伊豆半島以南 水深100m以深の沿岸域
フグ科の中でも最も深い所に住むホシフグ。希に
我々が潜る浅瀬にも出現します。恐らく産卵時だと
思います。やや大型で30〜40cmの大きさです。
撮影地:大瀬崎・先端
水深30m
やや深い砂地に生息するホタテエソは数十年前に
伊豆で発見された新科:ホタテエソ科の魚。動きは
おもしろくて、ピュと飛ぶ様に移動した後、背ビレを
ピンとおっ立てます。生息域はあまり広くない様です。
撮影地:大瀬崎・先端
水深25m
インド洋
98年末から大瀬崎で話題になったハナダイ。和名は
未だ付けられていません。インド洋の固有種と言われて
いる魚:セイルフィンフェアリーバスレットの仲間だそうな。
でも海は広いな大きいな、長旅をしてきたのでしょうか?
撮影地:大瀬崎・先端
水深4m
南日本、中・西部太平洋
ハナダイは美しい・・・ 僕の大好きなポイント:大瀬崎の
先端にはこんなハナダイが生息しています。このアカオビ
ハナダイは体に赤い横帯部分があるのが特徴です。この
写真では腹ビレの赤い部分が写っていませんが、雄の
腹ビレには赤い色が現れます。やや深場を好む様ですが、
時には20mより浅い場所にも見られるみたいです。
撮影地:大瀬崎・先端
水深40m
大瀬ではいつも他のキンギョハナダイやナガハナダイの群の中に混じって
泳いでます。左の写真もアカオビハナダイのオスとメスではなく、写真上の
魚はナガハナダイ(メス)です。
この写真の様に横から見ると体の赤い帯(これが名前の由来:アカオビ)が
鮮明でしょ?
撮影地:大瀬崎・先端
水深40m
伊豆半島、インド・西太平洋
何処にでも居そうでめったに会えない・・・僕はこの
ハナダイ:ミナミハナダイにそんな印象を持ってます。
何しろいつでも泳ぎまくっているので(ハナダイって
そんな仲間が多いけど・・) 写真撮影は困難そのもの
なのです。この写真でも解る様に尾ビレは紫色から
先っちょが黄色でとても奇麗です。
撮影地:大瀬崎・先端
水深40m
いつも小さな群をなしています。他のハナダイよりもやや細っそり
した体と背ビレが2つに分かれているのが特徴です。
右の写真は悲しいかな、ミナミハナダイのスピードについていけず
ピンを外してしまった写真ですが、背ビレの特徴は解るでしょ?
撮影地:大瀬崎・先端
水深40m
静岡県、高知県、琉球列島、インド洋〜西部太平洋
伊豆って海はダイバーの数が他の海と比べて異常に
多いという事もあり、この手のレアモノがしばしば発見
されます。ハチマキダテハゼは普通のダテハゼと比べ
一見して頭に一本ハチマキを巻いた様な縞が特徴。
南方のハゼですが、これが越冬して生息するとは・・・
撮影地:大瀬崎・湾内
水深8m
青森以南の本州中部〜東シナ海、大西洋、
オーストラリア、ニュージーランド
深海性の魚である事でも知られるマトウダイの最大の
特徴は体のド真ん中の的(まと)。危険を察知すると、
ウルトラマンのカラー・タイマーの如く、点滅をします。
非常に深い駿河湾に面した大瀬崎では比較的に良く
見れる(特に冬場)魚ですが、頻繁ではありません。
撮影地:大瀬崎・先端
水深25m
伊豆半島、伊豆大島
深度50m近くまで行かないと遭遇出来ないか?と
諦めてた訳ぢゃないけど、遭遇した時は久し振りに
水中で発狂しました。(笑)
この個体は水深36mというシロオビハナダイの割に
リーズナブル(?)な水深での撮影。 ナガハナダイの
群れの中に1匹だけ顔が違う子がいて震えました。
撮影地:大瀬崎・先端
水深36m
シロオビ君の体の帯はシロ。一見してアカオビハナダイとは違います。
ハナダイの仲間はどれもそうですが、ヒレの先が際立って美しいです。
水中でも感じますが、あらためて写真を見ると美しさに感心する事も
よくあります。もう、『やみつき』であります。
撮影地:大瀬崎・先端
水深36m
南日本、台湾、東アフリカ
これまた大深度でないと遭遇出来ないハナダイ。
2009年に紀伊大島で初めて遭遇した時に痛恨の
撮影ミスこいてしまったのですが、ようやくリベンジ。
水深37mというマダラハナダイでは劇的に浅い(?)
水深での撮影。撮影待ち時間で既に減圧指示が
出ましたが、無事に撮影出来ました。しかしこの
体の(斑)まだら模様、不思議な体色です。
撮影地:大瀬崎・柵下
水深37m