学習点字ペンを使った授業(2時間扱い)(1時間目)〜点字の仕組みを知ろう(1)    

1時間目授業の概要(全発問・全指示)


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指示1  目をつぶりなさい。
発問1  目を開けましょう。今は、目の不自由な人の気持ちになってもらいました。
     目が不自由だと困ることは何ですか。
発問2  目の不自由な人のことを考えて作られているものには、どんなものがありますか。
発問3   点字がついているものにはどんなものがありますか。
発問4   (ビール缶についている「おさけ」という点字をビジュアル・プレゼンターでテレビに映しながら、)
     
この点字はなんと読むでしょうか。
発問5  この点字がビールと読むと思う人、手を挙げましょう。                                                 
発問6   (点字「あ」のカードを見せながら、)
      この点字はなんと読むでしょうか。

      (「い」「う」「え」「お」の点字も同様に次々と聞いていく。)
発問7   (点字「か」の読み方を教えた後で、点字「き」のカードを見せながら、)
     
それでは、これはなんと読むでしょうか。
指示2   (「学習点字ペンワーク」を配って、)
     ここまでの点字をワークに書いて覚えましょう。はじめ。
指示3   (「学習点字ペンセット」を配って、)
      袋を開けて,点字の50音表だけを出しましょう。
発問8    (ビール缶についていた「おさけ」という点字のカードをはって、)
      ビール缶の点字はなんとかいてあったんでしょう。50音表を使って読んでみましょう。
発問9   点字の50音表を見て、点字の仕組みでなにか気が付いたことがあったら発表しましょう。
発問10   (点字「が」のカードを見せ、点を打つ場所を表すカードの5番の点をさして、) 
     5番の点に「か」をつけてなんと読むのでしょうか。

      (「ぎ」の読み方も確認する。)
発問11  (点字「ぱ」のカードを見せながら、点を打つ場所を表すカードの6番の点をさして、)
      6番の点に「は」をつけてなんと読むでしょう。

      (「ぷ」の読み方も確認する。)
指示4   (「学習点字ペンワーク」の続きを配って、)
      点字の読み方の練習をします。50音表を見てワークをやりましょう。
     下半分に答えが書いてありますから 半分に折ってやります。
     できたら,自分で答え合わせをしましょう。


※「学習点字ペンワーク」は、教室ツーウェイ6月臨刊「総合的学習に使える福祉ボランティアテキスト集」(明治図書)の中から、甲本卓司氏考案のものを一部カットして使用した。
※「学習点字ペン」は、東京教育技術研究所ジュニアボランティア教育本部発売のもの。
※この授業をするにあたっては、主に「ジュニアボランティア教育」(36号)の川口達実氏の実践と「教室ツーウェー」(bP83,明治図書)の東田昌樹氏の実践を参考にした。


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