何方が言い出しっぺ?
バケツで大きなプリンが作れるか?!・・と言う問いに、
ある掲示板でお馴染みの皆さんが浜松に集まりバケツでプリンを作りながらのオフ会?。

BucketでPuddingを作るOffline-meeting・・略して
第一回 BPO-2003  (^^;)
3日間に渡り色々開催されたイベント・・さてその様子は・・。
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2003年のゴールデンウィークに浜松で開催されたBPO-2003、その2日目です、今日は鉄道とバスを乗り継ぎ鍾乳洞のリュウガシドウを見物、浜松に来たのなら鰻を・・と盛りだくさんの一日に。
端末の目覚ましで起床、部屋の時計はとんでも無い時間になっていて目覚ましには使えず・・調整用のツマミも折れていて無いし・・。
変に寝汗をかいた様で体がべたつく・・体をしっかり起動させることにもなるので優雅に朝シャワー・・自宅ではなかなか出来ませんからねぇ、シャワーを浴びて出てきたらメールが着信していました、起動確認のメールのようです。
10時には動き出したいと言うことでロビーに集まりましたが・・面子が足りない?、夜更かししていた人よりも一番先に寝ていたMOさんがドンベでロビーへ下りてきました・・。(^^;;;
まずは腹ごしらえ、ファミリーレストランへ出向き朝食です、食べないと体が保ちません・・普段は朝食抜きと言う方もいますねぇ、睡眠が最優先?。
メニューは朝食用の軽い物が主でした、ちょっと物足らないかな?。

食後はゾロゾロと浜松駅へ、天竜浜名湖鉄道の始発駅、新所原まで東海道線113系で移動です、一本前は新型だったのですが混んでいたので見送り・・しかし乗車中に天浜線の乗換駅での待ち合わせが3分と短い事が解り皆さんダッシュ状態、切符も買い換えなくてはならずちょっと慌てての乗り替えでした。
新所原駅の天浜線ホームで待っていたのは新型のTH-2100形気動車、(ディーゼルカー)第三セクターの車両では大きい部類になりエンジンも350馬力の強心臓を装備しています。 元は国鉄線だった路線ですが線路は細めで、走り出すと轍の音が大きく響きます、空気バネの台車なので乗り心地は良いのですがそれでも豪快に揺れる時も・・。

特にカーブ区間を走行する時にはガツンと横方向に振られます、緩和曲線付いているのでしょうがなかなかの走りっぷり・・逆の意味で楽しめてしまいます、乗り心地。(^^;)
 
この車は半室運転台、反対側は簡易展望コーナーとなりますので画像の様に、一番前から流れる風景がたのしめます。
途中駅でのすれ違い列車の撮影も楽です、ここで交換したのはTH-2000形、ちよっと見では2100形との違いが解りません、もと国鉄路線だけあり駅構内は広い・・上り線と下り線のホームが食い違いになっているのもローカル線でよく見られる構造です、これは先頭車同士をなるべく近づけて停車させタブレット(列車同士が衝突しないように設けられた信号システムの通行手形の様な物)の交換をしやすくした物と見られます、現在では電子化されて使われていませんが・・。
途中駅で見かけたトロッコ列車用車両、残念ながら今回は満席で乗れませんでした、今はあちこちの鉄道で”トロッコ・・”と名が付いた列車が有りますが元になった車が客車だったりして乗り心地も良く本来の貨物用車両を改造した車両では有りません、オープンカーと言う方が合っているかも知れません。
ここ天浜線のトロッコ列車は元の車が貨物用トキ(25000辺りか?)、台車も貨物用のバネが少なく固い物なので線路の状態から見てかなり凄い乗り心地楽しめるかも・・画像はその貨物用車両に改造して運転台を付けた物、この運転台から機関車代わりのディーゼルカー(TH2形)をリモートコントロールする事が出来、終点での入れ替えをせずに済みます。

天浜線の金指にて一旦下車しましたが西鹿島まで乗車、路線図で見ると半分以上乗った事になるのかな?。

途中ですれ違った車両TH-3000形(車体には3501の数字が見られます)、車体長18m級の軽快気動車で、投入は2000や2100形より古く1996年とされています。
浜名湖を車窓右に見ながら列車は軽快に走っていきます。

金指駅に到着、ここでバスに乗り換えて目指す竜ヶ岩洞へ向かいます、実は乗り替えようとしているバスですが浜松から走ってきます、その為か道路状況に左右され遅れている様です。

やってきたバスはノンステップバス、私は初めて乗ってみたのですがちょっと違和感が有ります、外観は通常のバスと変わりませんが床が乗車口と同じ高さでフラット、その為室内にタイヤハウスが大きく張り出します(画像右)車軸の位置は床よりも高い所にありステアリング機構がどの様になっているか興味があります。
窓の高さは普通のバスと変わりませんが座席も低いため座ると窓が高く、外からは首から上しか見えません、運転席後ろのみタイヤハウスの上に座席があり極端に高く見えます、ここに陣取ったのはIさん・・。

のんびり歩いても10分程で竜ヶ岩洞へ到着、山肌を見ると探検訓練施設なる物が有りました訓練を受けてから見ることの出来るスペシャルコースでも有るのでしょうか?、入洞料を払い入り口へ向かいます。

ここの鍾乳洞はUターンするように見ることが出来る構造なのですね、四国で見た鍾乳洞は入り口と出口がえらく離れていたっけ・・。
自然の力は凄い物ですが、ここを見つけて開拓した人たちも大変な物です、土産物を売っている所に模型で開拓当時のジオラマが作られていました、そこの人形・・妙な所までリアルに再現されていて・・。
土筆やアスパラの様にも見えてしまいます、滴が垂れて上に延びる石筍、右は溜まっている水が鏡のように周りを反射させています、説明用の看板は上が実物ですが逆さに置いてあり下はそれが水面に映った物、こちらの文字がちゃんと読めるようになっています。

他にも色々有りましたがなかなか小さな画像では伝え切れません、やはり実物を見てもらうのが一番でしょう。
私達が見たのは公開されている400m、総延長は1000mに及ぶとか。

見ると仲間がビジュアルフォン(PHSのテレビ電話、カメラ付きはこちらが元祖)で通話をしている・・鍾乳洞の中で・・PHSのトランシーバー機能と言う物を利用して前と後ろで通話しているのですが知らない人が見ると驚くか又は何とも思わないか・・。(^^;;;
 PHSはそんな使い方も出来るのです、基地局の電波が無くても直接通話が出来てしまうのです、何かと便利ですよこの機能は

洞内の見学も終わり一息、皆さんが手に持っている飲み物?はプリンシェイク、缶の振る回数によって飲み味が変わるとか・・、明日もプリンを食べるのですが・・。(^_^;)

右は観光地でよく見られる顔を出して記念写真・・というパネル、ヘルメットは本物を半分に切った物を貼り付けてありました、妙に似合っているAさん(左)とIさん(右)体の向きに合わせお顔も横に・・でもヘルメットは正面向き・・。(^^)

帰りのバスの時間も迫りバス停へ向かいます、途中にはこの様な物も・・画像ではミニチュアの様に見えますが実物です、実際に臼や杵が有るかは見ませんでした。
Gaさんが下りて覗いていました。

バス停へ向かう道の生け垣・・葉っぱの上にゴマ状の黒い粒・・もしや?・・いました毛虫・・しかも大きいのがウジャ〜っと・・、この手の物が大の苦手というCさんへ近づかない様道の反対側へ待避させたり・・。
バスが来る間に珍しく皆で記念撮影、やってきたバスは浜松駅行き・・このまま乗っていた方が安いし速いのですがまた天浜線に乗り替え、鉄道の好きな私は嬉しい所です。

金指駅に着いてみれば・・列車が行ったばかりだとか・・40分程待ち合わせになりました。
缶コーヒーで一息しながら皆さんPDAやパソコンを取り出して掲示板に書き込んだり覗いたりとモバイルで電波の取り合いに・・。(^^;)

5月の風も心地よく皆でワイワイやっていると時間を忘れてしまいます。

左は初期形のディーゼルカーTH1形、車体は15mとちょっと小ぶりな車です、この車両にも乗ってみたかったですが私達が向かう方に走ってきたのは来るときに乗ってきたのと同じ型式のTH-2100形(右)でした、ちょっと残念。
この列車で遠州鉄道乗り替え駅の西鹿島まで向かいます。
所々に勾配も有りますがこの車のエンジンは350馬力、軽い車体でもあり何の苦もなく上ってしまいます、昔のディーゼルカーは重い上にエンジンも180馬力と非力・・ちょっとした勾配でも喘いでいました。

もと国鉄だけあり駅構内はかなり広いですね、ローカル線特有のY字ポイントもしっかり残っています、このポイントはどちら側にも速度制限がかかるという欠点がありますが通過列車の無いローカル線では特に問題にはならないのでしょう。
 
遠州鉄道への乗換駅、西鹿島・・入れ替え作業があり危険なのでとホームから追い出されてしまいました、私としては見ていたかったですねぇ、入れ替え。

普段は2両編成での運転なのでしょうが浜松祭りへの輸送対応で4両編成を組む入れ替えでした、発車時刻までの間駅前をブラブラ・・。
程なく発車時間が迫り改札開始、なんか懐かしい気分に・・昔の駅は全てそんな感じでしたねぇ、列車の来る時間にならないとホームに入れない・・。
乗車した車両は1000系、赤に白いラインが入り京浜急行のイメージがダブります、直線的なデザインでスッキリした感じの車両です。
運転台はオーソドックスな2ハンドルですがこちらもスッキリまとまっています。
遠州電鉄には私達が乗った1000系のほか同じスタイルの2000系と上の右に写っている旧型の30系が有る様です、2000系は最新のVVVFインバーター制御の車両、架線の電圧は750VとJRや一般の私鉄が用いてる1500Vの半分でした。
運転速度は70Km/h位・・想像していたより速度は出します、台車もエアサスで乗り心地も良い車両でした。
交換(すれ違い)設備のない途中駅で何故かフライキ(手旗)を用いての運転、この駅には出発信号が無いので代用・・でも無さそう、お祭りで増えている乗客の安全確保の為かも知れません。
普段は2両編成が主なのか4両ではホームに余裕が殆どなし、運転手も停車位置にかなり気を使っていました。
左の画像は車内ドアの上に取り付けられていた停車駅などの案内を表示するディスプレイ、後から取り付けられた物の様でコントロールは無線を用いられている模様です、箱の左上に小さなアンテナが見えますね。

右の画像は浜松駅で見つけたポスターより・・遠州鉄道の車両がモデルですがちょっと変わったイメージになっています、上向きの様ですね車両としては。
浜松・・と言えばやはり”鰻”、本日の夕食は鰻を味わう事に・・しかしお祭りでお客が多い為か先に立ち寄ったお店は売れ切れの為か閉店、ホテルで聞いてもう一軒のお店へ・・こちらも順番待ち、席が空いたら電話連絡をしてくれると言うことでその間お祭りを見物です。
あのラッパ隊に続いて山車も巡行、こちらでは山車とは言わず”屋台”と呼ばれていました、しかし凄い人出です。
予定していた時間よりかなり早く席が空きお店に向かう事に・・、いや〜・・お腹が空きました、考えて見れば朝食のパンを食べてから食事を取っていなかった・・プリンシェイクと缶コーヒーを飲んだ程度・・つまりお昼抜き・・。(^^;)
皆さん好みの物を頼みます、私は鰻茶漬けを注文、一見”ひつまぶし”の様に見えますがちょっと違いました。
ひつまぶしに比べて鰻の切り方が大きいかな?、急須の中はお茶と言うよりだし汁の様な物でそのまま飲んで見ても美味しかったです。
お腹を満たして落ち着きました、表からは相変わらずラッパと太鼓の音が響きます。
食後は少しお祭りを見物しながらブラブラ、宿に戻るにはちょっと時間帯も早いので、甘い物は別腹とばかりに皆さんでファミリーレストランへなだれ込みました。
そこにある掲示板でもお馴染みで浜松在住のMtさんが合流、仕事を切り上げて来てくれました、書込からの雰囲気でもう少しお年を召した方かな?・・と想像していたのですがお若い・・笑顔の素敵な方でした。
しばし色々な話題で談笑、時間が経つのも忘れてしまいます。

気が付けば間もなく日付が変わる頃・・ファミレスを出て宿へ向かいます、でもまだあちこちでお祭りに参加している人たちが神酒所の様な所で酒盛り中・・熱い夜が続いているのですね。
Mtさんはご自分の車を止めた駐車場を通り過ぎて私達のホテルまで見送りに来てくれました、わざわざ有り難うございます、しかもホテルの前でまた立ち話・・。(^^;;;
この夜もまたホテルの一室に集まり夜が更けるまで談笑していたのは言うまでも有りません、かなり遅い時間まで遠くからラッパの音が聞こえていたのにはちょっと驚きました、年に1度のお祭り・・目一杯楽しまれているのですね。


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