多摩都市モノレールの駅、路線
立川南〜多摩センター間(2)



多摩モノレール唯一のトンネル




中央大学・明星大学駅
始点から2.6Km、動物園駅からの上り勾配を登り切り、多摩モノレールで唯一のトンネル(200m)をくぐり少し下った所に有ります。
駅名の通り2つの大学の間に有り専用の連絡通路も、ホームで列車を待つ乗客も若い学生さんばかり・・。



ここの駅の特徴は駅のデザインも独特(画像上)、構造もこの駅だけは特別でしかも多摩モノレールの駅名で一番長い駅です。

他の駅の構造はホームの下の階に改札口が有り階段、エスカレーターやエレベーターでホームに上がるのですが、この駅だけはホームの上に改札口が有り、ホームに下りて行く構造です。(橋上駅舎)

そのためホームは地下鉄の様な雰囲気があります。(画像中央)



また駅の北側(立川寄り)は平行する道路と同じ高さで列車を見ることが出来ます、この様な視点でモノレール車両を見られるのも工場を除いてここだけでは?。(画像下)
レールと下回りが見えないと普通の電車に見えてしまいますね。

中央大学・明星大学駅から大塚・帝京大学駅方面を
見た画像です、一気に下って行きます。

大塚・帝京大学駅↑この画像提供はFMJ氏より
大塚・帝京大学駅
始点より1.7Km、この駅も大学の名前が付いていますが実際には少し駅から離れています。
上の中央大学・明星大学駅からこの駅の間は57.5‰(パーミル)と言う多摩モノレールで一番の急勾配が有ります。
ゴムタイヤなので苦もなく上り下りしてしまいますが、車でもキツイ勾配ですね。
57.5‰(パーミル)とは1000m走行すると57.5m登る又は下る勾配です、57.5/1000と表記する事も。

ただ、この勾配が降雪時にはネックとなり運休してしまう事もあります。





左下の画像は大塚・帝京大学駅と松が谷間を中央大学・明星大学駅に向かって撮影した物。
大塚・帝京大学駅は共に勾配を下りきった所に有り、列車は大塚・帝京大学駅を発車すると中央大学・明星大学駅に向けて上り勾配に。
松が谷駅
始点より0.9Km、道路と丘の間の斜面にへばりついた様に有る駅、多摩ニュータウンの北側団地の中程に位置します。
多摩センターからの距離は近いですが道路の方は上り勾配の連続で歩くとキツイかも。




多摩センター駅
多摩モノレールの始点になる多摩センター駅、こちらに来る列車が”上り列車”になります。
駅のデザインはこの駅だけ画像の様にユニーク!。
この駅も接続する小田急線、京王線の駅舎とは少し離れており乗り換えには数分歩く事になります。

上の画像は多摩センター駅を西から見た所。
下の画像は東側、小田急線、京王線乗り換え用連絡通路から見た所です。
道路を横断する事も無く乗り換えは出来ますが、通路に屋根が無いので降雨時はやはり傘が必要。

将来はここから町田方面にも路線が延びる予定も有るとか、上北台と同じ様にレール終端が少し町田の方に左に曲がって所で切れています。(画像下)

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