広瀬神社
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<広瀬神社>

奈良検定までに日が迫ってきたが、北葛城郡や生駒山地の方面の寺社はほとんど訪れていない。
そこで北葛城郡でも有名な広瀬神社に行くことにした。広瀬神社

広瀬神社は、廣瀬大社とも言われ、水の神様が祀られている。
ここでの砂かけ祭は以前から知っていたが、どんなところでやるのか皆目見当もつかなかった。
広瀬神社の周辺は高速道路がの法隆寺インターがあり、行く道がぶつ切りにされた感じで分かりづらかった。

神社までの道筋には雰囲気のある建物が並んでいた。
高速道路ができていなかったらもっといい町並みであったような気がする。

さて、やっと着いた広瀬神社へは、きれいに整備された、参道をいく。途中いくつかの祠がある。
驚きは旧式な大砲とその弾が置かれていたことである。
境内は細かい砂が敷き詰められている。
なるほど、祭ではこれをかけ合うわけだ。

広瀬神社の創建はかなり古く、崇神天皇9年の神のお告げによって一夜のうちに沼が陸地に変わり、多くの橘の木が生えた。これが天皇に伝わり社殿が建てられたということである。
祭神は主神が、若宇加能売命(わかうかのめのみこと)相殿・櫛玉命(くしたまのみこと)及び穂雷命(ほのいかずちのみこと)である。
本殿はいかにも神社、という感じのいい建物で、県指定文化財である。
佐保川・初瀬川・飛鳥川・曽我川・葛城川・高田川等、大和盆地を流れる全ての河川が一点に合流する地に祀られているということで、地図を見ると、なるほど川が集まった要の場所に神社はある。
風を司る龍田風神(龍田大社)と関係深い神社ということである。

正月の4日ということで境内は正月の雰囲気がまだ十分残っていた。
樽酒が用意されていて、参詣の人やジョギング途中の人が入れ替わり立ち替わり、頂いていた。
私も少し頂いた。
絵馬も真新しいのばかりで、破魔矢もたくさん売られていた。
初詣の時の寄せ書きが張ってあった。今年は午年なのである。
境内中央部に伝説の橘の木があり、実がたくさんなっていた。
若いイケメンの宮司さんに、
「あのミカンみたいな木は何ですか?」と聞くと、驚いたように、
「橘の木です」と応えてくれた。
心の中ではきっと、もっと調べてからやってこい、といっているのだろう。

遅くに家を出たので夕暮れが迫り、境内は幽玄な雰囲気になってきた。
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