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「なぜ、ぼくはこんな生き方・働き方をしているのだろう?―生き方・働き方に迷ったとき答えておきたい39の質問 」マツダ ミヒロ(著)(泰文堂 2013年6月)

■人を応援する生き方で自分も元気に生きられる■

この本は一気に読めました。マツダ ミヒロさんは、「質問はやる気を引き出す」との実感から今の活動を開始されたとのことですが、その意味がよくわかる本でした。
自分が好きで得意なこと、小学生と比べて経験を積んでいると言えることに注目してお金を稼ぐという考え方は、仕事を始めてもうまくいかないのではないかという気持ちを楽にさせてくれます。
シャンパンタワーの法則は、テレフォン人生相談を聞き続けている私にとって納得のいく法則です。世の中の多くの人が自分を満足させることを知らず、苦しみながら子育てをして子どもの心を蝕んでいったり、自分の満足よりも不満に着目し、家族に依存して憎しみを募らせていくという事例が複数あったからです。
良い本だという記事を偶然見つけて読んでみた本でしたが、評判どおりの良い本だと感じました。

■共感した部分■


自分が社長をクビになり、

「せっかくゼロの状態に戻ったので、新しいことを始めたい!でもお金を稼がなきゃいけない!」
と思ったことからぼくが取った行動は、

1 やりたいことすべてに挑戦してみる

2 それと同時に、今までの経験でお金になることをする

でした。 - 95ページ


1人で会社を再スタートした頃からお世話になっている方がいます。

日本全国で中小企業向けのコンサルティングを行い、「がんばれ社長!」というメールマガジンを発行している武沢信行さんです。このメルマガとの出会いが、今のぼくにつながっていることは間違いありません。 - 105ページ


ちょうどこの頃、成功している人たちに「うまくいく秘訣は何ですか?」とインタビューしたことがありました。

驚くことに、ほとんどの人が同じ答えでした。

それは、

「うまくいかないときは、うまくいくまでやればいい」

というものでした。

当たり前のことですが、これが本質です。 - 111ページ


シャンパンタワーの法則

シャンパンタワーをご存知でしょうか?
ピラミッド状に積み上げられたシャンパングラスの頂上のグラスにシャンパンを注ぎ、流れ落ちる光景を楽しむものです。

それをこんなふうに見立てます。1番上のグラスを自分に、次の段のグラスは家族、その下のグラスは友人、そして会社のお客様など。
このシャンパンタワーは。もちろん1番上から注ぎます。そして一番上のグラスが満たされたら、次のグラスを満たすために、下の段へとシャンパンが流れていきます。

自分が満たされないことには、家族を満たすことができません。家族を満たせなければ、友人やお客様も満たすことはできません。
でも世の中には、1番上からシャンパンを注がずに、2段目、3段目からシャンパンを注いでしまっている人たちが多くいます。そして、いつまでたってもそのシャンパンタワーが完成しないことに気がつかないのです。
だからこそ、他の人を満たす前に自分を満たすことに意識を向けましょう。 - 204-205ページ

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「ルビリン」は東山動物園にいたアムールトラの名前です。土手で出会った子猫を迎え入れ、「るびりん」と命名しました。

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