=TOP= of WelcometoRABI'SWorld

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |


WelcometoRABI'SWorld since 2008-09-23

蘇りの家:翡翠の家

翡翠の家:S 邸

新潟県糸魚川市

2007.JPG_200年の歴史を残す_
定年後、一人暮らしのお母様の元へご夫婦で戻るためのリフォームです。最新の増築部が昭和4年。200年近い歴史ある建物。最初に都内でお話を伺った時に、この建物を活かしたいという思いが伝わってきました。
スタジオ建設部の方々とお邪魔したときには、何よりお母様が「何処の誰さんね」なんてご実家を知っていたり、地域の活動で知り合いだったりとすっかり打ち解けてしまったことが、今回の工事の成功に繋がったと思います。本来の家づくりだなぁと感じたのです。
建物は確かに古いモノでしたが柱が欅だったり、大きな梁や細かい細工の建具など捨てがたい宝の山でした。これを活かしきらなければ、そんな思いでした。「あるモノをそのまま活かしきる」それがコンセプト。
建具も材料も再生再利用。減築と復元、復活と延命。虫に食われたり破損箇所もありましたが、職方達は工夫と技術でカバーしてくれました。建具に貼られた九九表や柱の「0戦隼人」のシール。家族の歴史だけでなく、施主幼少時の思い出もそのまま残しました。堅い職業を勤めたS氏の賑やかな幼少期も目に浮かぶようです。
新しく付け加えたり補修した箇所は、色を合わせず白木のままにしました。新旧がわかるようにする事と、徐々に追いついていく変化を楽しめるように考えました。
床は畳レベルに合わせ、スタジオ・笠原建設が県産材の杉から作っている低温乾燥長かんな仕上の香素杉。厚さ30mmです。ノーワックスで香りを愉しみます。
背の高いS氏には低すぎる建具と梁ですが、住み慣れたこの建物での第二の人生はきっと充実したモノになると思います。
これから50年、100年後、今回のリフォームの真価が問われます。

蘇りの家

蘇りの家:I 邸

埼玉県熊谷市

IsobeTei_4008_3_1.JPG築40年、途中引き家も経験した住宅のリモデル
お父様が建てた家。ご自分も大事な季節を過ごし、家族を持って住み続けることを決心。お父様の集めた版画を飾れるギャラリー玄関を核に、耐震改修と住まい方の再検討をしました。

Peter Rabbit玄関ポーチ

Peter Rabbit玄関ポーチ:S 邸

茨城県つくば市

R0027718.JPG東京駅の屋根と同じ、宮城県雄勝の玄晶石を使用したプチリモデル
煉瓦を貼り詰めた既存住宅の玄関ポーチと玄関内部のみのリフォームです。
内部収納を確保するため、アルコーブポーチ部分まで玄関を前に出し、ポーチ屋根を新設しました。屋根には宮城県雄勝産のスレートを仕様しました。
煉瓦からイギリスの建物をイメージし、小さなポーチ屋根が、ピーターラビットの作者ヴィクトリアポターの湖水地方の仕事場を連想しました。
玄関のドアは既存のものを再利用しています。

Qooハウス

Qooハウス:I 邸

埼玉県越谷市

000009.JPGご主人自身が設計した住宅の増改築。
ご主人自ら設計して建てたという住宅
外装、屋根の化粧直しと共に、和室の増築、キッチン周りの使い勝手の改善を行いました。
内装珪藻土はご夫婦自身で塗りました。
福島南会津の小椋木材に行って選んだ広葉樹カウンターが自慢です。
玄関ドアは木製特注。年をとってきたQooのために高さも抑えています。
玄関の床は大磯洗い出し。Qooの夏の涼み場です。

Qooハウス02

Qooハウス02:I 邸・外構

埼玉県越谷市

R0019468.JPGご主人自身が設計した住宅の増改築。二度目はわんちゃんQooのために
年をとって動きが緩慢になってきたQooのために、また、同様に階段がきつくなったお父様のために、外構も改修しました。緩いオープンな階段にすることで通りも雰囲気も以前より明るくなっています。
ポストとインターフォン支柱、植物のような手摺と門扉は鍛冶屋さんに作ってもらいました。手作りの暖かさがが、このリフォームの優しさでもあります。

フランダースの家

フランダースの家:N 邸

東京都青梅市

203B.jpg若いときに頑張って建てた住まいを蘇らせるリモデル
お子さんたちも独立し、夫婦のための住まいを建て替えるか、別の場所に移るか、リモデルするか、、、。悩んだあげく思い出も、地域との繋がりも生かせる、リモデルを選択。耐震改修と共に、断熱性の向上と使い勝手を再検討しました。自然素材:国産桜フローリング、珪藻土など、で優しい第二の人生を包む空間が出来ました

めひこHOUSE

めひこHOUSE:T 邸

埼玉県所沢市

FH000011.JPGコンクリートパネル構造のマンションリモデル

メキシコでの家族生活から帰国したこと、二人のお嬢様が成長し個別の部屋が必要になったことをきっかけに、キッチンなど水回り設備の変更と間取りの再検討をしました。石灰モルタル、和紙、ブナフローリングなど、自然素材にメキシコの思い出を込めたリモデルになっています。

空中庭園 in the sky

空中庭園 in the sky:M 邸

東京都羽村市

皆川邸00011.JPG屋上ペントハウスと屋上庭園のリモデル

家づくりにはいろいろな物語があります。
こちらのお施主さんは、一度土地を買い、一戸建てを建てました。いよいよその家に引っ越すという朝、引っ越し屋さんをキャンセル。工事の途中から、イメージしていたものと違うという違和感を持ち続けていたのです。このまま我慢して住み続ける事がどうしても出来ないと思い引っ越すことを断念しました。
その後リフォームも考えましたが、中古の建てものを買い取り、そちらをリフォームすることになったのです。

浴室にはお湯の注ぎ口を石で作りました。ラビットソンでデザインし、武蔵野美術大学彫刻専攻の学生に掘り出してもらいました。

屋上のペントハウスはワンルームにして別荘のようなイメージで。
庭は目隠をすると共に、パーゴラグリッドで空を切り取りました。
囲まれて安心できる空間が内外に広がっています。
裸でビールを飲むのもいいでしょう、夏は開け放し自然の風邪で涼みながら寝ることも出来ます

蘇るM−1:うさぎHOUSE

蘇るM−1:K 邸

埼玉県入間市

08_1:(!!)。邸:ベンチ.jpgセキスイハイムM-1、20年目のリモデル
Docomomo_Japan100選にも選ばれた、「住宅の部品化」をセキスイハイムとのコラボレーションで具現化したM-1。20年を経て工業製品としての住宅を自然素材でリモデルしました。石、ヒノキ、土、和紙で構成したインテリアは、とても軟らかい空間で、蘇りました