タイトル スーパーロボット・レッドバロン
放映年 1973〜74年
放映話数 全39話
宣弘社製作の巨大ロボットヒーローもの。主人公、紅健(ベタなネーミングだ!)を演じるのは岡田洋介。鉄面党のデビラー総統に誘拐され、爆死した兄の名は紅健一郎…健に健一郎か(笑)鉄面党の裏には<宇宙鉄面党>がおり、その支配者はコンピューターのギラスQという二重構造

共演:牧れい、玉川伊佐男、穂積ペペほか

特撮ヒロインの代表、牧れいさん。ボーイッシュですてきなお姉さんだった

 レッドバロンに関しては、まったく私事の思い入れがある。何度かこのホームページの中でも書いたが、紅健役を演じた岡田洋介さん(東映の取締役、岡田祐介さんと極似の名前である)が我が家にやって来たからである。記憶は曖昧なのだが、多分、本作でのデビュー前ではないか?ヒーローものの主役を演じるから、箔付けのためにと<空手初段>の免状をもらいに来たのだ。時効だから(笑)告白するが、その日、ちょこっと練習して、父から免状をもらい、家でお茶を飲んで、サインをしてくれてお帰りになった。子供心にテレビに出ているお兄さんだ〜と、ずいぶんと感動した。にこにこと愛想もよかった方のように覚えている。レッドバロン放映中だけでなく、<岡田洋介>の名前を見ると、どこか胸が踊った。後に、石太郎(これも俳優の石田太郎さんに極似だな)→槙健太郎と名前を変えたが、そのたびに応援していたものだ。今はどうしていらっしゃるのだろう…
 イラストに描いたのは特撮もののヒロイン、牧れいさんである。「緊急指令10-4・10-10」、本作とレギュラーで出演。ゲストでも、「ウルトラセブン」、「イナズマンF」、「忍者キャプター」などに出演。東宝の「怪獣総進撃」キラアク星人なんていうのも演じられていたな。ちょっとボーイッシュな美人である。それにしても、この時代のヒロイン、ミニスカートでばんばんアクションをこなすのでパンツ丸見え(古いなあ)である。だが、下着が見えようが、それは清々しくもある。今どきの女子学生がスカートを腰のところでたくしあげ、ものすごく短くしておきながら、階段を上る時に鞄でそれを隠そうとする、そんな姿の方がよほど嫌らしい。パンツが見えるのが嫌ならスカートをたくしあげるな!彼女らの姿を見るたびにそう叫びたくなるのだ