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9日目
小田原宿〜箱根湯本(三枚橋)
2001年11月11日(日)
晴れ
商店街を出ると、東海道は国道1号線に合流します。そして箱根口の交差点に。いよいよ箱根路。有名な箱根八里は、ここ小田原宿から三島宿までを指します。

ういろう本軒・軽便鉄道小田原駅跡の碑
国道1号線に合流してまもなく、まるで城のような建物が見えてきました。「ういろう本軒」の建物で、まるで小田原城の天守閣みたいです。
さらに先へ進むと、東海道線・箱根登山鉄道のガードが見えてきました。その手前の歩道橋脇には、「軽便鉄道小田原駅跡」の碑が建っていました。

板橋旧道
鉄道のガードを越えるとと、板橋見附の交差点に着きます。かつて見附のあった場所で今は跡形もありません。小田原宿はここまでで、東海道は見附の先を右折します。右折した道は板橋旧道と呼ばれていて、すぐに新幹線をくぐります。
この旧道から先、東海道は国道1号線に合流しては右にそれるといったことを繰り返して、箱根湯本の三枚橋へ至ります。
だいぶ日も傾き、少々焦りが出てきましたが、箱根湯本を目指し、旧道を進みます。

板橋地蔵尊
板橋旧道が、その道幅の広さを失うところに「板橋地蔵尊」がありました。境内は広く、公園になっていました。静寂の包む地蔵尊、と思いきや、子供達がキャーキャーいいながら遊んでいたので、早々に立ち去りました。

猿! そして国道1号線に合流
板橋旧道が国道1号線に合流する手前に古い民家と柿の木がありました。と、その時、なにやら物音が!おお!モンキー!近くの山から出てきたのでしょう。ちょっとびっくりしましたが、しばらく観察してしまいました。やがて国道1号線に合流すると、箱根方面が大渋滞。この区間はいつも混む国道1号線ですが、さすがに土曜日。路線バスも進めず。徒歩の自分には関係ありませんが・・・。

[16時14分] 風祭の一里塚
東海道は、国道1号線に合流・右側へ分岐を繰り返しますが、右側に分岐すると、箱根登山鉄道の線路を越え、山側にはいります。板橋旧道を終え、一旦国道1号線に合流した東海道は、風祭駅の手前、箱根新道からの高架をくぐった先で右に分岐します。箱根登山鉄道の踏み切りを渡るとすぐに2方向へ分岐しますが、左側の道が東海道になります。旧道は線路に沿って風祭駅へ。駅の近くには道祖神と一里塚の碑が建っていました。

山崎古戦場跡の碑
一里塚を越え、入生田の駅の先で再び国道1号線に合流します。少し進むと、再度右に分岐し、国道1号線と箱根登山鉄道の間の路地となり、再び国道1号線に合流します。合流点には、山崎古戦場跡の碑が建っていました。この辺の知識はうといため、なんのこっちゃ?とおもいつつ、いつしかあたりは暗くなっていたので、三枚橋を目指し、足場やにその場を立ち去りました。この先三枚橋までは国道1号線の歩道を歩くことになります。

三枚橋
坂を下るとすぐに三枚橋の交差点に到着しました。ここから左に分岐する道が東海道なので、今回はここで終了。箱根湯本駅へ向かいました。次回はいよいよ箱根東坂に挑みます。目の前にそびえる箱根山。そして石畳。楽しみな反面、天下の険、箱根。不安も残る中、次回に思いを寄せながら帰路につきました。



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