最近撮った写真から(2009その1 中・四国九州の旅から)


 2年越しの夢がかなって佐田岬にドライブ:3月26日〜4月3日  

(Apr. 6, 2009)


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日目主な観光先宿泊地味わったその土地の名物
大原美術館、民芸館、倉敷の町並み倉敷ままかり料理多種、しゃこ
向島、生口島、大三島大三島めばる、たこ、おこぜ
大島、大洲市内の臥龍山荘ほか大洲かじか、鮎*、うなぎ
佐田岬、保内、八幡浜八幡浜鯛茶漬、うちわえび、じゃこ天
佐賀関、臼杵磨崖仏大分関あじ、関さば、まて貝、豊後地鶏
国東半島、宇佐八幡宮、耶馬渓、青の洞門中津鱧 ( はも ) 料理多種
関門海峡、山口市内の瑠璃光寺ほか山口ふぐの白子、鯛、さより
錦帯橋、原爆ドーム、平和記念資料館広島かき料理多種

*:さすがにこれは季節はずれのため冷凍ものでした。




昼間は観光客でごった返していた蔵造りの倉敷の街も午後7時を過ぎると人影がまばらになりました。




生口島に在る向上寺の三重塔 ( 国宝 )。 不便な所に在るのでほとんど訪ねる人もいませんが、高台からの眺望と共に聞きしに勝る美しさでした。




しまなみ海道では最も四国に近い大島の亀老山展望台から。 来島海峡を越えて四国の今治市に向って架かる二つの大橋は合計1,515mもあります。




愛媛県の大洲市は静かで美しい小都市でした。 桂離宮を模して造られたという 「 臥龍山荘 」 の
庭園は、それはそれは美しいものでした。 木の間から見えるのは、崖下を流れる肘川の清流です。




同じく 「 臥龍山荘 」 にて。




今回の旅ではどこも桜が満開でした。 全長約50kmの佐田岬のどこまでも連なる山並の中腹に、新緑の木々に
囲まれて咲く桜は、もちろん染井吉野ではありませんが、幾つかの種類の素朴な美しさをもつものばかりでした。 




佐田岬も先端に近づくと、もう車を停めて細い急な坂道を崖沿いに歩くしかありません。 岩や海の色の美しさに感動しながら岬の先端にある灯台へと歩きました。




灯台を見てから、再び同じ道を戻ったところに小さな 「 保内 ( ほない ) 」 の町があり、そこには明治時代の建物がまだ幾つも残って大切に保存されています。




愛媛県の八幡浜からはフェリーに車を載せて大分県の臼杵市に向いました。 美しい色の海には、いくつもの小島が浮かんでいます。




まずは佐賀関に行って関さば、関あじを賞味した後、臼杵に戻りたくさんの国宝の磨崖仏を拝観しました。 その一部です。




磨崖仏のある辺りは、盆地状になっていて、花々と新緑で本当に美しいところでした。




大分県の東側に海に向って突き出した国東 ( くにさき ) 半島には、新しいものはほとんどありませんが、古い
美しいものがふんだんに残っている素晴らしい所でした。 このような奇岩がニョキニョキと道ばたに立っていました。




国東半島のあちこちに古い磨崖仏や石塔がたくさん残っています。




国東半島の真ん中あたりに在る富貴寺の本堂 ( 国宝 )




大分県もあしかけ3日かけて十分堪能したので、本州に戻ります。 狭い関門海峡には大小の船が沢山、忙しく行き来していました。




山口市に在る瑠璃光寺の五重塔 ( これも国宝 ) は、私がこれまでに随分たくさん見てきた五重塔のうちで、「 美しさ 」 という点では最高だと思いました。




岩国の錦帯橋は、折からの満開の桜のせいもあり、観光客でごった返していました。




最後は広島市を訪れ、原爆の史実を改めて学び、核廃絶の思いを新たにしてきました。 若い日本人や外人たちが多数訪れていたのが良かったと思いました。




ご感想、ご意見、ご質問などがあれば まで。