![]() ワカゾウ君と上士幌にて |
朝、2台で上士幌を目指す。 そこではバルーンフェスタが
行われる予定なのだが、問題は天気である。
雨だと中止になってしまうのだ。 到着すると、朝の競技は
中止になったそうだ。 次に飛ぶのは夕刻。 夕刻までここにいると
スケジュールが厳しいので、屈斜路湖に向かうことにする。
ワカゾウ君はここに残るそうなので、ここでお別れ。
またいつか会うことを願ってF650のエンジンをかけた。
足寄から、ダートに入る事にした。 しかし、私の技術ではF650は扱いきれないので、
比較的おとなしそうな林道を選ぶ。 第35線一の沢林道である。ツーリングマップルでは
「しまったダート13km」とある。 別に、「しまった!」と後悔しているわけではなく、固い土である。
あたりまえか。
入口からすぐのところに鹿よけのフェンスがあるので、バイクから降りてフェンスを外す。
ちゃんと戻さないと近所の畑は丸ハゲさ。
![]() 一の沢林道入口 |
さて、地図では分岐があるはずなのだが、どうもよくわからない。
わき道に行ってみるが、イヤな感じで草が生えているので
引き返すことに。 仕方がないのでそのままメインコースを走る。
途中でぬわわkm/hなんかも出しちゃったりして楽しい。
しかも沢沿いで標高も低いので、霧も出ていない。
そして国道に出ると、出たかったところに出た。 はて、分岐は
一体どこにあったんだろう? このあたり、林道がたくさんあるようだ。
![]() 自然を大切に |
国道から、阿寒湖に向かう。 途中でゴミ袋をくわえた狐を目撃。
ちょっと悲しい。 あとで聞いた話だが、一度人間の食べ物の味を
覚えてしまった野生動物は、自然のままのエサを取ることを
しなくなったりするそうだ。 その結果、人里に姿をあらわすようになり、
車に轢かれたり、熊などは射殺されたりする。
エサをあげたり、ゴミを捨てることは人間にとっても動物たちにとっても
決して幸せな結果にはならない。
![]() 鶴見峠の頂上 |
阿寒湖から屈斜路湖に向かう。 が、まだ時間が早いので、
ダートをもういっちょ、道道1093を走って鶴見峠を越える。
ジャリだが、走りやすい。 しかし、頂上は霧がすごい。
どこへ行っても標高の高いところは全て霧だった。
無事下山して屈斜路湖方面に向かう。 目指すは池の湯温泉。
広い無料混浴露天である。 到着すると、なんと新人類の
「キックボーダー」出現! 徒歩でも自転車でもない。
徒歩よりは距離が稼げる乗り物なんだろうか・・・?
温泉は、ちょっとぬるめの淡緑色の湯。 苔が多く、岩の上は滑りやすいが、
湯船の底は丸いジャリなので、そうそう滑る事はない。
湯から上がり、今日の目的地の和琴半島キャンプ場に向かう。
途中ではたと気づいたが、和琴半島にお店はなさそうだ。
しからば弟子屈の町まで戻らなければならない。 結構遠い。
買い物を済ませ、和琴半島へ到着。 キャンプ場は400円だが、管理人は既にいない。
とりあえずテントを張って飯の準備。 今晩はカレー(レトルト)である。
だって、一人分なんて作る気にならないでしょ?
夜になって、和琴半島にある温泉へ。 水着の団体さんの中、当然のマッパで湯につかる。
上流側はなかなか熱くていい。 でも、人がいないときのほうがいいね。
あまりバシャバシャやられると苔が浮いて汚く見える。
頼むから、一族全員で泳ぐのはやめてくれ。 子供ならわかるが、
いい大人が騒ぐなってば。