夢だった自宅の玄関から歩き出すスキ- (2005/11/26)

こちらデュッセルドルフでは昨夜からしんしんと雪が降り始め今朝は積雪5cm程度で銀世界でした。アルプスに近いバイエルンならまだしも、もうオランダに近い下流のこ の地では、11月中に雪がちらつく事はあっても積雪するまでのレベルにはなかなかならないようです。今年は早いのかもしれません。

昨今での朝晩の自動車の温度計は氷点下2度程度ですが、これからはぐんぐんきて氷点下10度近くになることもあるそうです。自動車のタイヤも冬タイヤに交換してもらわなくてはいけません。

今朝はそんなわけで、願っても無いチャンスと、さっそく一時間程度ですがスキーを楽 しんできました。こんなこともあろうか、と思って日本から持ってきた革靴とテレマーク細板の出番です。

我が家のすぐ裏手はライン川の土手ですが、そこにはちょっとした森もあり、土手の散策路が長くとっておきのお手軽フィールドです。いつものノルディック・ウォークの路が今日はノルディック・スキーのコースになりました。

5月の八甲田以来、7ヶ月ぶりのスキーの感触!淡い雪ですのですぐに下地の地面がみえてしまいますがスッスッと滑る感触が気持ち良いものです。こんな日でも散策好き なドイツ人は、それでもさすがに少ないですが、わずかに歩いていたりします。犬が嬉しそうに雪の原を駆けています。周囲は平坦なので滑ると言うよりは歩くのですが、それでも満喫。自宅からスキーでフィールドに出られるなんて嬉しいものです。

スキーはやはり運動量が多いのか(単に下手なだけですが)、じきに疲れてしまいいつ もの5Kmのウォーキングコースをとても歩く気にはならずわずか一時間程度で戻ってきました。

家に戻って飲んだコップ一杯の水の美味かった事ったら!夢だった自宅の玄関から歩き出すスキ-。これからこの冬何回かチャンスがあるのか、と楽しみです。

(ウロコ板の出番だ) (ライン川土手は広い雪原となっていた)

(戻る) (ホーム)