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AK News
黒澤明関連ニュース:1997

訃報
俳優の三船敏郎さんが12月24日全機能不全のためお亡くなりになりました。享年77歳。
三船さんは、第1期の東宝ニューフェースとしてデビュー。この時のオーディションに黒澤監督が関与したこともあり、デビュー作は黒澤監督が脚本を書き、谷口千吉監督がメガホンをとった「銀嶺の果て」。以後は「酔いどれ天使」から「赤ひげ」までの黒澤監督作品に「生きる」を除いて全て出演。まさに黒澤映画の顔として大活躍をされ、「世界のミフネ」として人気、評価ともに不動のもとされました。
ここにご冥福をお祈りいたします。
あまりの突然の悲しい出来事で言葉になりません。三船さんの追悼ページできました。よろしければご覧下さい。

特報!
新たな黒澤監督関連書籍発売。
ソニー・マガジンズより、創業20周年特別企画として12月10日に「黒澤明クロニクル/永久保存版」が発売される。黒澤監督自身も編集に協力し、未公開写真も掲載された集大成的なものとなる。なお、この本は予約限定発売で、11月15日が予約の締め切り。美麗ケース入り、B4版全360頁。限定番号(シリアルナンバー)付き。定価は30,000円(税抜き)。
既に発売致しました。
池袋の西武百貨店内にある「LIBRO」では1月中旬、まだ数冊おいてありました。他にも芸術書などが充実している大型書店ならおいてあるところがあるかもしれません。また、このぶんだと今から書店に注文しても取り寄せが可能かもしれないので、もし予約していない方で入手希望の方は一度お近くの書店になるべく早めにお問い合わせをしてみて下さい。

「黒澤明展」開催
黒澤監督ゆかりの秋田県中仙町で、絵コンテを中心にした「黒澤明展」が、10月8日から13日まで開催されます。詳しくは中仙町のホームページをご覧下さい。
なお、この情報は中仙町の広報の方よりメールにてお知らせ頂いたものです。
既に終了致しました。

黒澤監督テレビ出演
8月2日土曜日TBS系「世界ふしぎ発見!」にVTRではあるが、黒澤監督が久しぶりに姿を現した。
今年は「スター・ウォーズ<特別篇>」公開で一躍時の人になったジョージ・ルーカスもインタビューに答え、自らその「スター・ウォーズ」が、黒澤の「隠し砦の三悪人」を下敷きにして作られていることを語った。
また、番組の最後で「監督の次の夢は?」と尋ねられた黒澤監督は、「それはねえ、その場になんないと出てこないねえ。いや、もちろん、何かありますよ。でも、どれが本当に、その夢になってくるかって言うとね、その場にならないとね、決められないね」と答えた。
既に放送終了致しました。
久しぶりに見る黒澤監督は以前よりかなりお痩せになった様子で、それが95年に怪我をされた時の影響かはわかりませんが、体力的に新作を撮れるような状態なのかどうか、少し心配になりました。しかしながら、監督が語っている「何かありますよ」という次の夢が、次回作を撮るということであり、そしてそれが現実のものとなることを期待したいと思います。

追記
前回お知らせした現在執筆中といわれる脚本「赤死病の仮面」ですが、今回更新したプロフィール:4にも記載しましたが、1977年に「赤き死の仮面」として既に脚本を執筆していました。
今回の作品がこの時の脚本の映画化なのか、または新たに書き直しをしているのかは不明ですが、詳しいことがわかり次第こちらでお知らせいたします。

特報!
黒澤明監督、新作映画の脚本を執筆。
5月14日ロイターが伝えるところによると、黒澤明監督が、98年に撮影開始予定のエドガー・アラン・ポーの小説「赤死病の仮面」の映画化作品で脚本のみを担当する。黒澤監督の長男、黒澤久男氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、現在メガホンをとる監督を選考中。
なお、この情報は、このサイトをご覧頂いていて、同じように黒澤映画に関するページを開設している遠藤さんよりメールにてお送り頂いたものです。この場をお借りしてお礼申し上げます。
また他にも何か黒澤監督、及びその周辺の方々、出来事の最新情報等ご存じの方がいらっしゃいましたらこちらまでお送りいただければ幸いに存じます。

訃報
俳優の西村晃さんが4月15日心不全のためお亡くなりになりました。
西村さんはテレビの「水戸黄門」の2代目黄門様でお馴染みですが、黒澤作品でも「悪い奴ほどよく眠る」で大変印象的な演技をされていました。
ここにご冥福をお祈りいたします。

訃報
女優の杉村春子さんが4月4日頭部膵臓がんのためお亡くなりになりました。
杉村さんは築地小劇場を経て、文学座創立以来文学座の中心的な女優として日本の新劇界、また映画界において大変な活躍をされていました。黒澤作品では「赤ひげ」での女郎屋の主人の役で大変印象的な演技をされていました。
ここにご冥福をお祈りいたします。

訃報
プロデューサーの田中友幸さんが4月2日脳梗塞のためお亡くなりになりました。
田中さんは東宝の名プロデューサーとして「ゴジラ」「独立愚連隊」「八甲田山」などを世に送り出し、黒澤作品においても「悪い奴ほどよく眠る」「用心棒」「椿三十郎」「天国と地獄」「赤ひげ」「影武者」の6作品を手がけていました。
ここにご冥福をお祈りいたします。

黒澤明展開催
4月に横浜と東京にて、黒澤監督の直筆絵コンテや作品で使われた衣装や小道具などを集めた「黒澤明展・動と静の交響詩」(主催:読売新聞社)が開催されます。横浜は横浜そごうにて4月1日から7日まで。東京が有楽町そごうにて4月29日から5月5日までの開催。
既に終了致しました。

特報!
黒澤明監督の次回作決定。
と言ってもCMの話ですが、この春からオンエアされる予定のカルピスのCMの演出を黒澤監督が行うとのこと。内容は黒澤監督が描いた「初恋」を題材にした絵コンテをアニメーション化したもの。最近はパナソニックのDVDのCMでも黒澤監督の絵コンテが使われるなどメディアへの露出がやや多くなっており、本当の劇場用の次回作が待ち望まれます。
既に放映終了いたしました。

訃報
美術担当者の村木忍さんが1月16日肺気腫のためお亡くなりになりました。
村木さんはご主人の村木与四郎氏と共に黒澤作品をはじめとして日本映画界でご活躍をされておりました。
ここにご冥福をお祈りいたします。


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