タイトル 江戸を斬るII
放映年 1975〜76年
放映話数 全28話
西郷輝彦が遠山金四郎を演じた人気シリーズ。シリーズはこの後もIII(77年・全26話)IV(79年・全26話)V(80年・全26話)VI(81年・全26話)

主演:西郷輝彦、松坂慶子、森繁久弥、春川ますみ、松山英太郎、成田三樹夫、山口いずみほか

紫頭巾こと松坂慶子さん!奇麗で格好良くって、当時憧れました

 TBSのナショナル劇場といえば、水戸黄門に大岡越前、そして本作が代表作である。この3作品を交代で放映していた印象がある。中でも好きだったのが本シリーズ、西郷輝彦さんが遠山金四郎を演じた<江戸を斬る>シリーズである。西郷版がIIから始まっているのは、<江戸を斬る・梓右近隠密帳>(1973年、竹脇無我さん主演)があるから。また、シリーズ7、8作目は里見浩太朗さんが遠山金四郎を演じていた
 本作が好きなのは、登場人物の設定が楽しいから。鼠小僧次郎吉(松山英太郎さん)がいたり、ライバルの火付け盗賊改方の長官を成田三樹夫さんが演じていたり(シリーズ途中からなんかいい人になっていた)…春川ますみさんの魚政の女将さんは相変わらずいい味を出しているし(笑)中でも、紫頭ことおゆき。魚政の娘で、実は水戸の松平斉昭の娘。昼はちゃきちゃきの江戸小町、そして、刀を持てば紫頭巾。遠山金四郎とは恋仲で、江戸の悪をも共に倒す。う〜ん、素敵すぎ!演じる松坂慶子さんもとびきりの美女ぶりだ。いま、連載小説を書いているが、その主人公の一人の本名が雪子。実は、最初の設定では吉宗の正室(真宮理子)からとった名前、真理子だったのに、何故か手が勝手に雪子と打っていた…う〜ん、すごい擦り込みだ…もう、めちゃめちゃ好きなキャラなのである、この紫頭巾
 再放送でも最近ではなかなか放映されなかった本作、いよいよ時代劇専門チャンネルで放映である!嬉しい!ほんと、すごく(笑)CATVさん、時代劇専門チャンネルを選択してくれてありがとう…たぶん、野球以外では一番見ている頻度が高いチャンネルである。いつも出来のいい予告スポットが流れるが、本作のスポットもナイス。西郷さんの江戸を斬るの主題歌「ねがい」に乗って、ソフトフォーカスの画面にラブラブの金四郎&おゆきが(笑)まるで、少女漫画のような絵柄に、自分がこの作品にどれだけ影響されていたかを実感した(笑)今回は、この二人が出会い、恋愛関係に落ちるまでを描くIIとIIIを放映(2003年4月21日〜)初期の初々しい西郷さん&松坂さんを堪能したい(2003.4.9)