立川市ファーレ立川野外彫刻

立川駅北口ファーレ立川周辺に設置された野外彫刻。
街に溶け込んだ彫刻の例として評価される場合もあるらしいが実際の所はかなり微妙。

ファーレ立川の彫刻群に共通して言える事は。

    作品に作者として表現したい意図が感じられない。
    観客に伝えたい感動や情熱がない。
    芸術品としての価値が感じられない。
    ファーレ立川という場所に置く意味が判らない。
    作品を選んだ基準が判らない。
    設置場所と作品の調和をどう考えているのか意図が分からない。
    屋内用の彫刻を屋外に設置してある。
クレストホテル横のオブジェ。
三角錐の形の大きな土台の上に、風で動く羽根のような仕掛けが乗っている。
かなり大きな羽根なのでよっぽど風が強くないと動かない。
風の向きに応じて羽根が動くのが、このオブジェの見所らしい。
このオブジェは横の木と比べても判る通りかなり大きい。
デパートの高島屋裏路地にあるオブジェ。
路地にはいつも自転車で一杯なので、自転車の間にいつも埋もれている。
大きさはちょうど人の丈よりすこし大きいくらいでほぼ等身大。
一見した感じは、色の派手さから案山子らしい。
手の形は交通整理のお巡りさん風。 頭は街灯のガラスケース風。
街に溶け込んでいると言われると、確かにそんな感じもする。
デパートの高島屋裏広場にある、オブジェ。
高さは3メートル近くありかなり巨大。
見た感じは植木鉢にしか見えない。
聖火台をイメージしてるのかもしれないがあまり見栄えはしない。
夜は四方からライトアップされてるが、ライトアップする意味は判らない。
このオブジェ見ても安らぎを感じたりはしないので彫刻としての意味が不明。
かなり大きな場所を取っているので、彫刻というより単なる場所塞ぎ。
デパートの高島屋裏路地にあるオブジェ。
見たところ派手なタイルの飾りの付いたベンチ。
蛇の模様は、色からして毒蛇かウワバミ。
大きさもぴったり座るのにはちょうどいい。 実際に座って一息入れる人も多い。
二人でカップルで座るにも都合のいい大きさ。
回りはいつも自転車で一杯。
デパートの高島屋裏手の通路脇、空中に浮いたショーウィンドーにサイクリング用の自転車が飾られている。
ちょっと見た感じは、自転車の宣伝のためのショーウィンドーに見えてしまう。
だけど宣伝にしては自転車のメーカーの名前が見当たらない。
よくよく見るとこの自転車、普通の自転車ではなさそう。 どう見ても走るための自転車ではない。
自転車のフレームにはネオンサインが飾られていて夜は明るく輝く。 一応は、野外彫刻のオブジェらしい。
デパートの高島屋裏手にある人物の群像。 一見インディアンにも見えるが良く見ると、インディアンではないみたい。 ポリネシア系の住民の正装にも見えるが服装の派手さからして原住民にも見えない。 なにか歴史上の出来事でも再現してるのかも知れないが、見てすぐ思いつく有名な出来事も思い浮かばない。 色が随分と派手なので遊園地の人形みたいで現代彫刻にはとても見えない。 すぐ前の通路は自転車がいつも置かれていて、この彫刻は間近でよく見ることが出来ない。
デパートの高島屋駐車場入り口前、立川ビジネスセンタービル裏にあるオブジェ。 将棋の駒にも似た形の、記念碑風の造形にタイルが貼ってある。なにか文字でもあれば記念碑なのだろうがどこにも文字はない。 まるで小学生の工作をそのまま大きくしたような作品。どう鑑賞していいのか判らない。
ファーレ立川横の公園「憩いの広場」にあるトーテムポール風石像。フクロウと猿の組み合わせらしく、ポリネシアかエジプトあたりの民芸品風の印象がある。わかりやすい彫刻なので公園の雰囲気にはよく合っている。
ファーレ立川横の公園の「憩いの広場」にある造形。一見したところトイレにも見えるがどこにもドアはない。夜だったら酔っぱらいがトイレと間違えそうな造形で彫刻にはとても見えないが、一応は彫刻らしい。水槽か道具置き場にも見えるこの造形どう鑑賞すればいいのか判らない。
高島屋駐車場入り口の舗道にある、大型犬の鉄製の像。 大きさがちょうど本物の犬の大きさとそっくり同じ。 すこし遠くから見ると、本物の犬が寝そべっている様にも見える。金属製の作りはかなりおおざっぱで犬の表情や仕草が感じられない。

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