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過ぎ行く時 〜 在宅勤務 1つ目の環境 〜


職遊兼用空間

2023年11月に移住し入居して最初にしたことは在宅勤務する環境の整備でした。

そして入居から1年間。
あれこれ変更しながらも、結局は殆ど変わらず今に至っております。
 
机の前に座れば音楽鑑賞するのも、映像鑑賞するのも、PCでの作業もほぼ完結します。
そして振り返れば必要な本にほぼ手が届きます。

難点といえば椅子がサンルームへの動線を塞ぐように鎮座していること位でしょうか。
でもサンルームに出入りするのは1日に2~3回。
その時だけ通路を確保すれば良いだけの話で後悔するほどのことではありません。


遊する時の環境

2009年春に子供に買い与えたけれど、その後、使われなくなった、お下がり1号こと富士通BIBLO NF/D75。
CPUはIntel Core2 Duo CPU P8700 2.53GHz、メモリ4.0GB。
そのノートPCにモニター(外付けディスプレイ)を接続し、表示画面を拡張させています。
 
遊びで使う場合に使用する機器。

そのお下がり1号PCですることは
  • ブラウザでサイト閲覧、操作。
  • ストリーミングで音楽鑑賞。
  • テキストエディタでファイルを更新。
  • 表計算ソフトでファイルを更新。
  • イメージソフトでファイルを更新。
  • 時にYouTubeで映像鑑賞。
  • 時にCD・MD・カセットの音源をファイル化。そして編集。
    位ですから、かろうじて最低限の要件は満たし、私には十分です。

    ただ流石に内蔵ディスクをHDDからSSDには変更してあります。

    もちろん時々、ディスクをI/Oする時、ブラウザからアクセスしたページに広告などコンテンツが多い時など、「うっ!」とくることもあります。
    でもその程度のことで新たなPCを何万円、十何万円も払ってまで欲しいとはなかなか思えません。

    しかしブルーレイの再生は無理です。鑑賞に堪えられるものではありません。

    そこでPCの下、机の上に組み立てた1985年頃に購入したアンプ、2000年頃に発売されていたオーディオ機器群
     
    の中に2015年頃に購入した再生専用のブルーレイ・レコーダーを設置し、直接、ディスプレイにHDMIケーブルで接続し、鑑賞出来るようにしてあります。

    ただ課題はテレビやモニターの内蔵スピーカーの音質です。低音が良くありません。
    また使用しているモニターにはHDMIの口が2つしかありません。
    HDMIの口の一つは仕事で利用するノートPCで使用しており、もう一つのHDMIの口は お下がり1号 ノートPCで使っています。

    そこでHDMI音声分離機で分離した音声をオーディオ・アンプに繋ぎスピーカーから出力するようにしました。
    そして遊びで利用するノートPCからのHDMIケーブルとブルーレイ・プレーからのHDMIケーブルを、モニターのHDMIの口一つをHDMI切替機で共有することにしました。
     

    やはり高価なスピーカーを設けたいとも思いますが、この環境で使用するスピーカーはPanasonicのSB-PM710です。

    このスピーカーは2005年頃に子供に買い与えたけど流石に本体部分のCD、MDなどが正常に稼働しなくなり本体のみ二束三文で売り払ってしまったミニ・コンポPanasonic 5CD/MD/SDコンポ SC-PM710SD

    の一部なのでした。

    これで完成と思いきや2024年12月にはアンプを新調したのでした。
     

  • 職する時の環境

    会社から貸与されているノートPCにモニター(外付けディスプレイ)を接続し、表示画面を拡張させています。
     
    仕事で使う場合に使用する機器。

    常時、ブラウザを複数、アプリケーションを複数、起動させて切り替えしながら使用しています。
    もちろん仕事で使うには十分な性能です。

    そして機器と共に無くてはならないモノ、それは紙に印刷した文書群です。
    コンピューターが世の中に浸透とともに抱いた期待に生じた課題に問題。
    20世紀末に抱いたペーパーレス、21世紀初頭に生じた問題解決にレスペーパー。
    紙の存在を無くすという極端な話は会議室の中でだけでしていて欲しいものです。

    仕事中に参照する可能性が高い文書資料(紙)。

    「これから行う内容はこのキングファイルのこの辺りにある。」でパッと開いて、紙を参照しながらPCの操作。
    時々やります。

    もちろんシステム内に電子ファイルは格納され参照も出来ます。
    デスクトップやフォルダ内に電子ファイルが格納されるフォルダのリンク(ショートカット・アイコン)はあるものの、その数も少なくありません。
    アイコンを特定し、アイコンを実行してからファイルが完全に開くまでの時間。
    やはり紙を参照する方が圧倒的に速いです。

    これらの文書を参照する場合、何らかの障害が発生しており、もしかしたら電子ファイルが格納されているシステムかもしれません。
    もしかしたらネットワークが不調かもしれません。
    もちろんネットワークが不調な場合、ノートPCからシステムの操作ができません。
    でも紙を参照しながら電話で作業を依頼することが出来ます。

    紙の機動力、イザという時に備え、紙に印刷した文書は必須です。


    この環境の課題、問題点

    ただ半年もこの空間で仕事をしていると不便なところが目につくようになりました。

  • キング・ファイル(ドッチ・ファイル)を参照する際、キング・ファイル(ドッチ・ファイル)を開く場所がありません。
    そのため膝の上に開かなくてはなりません。

  • あれこれ考えながら、単語や文章を、図を、紙に書きたくなっても、紙(ノート)を開く場所がありません。
    その紙(ノート)を膝の上、はたまたキーボードの上に開かなくてはなりません。

  • キングファイルを参照しながら、PCを操作し、あれこれ考えていることを紙に書くということが円滑に出来ません。
    というよりも現実的に出来ません。

  • 業務内容的に物理的ディスプレイのスペース(面積)が足りません。
    新たなディスプレイを設置しようにも場所がありません。

  • キング・ファイル(ドッチ・ファイル)に綴じていない巻物の紙、B紙などを広げて見る場所がありません。


  • これらの課題、問題点を解決しないことには円滑に業務を進めることが出来ないと2023年11月に移住し入居して1ヵ月位の2024年を迎える頃には新たな環境構築を考え始めていたのでした。

    その対策が在宅勤務 2つ目の環境となります。




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