前田整体院 トップ Q&A集 >坐骨のプログラミング障害について

 

そちらで私は、坐骨のプログラミング障害と言われました。一度聞いてもよく理解できないのでもう一度詳しく教えて下さい。
この話しは医学の話しではないので信じられる人だけ読み進んで下さい。あと、かなりの長文であることをお詫びします。人間は出生時に瞬間的に脳にプログラミングされて死ぬまで変わらないものがあることを日本に在住されている伊藤聖鎬さんという方が発見しました。
その中でも人体によくないプログラミングで坐骨のプログラミング障害を約25%の人が持っています。私は、座骨のプログラミング障害を10段階にわけています。レベル10が最も障害がひどい人です。前田整体院にご来院されて症状を訴える方は、レベル7以上の人がほとんどです。ホモサピエンスには、椅子に長時間座って作業するという習慣がありませんでした。ですからレベルが高い人に硬い椅子に座って作業できない(坐骨の耐用時間の短い)人がいます。坐骨の耐用時間が短いですから、その時間を過ぎるとそわそわしてちゃんと座って人の話しが聞けなくなります。それが酷い人がADHDと言われているような人で数分しか耐用時間がありません。授業を受けるというスタートラインにたてないのです。しかし、伊藤聖鎬さんがその治療法を確立しました。そして、私が2014年に考案した頭蓋骨療法も坐骨のプログラミング障害を組み換えるのに効果があることが解りました。その障害を正常なプログラムに組み換えるには頭蓋骨(主に後頭骨と側頭骨)と頚椎と座骨の施術をしないといけません。頚椎の調整が必要なのは、交感神経管が機能障害を起こすと首に歪みや緊張が生じるからだと思われます。人に拠って様々なのですが、継続して施術することで坐骨のプログラミング障害がなくなったかのように症状が安定してきます。
座骨のプログラミング障害がある人で首のこりを感じている方は、95%以上の確率で頚静脈孔症候群になっています。そちらの文章も長文ですが、すごく大切なことを記載していますので、参考にして下さい。
坐骨のプログラミング障害があるからといって全ての人に症状がでるわけではありません。生まれつき症状が出る人もいれば、何かをきっかけに出る人もいます。また、何もなくても加齢で症状が出る人もいます。
私は、25、6歳の時に故齋藤巳乗先生(生前日本一のオステオパスと言われていた方)に福島県の先生の治療院で施術して頂きました。その時に「右の後頭乳突縫合(側頭骨と後頭骨をつないでいる縫合)が緊張しているが体がだるくないか?」と言われました。いつも体がだるかったのでその時は、それだけが症状なのかと思っていました。しかし、数年前に伊藤先生から坐骨のプログラミング障害をセミナーで教えてもらい、30年来の悩みが解消しました。私自身がずっと座っている時に左の坐骨に体重を載せる癖がありました。いろいろ自分で考えては、矯正するのですが改善しませんでした。どうしても左の坐骨に体重を載せて座ってしまうので、骨盤を中心に体全体が歪んでしまいます。また、高校時代に野球をしていて走れなくなるくらい股関節を痛めました。特に外傷もないのにどうして発症しているか解らなくて接骨院に通院して痛みがとれるまで何ヶ月もかかりました。要するに私は、坐骨のプログラミング障害ではありませんが、右の後頭乳突縫合が緊張していたので同じような症状になって左の坐骨に体重を載せる癖がとれなかったということです。骨盤が歪むわけですから当然股関節を形成する臼蓋の位置が変化して股関節が悪くなるわけです。坐骨が歪んでいたのは、骨盤に原因があるのではなく後頭乳突縫合を中心に側頭骨と後頭骨、頚椎、坐骨が歪んでいたのが原因であったわけです。(もちろんそれ以外の部位の調整が必要な場合もあります)それを坐骨のプログラミング障害として発見したのが伊藤先生です。硬くて体重を載せた時に抵抗がある悪い方の坐骨には本能的に体重を載せたくありません。いつも同じ脚を上にして組んで座る癖がある人は要注意です。また、齋藤先生の側頭骨のテクニック(誇張法)がこの障害を改善するのに非常に効果があります。セルフケアーの仕方を自分で考案して定期的にするようにしてから症状がでなくなりました。以前はよく横座りをしていたのに今は全くしていません。この業界に入ってから腰痛や坐骨神経痛にも悩まされていたのですが、坐骨を中心に骨盤が整ったのでその症状もなくなりました。
では、坐骨のプログラミング障害がどんな状態なのかご説明させていただきます。
床や椅子に座って片側の坐骨に体重をかけます。正常であれば坐骨は沈み込み体をスムーズに傾けることができます。しかし、坐骨のプログラミング障害があると坐骨が沈み込まずに抵抗を感じ坐骨の山を越えるような感覚があります。左右の坐骨で比較すれば解りやすいでしょう。沈まない方の坐骨が歪んでいます。両方の坐骨が悪い場合は、どちらも抵抗を漢字硬くなっています。別の検査法は、立位で第三者に片側の肩を床方向に押し下げてもらいます。通常であればかなり力を入れても肩は容易に下がりませんが坐骨のプログラミング障害があると簡単に下がります。また、あぐらをかいて座ってもらい両肩に第三者が体重をかけます。通常であれば体重をかけても体は沈み込みませんが坐骨のプログラミング障害があると簡単に体が潰れて沈み込みます。
このような検査結果から負荷に非常に弱い体であることが解ります。解りやすく大げさに言うと重力により脊椎が潰されている状態にあります。普通はそんなに疲れないことでも体がかなり負担に感じて自律神経が乱れて様々な不定愁訴を発症することがあります。例えば、首や肩こり、腰痛、ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、股関節痛、注意欠陥多動症、側弯症などです。現代医学では注意欠陥多動症などは脳の機能障害であることまでは解っていますが、どうして発症しているのかは解っていません。実は、脳のプログラミング障害であり現代医学の範疇ではなく地球のシステムです。
坐骨のプログラミング障害でない人でも長時間座ると坐骨が緊張してきます。ですから長時間デスクワークや運転をする時は、必ず休憩を入れてください。坐骨と間脳(自律神経)が密接に関係しているので集中力を欠いたり能率が悪くなったりします。自動車教習所で高速走行をする時は、2時間おきにに休憩して下さいと言われたり、授業が60分前後で区切られているのは、経験や統計から長く続けると事故を起こしやすくなったり授業中に集中力が切れたりすることが解っているからだと思います。

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