フリーマンの随想

「 一票の格差是正 」 に関する国会議員緊急アンケート


* その全文は下記のようです *

(3. 4. 2002)


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「 一票の格差是正 」 に関する国会議員緊急アンケート

衆参両院国会議員 各位

謹啓、時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

私たちは 「 公正な選挙 」 を民主主義の基本と考え、「 一票の格差是正を推進する有識者会議 」  を発足させ、活動を展開して行く所存であります。 その第一段として、この度 「 一票の格差是正 」  に関する国会議員緊急アンケートを実施したしたく、貴殿にご協力をお願い申し上げます。

なお、当アンケートの結果を発表する際には、 ご回答の有無に関わらず議員個人名を出させていただくことをあらかじめご了承いただきたいと存じます。

諸事ご多端の折、急のお願いにて誠に恐縮ですが、ご高配賜りますよう宜しくお願い申し上げます。  敬白

2002年3月1日

内田 健三 21世紀臨調 ( 新しい日本を作る国民会議 ) 会長代理。 政治評論家
江口 克彦 PHP総合研究所 副社長
加藤 秀樹 構想日本 代表
亀井 正夫 21世紀臨調 会長
小林陽太郎 経済同友会 代表幹事。 富士ゼロックス会長
三枝 成彰 作曲家
すぎやまこういち 「 一票の格差を考える会 」 代表。 作曲家
曽根 泰教 21世紀臨調主査。 慶応大学大学院教授
松本 秀作 日本青年会議所 会頭
水口 弘一 経済同友会 副代表幹事
茂木友三郎 経済同友会 副代表幹事。 キッコーマン社長

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質問1.衆議院の 「 一票の格差 」 について、あなたの基本的なお考えに最も近い答えの番号に○をご記入ください。

@ 参政権の平等は民主主義の基本であり、小選挙区区割りは厳密な人口比例で行うべき
A 地方の切捨てにならないよう、小選挙区区割りには過疎地域への配慮や各地の歴史・文化、 行政区画・地勢・交通等の地域性も充分考慮するべき
B どちらともいえない

質問2.あなたは 「 一票の格差 」 は何倍まで許容されるとお考えですか。

@ 限りなく1倍に近づけるべき
A 1.5倍以内
B 2倍以内
C 3倍以内
D その他 ( 具体的にご意見をご記入ください )
質問3.あなたは、審議会の勧告に基づく公職選挙法改正案が国会に提出された場合、 法案の可決に賛成されますか。それとも反対されますか。

@ 賛成する
A 反対する
B どちらともいえない

質問4.現在、審議会の勧告とは別に、 一部の政治家から新たに行政区を分割して格差を2倍以内に納めるべきであるとの考えが出されております。 このような考え方についてあなたはどう思われますか。

@ 法律に定める審議会の勧告を基に公職選挙法を改正するべき
A 審議会勧告を修正し、新たに行政区を分割してでも格差を2倍に納めるべき

質問5.今後において、さらに 「 一票の格差 」 を抜本是正するためには、衆議院選挙区画定審議会設置法の第3条2項にある 「まず各都道府県に定数一を配分したうえで残りについて人口比例で配分する」を削除し、 完全な人口比例方式で各都道府県に定数を配分するよう法律を改めるべきだとの意見があります。 あなたはこの意見に賛成ですか、それとも反対ですか。

@ 賛成する
A 反対する
B どちらともいえない

質問6.現在の衆議院の選挙制度は小選挙区比例代表並立制です。あなたは、 今後において現行制度の見直しが行なわれるとした場合、どのような制度が望ましいとお考えですか。 次の中からお考えに最も近いものに○をつけてください。

@ 微修正は別として、基本的には現行並立制を維持することが望ましいと思う
A 現行制度を単純小選挙区制ないし、より単純小選挙区制に近づける方向で改正
B 現行制度を完全比例代表制ないし、より比例代表制に近づける方向で改正
C 現行制度を中選挙区制にもどすか、中選挙区を一部取り入れた制度に改正
D その他 ( 具体的な制度のイメージがあればご意見をご記入ください )
(                                   )

質問7.その他、ご意見などございましたら、ご自由にお書きください。

ご感想、ご意見、ご質問などがあれば まで。