熊野古道 大峰奥駆道 行者還岳 
 ■ホームページへ   @2014年9月14日(快晴) A2014年10月4日
大峰奥駆道はページ作りがなかなか前に進まない。

熊野古道はアクセスが悪い。

それが魅力でもあり、巡礼の道として修行の道として1200年以上も変わらず、人を迎え、はねのけ、鍛え、癒し続けているのである。

今回は、さほどハードでないといわれる、行者還岳に登ることにした。
朝8時にはでないと登り切れないのが分かっていたが、目覚めが遅くなり、出発予定より2時間ほど遅れて10時を大きく過ぎていた。

出発点の行者還トンネル東口に着いたのはすでに12時近くであった。
10時から登りはじめる予定が、2時間近くも遅くなってしまった。

天気はそれほど暑くなく、絶好の登山日和であった。
東口の登り口に向かって歩いていると蛇が迎えてくれた。
12時から東口の階段を登りだしたが、最初はルートをとれていたが途中で赤いテープを見失い、道が分からなくなった。
とにかく上に登れば奥駆道には着くのが分かっているので歩きにくい、道なき道を直登した。
ジグザグに歩いて少しずつ上へ登った。
そのうちに本道の木の階段がある道に突き当たり、そこからは通常ルートで奥駆け道を目指した。

本当は山頂で食べる予定だったが、遅くなったため東口登山道の中腹で昼食とした。1時15分だった。

行者還岳 行者還岳
 行者還岳
(行者還東口登山口手前の道から 11:55)
行者還岳 行者還岳 行者還岳
行者還岳  行者還岳  行者還岳
行者還岳  行者還岳
行者還岳
(こんな倒木があちこちに。倒木は朽ちることで新しい命をはぐくんでいる。 14:00)

やっと大峰奥駆道とトンネル東口の分岐についたのが2時30分であった。

二人連れが休憩していた。
「これからだと行者還岳は無理ですかね?」
「むりやね。私らはこれから東口に降ります」ということで仕方なく行者還岳の頂上は、あきらめた。

歩き始めから2時間30分で、ヤマレコでは50分とあったが、その3倍もかかってしまった。
頂上には行けないので、分岐点から奥駆道を行者還岳方面に、帰りの時間を考えながらいけるところまで行こうと歩いた。

途中行者水場があり廃屋があった。3時40分になっていた。
「一ノ多和」である。
中には長靴やペットボトルなどがあったがせっかくだから改修して、休憩のできる東屋にしてほしいと思った。
廃屋の前に平地があったので、コーヒーを湧かして飲んだ。

3時10分であった。

同じコーヒーでも山で飲むのと家で飲むのとでは味が違って感じる。
山で飲む方が遥かにうまい。

行者還岳 行者還岳
(快適できれいな道。さすが世界遺産の道である。 14:30)
行者還岳 行者還岳
行者還岳 行者還岳

行者還岳 行者還岳 行者還岳
行者還岳 行者還岳 行者還岳

大峰奥駆道は快適で、天気もいいしトレッキングとしては最高の条件だった。
道のあちこちにトリカブトがたくさん咲いていた。
キノコや地衣類等たくさんの生き物が目を楽しませてくれた。
奥駆道を行く楽しさはこの生物の多様さにもある。

2時間ほど歩くと行者還トンネルと弥山の分岐についた。「奥駆出合」である。
4時20分になっていた。
70歳代と思われる女性3人と男性1人が休憩していた。

「どちらまで行かれるのですか?」と聞くと、
「行者還トンネル西口に降ります」ということであった。
ちょうどいいので後を追いかけることにした。後を追いかけて歩き出したのはよかったのだが、4人組は歩き慣れているのか足が速く、あっという間に視界から消え、そして声も聞こえなくなってしまった。

後から5,6人同じように西口に向かう人がいたが、すべてに抜かれた。

ふと山肌を見るとなにやら獣がいた。
最初はイノシシかと思い身構えたが、カモシカだった。ちらっとこちらを見て谷に降りていった。
カメラを構えたが暗かったのでぶれてしまったが、かなりの至近距離にいた。
連写をすれば中にはきちんと写ったのがあったかも知れない。

反省。

カモシカにはすこし下った小川を渡っているところにも出くわした。
蛇に迎えられ、カモシカが送ってくれた。

ワイルド!!

石のごろごろした歩きにくい急坂をさらに下りやっと平坦なところにでると、そこはきれいなせせらぎで、三角の木の橋が架かっていた。
ゴールはもうすぐのようで、車の音も大きく聞こえてきた。
まもなく行者還トンネル西口の駐車場前にゴールした。
6時9分であった。

なんと下りに2時間近くもかかったことになる。

行者還岳
(奥駆け出合。 16:24)
行者還岳 行者還岳 行者還岳
行者還岳 行者還岳
行者還岳 行者還岳
 ゴールを西口にした関係で、東口においた車のところまで歩いた。
電灯もない真っ暗な中を2km位のトンネルをひたすら歩き、車についたのは6時30分であった。

そして最後の締めくくりには鹿君たちが送ってくれた。
車のライトが光っていても逃げずに、うさんくさそうにこちらをかなり長く見ていた。
カメラをのぞいても何も見えなかったが、シャッターを半押しするとピント用の補助光が光り、鹿たちの目が赤く光るためそこにピントが合いシャッターが押せた。
シャッターが切れればそこはデジカメ。
車のヘッドライトの光軸から離れた薄暗いところでも、きちんと露出を合わせてくれていた。

行者還岳の頂上には行けなかったが、次の大峰奥駆け道登山の参考になった。
近いうちにリベンジ登山をしなければいけない。

行者還岳 行者還岳 行者還岳

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