーカロイドのインストール時に、VSTiをインストールしておきます。ボーカロイドのインストール時に「すべて」を選択していると、自動的にインストールされているはずです。「カスタム」を選択する場合は、インストール項目に、「VOCALOID2 VSTi V2.0」を選択しておいてください。

上記のインストールを行うと、「Program Files\Steinberg\Vstplugins\VOCALOID2」の下に、VOCALOID2.DLLというファイルができます。これが、ボーカロイドのVSTプラグインのファイルです。

ボーカロイドのVSTプラグインをVST Playerに読み込む
「VST」ボタンで、ボーカロイドのVSTプラグインを読み込みます。

ファイルを読み込むためのダイアログボックスが表示されるので、VOCALOID2.DLLを指定します。VOCALOID2.DLLは、通常、「C:Program Files\Steinberg\Vstplugins\VOCALOID2」にあります。
上の図では、チャンネル1に、ボーカロイドのプラグインを読み込んでいます。ボーカロイドのプラグインは、複数のチャネルに読み込めないので注意してください。

再生するMIDIファイルを用意する
Vocaloidのデータの入ったMIDIファイルを用意します。Vocaloidのデータの入ったMIDIファイルは、VOCALOID Editorで、メニューの[ファイル]->[書き出し]->[VOCALOID MIDI]を選択して書き出します。

初音・カラオケ・ミク・コンバータを使用してファイルを書き出す場合は、書き出し時に、「Vocaloid用 midi files」か、「VSTi用 midi files」のいずれかを選択します。「Vocaloid用 midi files」を選択すると、メロディだけがボーカロイドのデータで書き出されます。「VSTi用 midi files」を選択すると、メロディのパートがボーカロイドのデータで、伴奏パートが、通常の楽器の音色で書き出されます。カラオケの伴奏をボーカロィドの声で歌わせたい場合は、「VSTi用 midi files」を選択してください。

再生するMIDIファイルを読み込む
「MIDI読み込み」ボタンをクリックします。

下記のようなダイアログボックスが表示されるので、読み込むファイルを指定します。

ボーカロイドのプラグインで再生する
「再生」ボタンをクリックすると、再生が始まります。