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亀山城下に広がる亀山宿を後に、関宿へ向かいます。関宿は、東海道53宿の中で唯一、伝統的建造物群保存地区に指定されており、約1.8kmの町並みが保存されています。 |
大庄屋屋敷跡〜分岐点 | ||
椋の木に別れを告げ、先へ進みます。しばらくすると「大庄屋屋敷跡」の標柱が建っていました(写真左)。 この標柱の先で、道は左右に分かれます。分岐点には案内板があり、東海道は右となっているので、この分岐は迷うことはありません。案内通り右へ行くと、途中に布気神社があり、正しい道筋であることを確信しました。 |
大岡寺畷〜鈴鹿川岸 | ||
旧道はやがて県道565号線(旧国道1号線)に出ると、県道・JR関西本線と交差します。しかし、残念ながら東海道は県道と鉄道に分断された形になっています。少し左には歩道橋がるので、これを利用して県道と鉄道を一気に越え、反対側に出ます。 県道・鉄道を越えると、東海道は桜並木の続く道となります。やがて、大岡寺畷とかかれた標柱がありました。元々このあたりには松並木があったそうですが、今は松の姿はなく、かわりに桜並木になっているように思えます。花の咲く春にくると、きっと見事な桜が出迎えてくれることでしょう。 やがて、高速道路のガードをくぐりますが、橋脚には広重の絵が描かれていました。ガードの先は、鈴鹿川の堤防の上を歩きます。 左上:大岡寺畷の標柱 右上:橋脚に描かれた広重の絵 左下:堤防上の道となった東海道 |
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関西本線の踏切を渡り、一旦国道に合流した東海道は、すぐに右へ分岐します。すると、「小万凭松碑」が建っています(写真左)。いよいよ関宿。旧家の残る町の中を先へと進むと、前方にはまるで時代劇のセットのような町並みが続いています。その町並みの入り口辺りに、鳥居が建っています。ここが東追分けで、鳥居の建つ道は伊勢神宮への参拝道です(写真右)。 |
一里塚跡・関宿の町並み | ||
鳥居の下には、遠慮がちに一里塚跡の石碑が建っていました。うっかりすると見逃してしまうので要注意。 さて、いよいよ関宿。気分は江戸時代の旅人。町並みを楽しみながら進みます。 |
本日の行程終了 | ||
16時30分をまたっていたこと、雨のために暗くなるのがはやいことから、そろそろ終了場所を考えなければ。この日は亀山に戻って1泊するため、関駅までのアクセスが良いところを探していました。地図を見ると延命寺前の交差点で左に曲がると、どうやら関駅まで一直線のようなので、そこで終了することにしました。 |
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