タイトル ダンガードA
放映年 1977〜78年
放映話数 全56話
美形キャラが大挙して描かれた、巨大ロボットもの。ロボットもの版<巨人の星>をコンセプトに、主人公の一文字タクマが父、断鉄(キャプテン・ダン)に鍛えられ、成長していく。松本零士がキャラ設定とコンセプトを担当

声の出演:神谷明、柴田秀勝、吉田理保子ほか

好みバッチリなキャプテン・ダン。声も柴田秀勝さんで、渋すぎる〜

 何はともあれ、キャプテン・ダンである。美形の悪役キャラも、爽やかな主人公も敵わぬ、大人の魅力の脇役キャラ。そういう人が好きな、変わり者のわたし(笑)このキャプテン・ダンと、レッドインパルスの隊長(科学忍者隊ガッチャマン/鷲尾健太郎)、それに覆面レーサー(マッハGO GO GO/三船研一)が三大スキ好きキャラである。どの方も肉親(父、もしくは兄)であることを隠し、主人公に辛くあたる。だが、そこには大きな愛情があり、主人公を守るために命を賭ける…く〜、まったくかっこいい。それに、渋い
 ダンガードAはちょっと変わったアニメだった。まず、主題歌。話の深刻さと、絵柄の美しさにまったく合わない、ささきいさおさんが歌う妙に明るく楽しい歌。でっかいはパパの声、ぼくの夢…である。女性ファンも、男性ファンも熱狂させた荒木キャラが、この曲にミスマッチ。だが、そのせいか、逆に印象深いのであるが…ロボットの造形も変わっていた。なぜ、メインキャラのロボットがタラコ唇なんだろうか…?ロボットもののアニメは、玩具を売るということも大きな収入のはずだ。ガンダム、マクロスなどは未だに売れ続けている。ダンガードAの玩具は売れたのだろうか?こんな顔のロボット…立体になってもファニーなのではないだろうか。(YAHOOで検索したところ、当時の玩具の画像が合った…タラコ唇はちゃんと形になっていた)
 敵方のトニー・ハーケンは主人公のタクマより人気があった。主人公のライバルが美形キャラだと、女子は燃えた。ガルーダ、リヒテル、ハイネル、シャーキン…主人公の名前より、彼らの名前を思いだすな〜。まったくオタクな少女期だったと苦笑しながら、未だにこうしてイラストを描いている。三つ子の魂なんとやら…きっと一生このままだろうなあ…最近そう思いながらも、懐かしいアニメやら特撮、時代劇を発掘するのが楽しいのである(2003.5.29)