頭塔 |
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<頭塔>![]() 頭塔は最初場所が分からずあきらめ、2回目もなかなかわからなかったが、じっくり道を確認しながら行きやっとやっとそれらしきところを見つけた。 中に入ろうとしたら、前の仲村表具店さんに許可をいただき鍵を開けてもらわなければならなかった。 仲村さんは、どこかに行っていたのか店に来るまで少し時間がかかった。 鍵を持った仲村さんの後をついて頭塔への入り口についた。 結構クラシックな鍵をはずし、かなり年季の入ったカンヌキを抜いて扉を開けてくれた。 見学が終われば鍵をまた戻すということであった。入口左に祠がある。古い門をくぐると石段があった。 登りきったところに、「謎のピラミッド」頭塔はあった。 一辺32m、高さ10mのまさにピラミッド形をしている。 石積みの古い感じに比べて、ところどころにある屋根の瓦は新しく違和感があるが、年数がたてば落ち着くだろう。石仏があちこちにあり、森の中にもたくさんあるという。一度見てみたい。 頭塔は奈良時代の塔である。 奈良時代の僧玄ムの頭を埋めた墓との伝承があったため、この名称の由来とされてきたという。 その後大正11年(1922年)に国の史跡に指定された。 頭塔の造営については、神護景雲元年(767年)に東大寺の僧で二月堂修二会行法(お水取り)を創始した実忠が、東大寺別当の良弁の命により造った塔であるともいわれている。 現在の頭塔は、南側については頭塔の森としての価値を認めそのままにし、発掘調査により遺構解明された北側のみを復元整備をされている。 |
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