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県道に合流した東海道ですが、意外にも県道沿いには旧家が多く残っていました。昼食がまだだったので、蒲原駅近くの県道沿いにある食堂で、遅い食事を済ませると、由比宿を目指して歩き始めました。東名高速道路の高架をくぐると、旧道の分岐があり、薩た峠を控えた由比宿は目の前。 |
旧道分岐、一里塚 | ||
東名高速道路の高架をくぐると、東海道は左に分岐します。旧道を進み、水神の石碑などを越えると、やがて江戸から39番目の一里塚跡がありました。 |
「16時01分] 東桝形跡 | ||
日もだいぶ傾いてきた中、旧道を進むと、やがて道筋が左右に曲がった、東桝形跡に着きます。桝形は、防衛のために作られたとされ、今でもその形跡を残す宿場も結構あります。この東桝形より由比宿となります。 |
[16時14分] 問屋場跡、[16時15分] 脇本陣跡 | ||
おもしろ宿場館などの建物を過ぎると、高札をかたどった問屋場跡や脇本陣跡の案内板があります。今では面影がありませんが、かつてここにそれらがあったことを伝えています。 |
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西木戸跡を過ぎ、由比川を渡ると宿場から抜け、東海道はいよいよ薩た峠越えとなります。とはいうものの、峠まではまだ距離があり、しばらくは古い町並みの中を進むことになります。そろそろ日没、そんな時間帯になってきたころ、左側に東海道線が現れると由比駅です。次回の峠越えに思いを寄せつつ、今回の行程はここで終了です。 |
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