2002夏、北海道
4日目ー朝
朝、撤収するときに管理人室を見るが、まだ来ない。
しょうがない。 タダで泊まって和琴を後にする。 


神の子池

まず目指すのは、友人Nのオススメ「神の子池」。
ここは、ただでさえきれいな摩周湖の水が濾過されて、
ものすごく綺麗な池として湧き出ている。 しかもなぜか青い。






心の洗濯をしたあと、知床に向かう。 途中でオシンコシンの滝に立ち寄る。
なかなかきれいな滝である。

知床にはあっさり到着。 ここの知床自然センターにバイクを止め、
バスでカムイワッカの湯の滝に向かう。 バス代はちょっと高い気もするが、
ガイドさんもついていたのでまぁよしとしよう。

滝に着くと、バスを降りての滝登りが始まる。 入口で、「わらじ」を有料で貸していたので、
迷わず500円で借りる。 これがまた具合がよくて、どんどん滝(沢?)を登っていく。
10分ほど登ったところに大きい滝壷があり、みんな水着で入っていた。

おいおい、ここはプールかい?

こんなところで服を脱ぐわけにはいかない。
なので、ここには入らずにさらに右側の崖を上る。(左側は危険で、登るなと書いてある) 
水着で泳いでいる?人たちから喝采を浴び、いい気になってみた。
登ると誰もいない、まさにプライベート滝壷温泉。 またしてもマッパで湯につかる。
ちょっとぬるめだが、下のプールよりは何十倍もいい。

暖まっていると、若いカップル、続いて若い男性が登ってきた。
カップルはさらに上に登っていったが、上には何もないよ。
若い男性は同じ滝壷に入ることに。 あのカップルは、くるぶし位までしかつかれない湯に、
二人仲良く入っていたのでしょう。 きっと。

湯から上がり、滝を下る。 いいペースで下りていたが、最後にコケてしまい、
スネにあざを作ってしまった。 無念。

わらじを返し、バスに乗り込む。 帰り道に、行きにもらったパンフレットを見ると
「わらじ屋に注意!」とな(^^;)。 どうやら無許可の営業なので、
違法?らしいが、バス乗り場の売店では薄い靴下(滝登りは足が痛い!)を
800円で売っていることを考えると、一般消費者としてはわらじ屋のほうが親切に感じる。
ぜひ、正式に許可をもらっていただきたい。
あと、帰りのバスにはバスガイドさんはいない。  テープによる案内だった。

再びバイクに跨り、知床峠を越える。 予想通り、霧。 霧。 霧。

知床峠も霧まみれ

羅臼に向かう途中、熊の湯温泉につかる。
これがまた熱い熱い! しかも「十か条」みたいなのが書いてあり、
それを読まないと地元のおっちゃんに怒られる。
無料で、管理人なんぞもいないのだが、この地元のおっちゃんが
管理人以上の仕事をしているようだ。 私は熱いのが好きなので
なんとか入れたが、これはマジ熱い。 要注意。

羅臼の入り口にあるパーキングを通過しようとすると、アミーゴな人々が
歩道から飛び出してきた(笑)。
話を聞くと、ライダーのパレードがあるので参加して欲しいとのこと。
とりあえず参加を告げ、町に行ってみる。
小さい町だが悪くない。 人よりウミネコのほうが多そうだ。 いや、絶対に多い!

パーキングに戻り、パレードの説明を受ける。 毎年やっている「ワイルドだべ・らうす」という
イベントの一環で、パレードのあとキャンプ場でお祭り騒ぎをするらしい。
例年は100台以上のバイクが集まるそうだが、今年はどういうわけか20数台。
それでもパレードは壮観である。

パトカー先導でスタート・・・直後で、なにやら「ガッシャーン」という音が(^^;)おいおい。
バックミラーを覗くと、バイクが転がっている。 
安全運転のパレードでコケないでくれ・・・。
ま、ケガはなかったそうで、なにより。

パレードでは、近所の人たちが沿道で手を振ったりしていた。 楽しいぞ。
でも台数が少なくて、地元の人は寂しかったでしょうね。 きっと。

パレードが終わり、キャンプ場へ。 しばらく自由時間だったので、
同じダカール乗りの川合氏がバイトしているという西家商店へ襲撃に行く。
商店って、お店かと思ってたら魚介類の加工業者だったのね。
忙しい川合氏を呼び出して、無事謁見成功。

キャンプ場に戻り、テントを張る。 なかなか綺麗なキャンプ場である。
北海道のキャンプ場って、みんな芝生が青々としていてきれいだなぁ。

その後、お祭り開始。 ステージまでちゃんとあって、ゲームなどで盛り上がった。
いくら丼が300円。 文句なしのお買い得。
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