39a(2005年7月1日)

新生「都市防災研究会」に期待するもの

脇口相談理事 

相談役理事(前代表理事)脇口育雄

 当会のテーマ「防災・防犯・福祉のまちづくり」に全力!を、そして大災害に目を向けましょう。
 さて、代表を務めさせて頂いての3年間は大仰に謂えば「未知の世界」との出合であった。人生経験の中で貴重な時期であった。特にNPO法人になったこの1年間は定款という当会にとって最も遵守しなければならない条項にかなりの重圧がありました。その中にあってボランティアをやっているのダ!と自分にいい聞かせながらの充実感は実経営とは違った快い風が総会終了後の今体内に吹き抜けました。
 当会に期待することは勿論「テーマ」でありますが、人事面では神川新代表・中村事務局長の手腕であります。お二人は学生時代からの友人でありボランティア精神に長けた又とない指導者と確信いたしております。特に事務局長は現役時代の巾広い人脈を通して逼迫した当会の財政立直し運営・政策・改革に意欲を燃やしています。不肖私も引っぱられながらの協力になりますが当会発展に微力を尽す所存です。幸い新年度の役員は新生都市防に相応しい旧来型を越えた私利を図らないボランティアマインド旺盛な方々です。
 17年度の事業計画は過日(6/18)の総会で報告されましたが、それ以外にも協働事業の申込みや打診があり幸先のよい出発が出来ると思います。10年の実績と信頼が活かされれば必ずや新たなる展望が開かれ会員各位には都市防のメンバーである喜びと誇りを感じて頂けると思います。行政や地域社会との協働はボランティア団体としては当然のことと存じます。
 新生都市防は皆さんの会であり、熱い友情で結ばれたNPO法人でありたいものです。今日迄ご支援・ご厚情を賜った会員の皆さんや諸先輩・ご助成団体・行政機関・神奈川福祉事業協会様には厚くお礼申し上げます。




平成17年度 新代表理事としてのご挨拶

神川代表理事

NPO法人都市防災研究会代表理事 神川 ときよ

 さる6月18日、平成17年度「第二回総会」の席上、代表理事として推挙されました神川でございます。
 今までは、ニューズレターの編集長として皆様のお力を拝借して、微力ながらも都市防災研究会の活動に参画させていただいておりましたが、代表理事となるとちょっと事情が変わってまいります。果たして私ごときが、満足にお役に立つことができるのかどうかはまったく判りませんが、多くの会員の皆様がお力をお貸しくださるとのお申し出をいただいております。それを頼りにして僭越ではございますが、この大任をお引き受けさせていただきました。どうぞよろしくご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
 全国組織のNPO都市防災研究会になりましてから、ここに2年目を迎えることができましたが、正直のところ、この1年間は生みの苦しみの連続でした。

 副代表の高嶋理事、徳永理事は体調を崩され、その他の理事もさまざまな理由で理事を降りられました。今日までのご尽力に対して会員を代表して深く感謝申し上げます。
 巨大地震の到来が叫ばれている昨今で、学術的活動に偏らず会員の目線に立って、いざという時に役立つ実践的活動をも展開いたしたいと考えております。
 より多くの会員の皆様のご参加とご協力をお願い申し上げます。
 新しい組織作りを急いで、10月号には掲載させていただきます。ご協力いただける方は、FAXにて事務局にお申し出下さい。新しい活動が展開されることと思います。皆様のご希望にそうように新しい体制で全員参加型で頑張ってまいりましょう。




事務局長就任ご挨拶

中村事務局長

NPO法人都市防災研究会事務局長 中村栄助

 この歴史のある本会の事務局長を担当するにあたり、その責任の重大さに心引き締まる思いで一杯でご座います。微力ながら精一杯の努力を重ねていく所存でご座いますので皆様のご指導ご鞭撻の程、心よりお願い申し上げます。
私に、どれだけの事でお手伝いできるか解りませんが、大切にしたいことが、三つご座います

  • 会員皆様のご意見・ご発想を取り入れ、出来うる限り全員参加で本会の発展に努め、諸々の課題・情報を共有化する中で、ひとつひとつを解決する体制に近づける
  • 出来うる限り、組織的運営に近づける
  • 活動を発展・活性化させるためにも、皆様の協力を得て、活動運転資金の調達に努める

 これらは、全て、皆様と活動を共にし、常に連携を取り、計画的に行う事により、勝ち取れる事柄であると確信しております。
 ボランティア活動は、会員皆様とのお話し合い・問題意識の共有化・又その連携の良さから素晴らしい、生かされた活動に結びつき、地域社会に生かされる活動へと発展していくものと常に思っております。
これら全てが会員各位のご協力なくしては、なにひとつ出来る事ではないと考えております。
 本会の様に、素晴らしい、輝かしい活動の実績を持つ会は、あまり多くは存在しないと確信しております。それだけに、各行政機関・各活動機関からの期待・注目度も大きくなり、本会に於ける責任も増す事となります。それだけに、会員の皆様と心をひとつにし、地域社会に密着した責任ある行動を取らせて頂く事に、努力を重ねたいと考えております。
 事務局は、常に会員皆様が活動の旅に出かける前,活動からお帰りになられた時、次への活動を展開なさるためのオアシスでありたいと、常に考えております。
 是非、皆様とご一緒に活動をさせて下さい。




第2回総会を終えて

 平成17年6月18日 土)13時30分より、約2時間にわたり、横浜市健康福祉総合センター8階大会議室Bにおいて、本会の第2回総会を開催いたしました。
 会員の皆様より数多くの有意義な意見を頂き、盛会の内に無事終了いたしました事をお伝え申し上げます。
総会写真 皆様にお伝え申し上げたい事項を2,3列記させていただきます。
 ひとつは、本会定款の補完的意味合いでの規約を作成し本総会にて承認されました。
 次に、定款に則り、本年理事の改選時期にありますので、理事退任後、次の新理事の皆様が本総会承認のもと選ばれました。
 総会後の理事会での互選により、新役職理事を選ばせて頂きました。下記に新理事の皆様をご紹介させていただきます。

代表理事    神川ときよ
副代表理事   桑折 能彦
副代表理事   西尾 賢亮
理事      大尾美登理<
理事      中村 稔
理事      西脇 顕正
理事      脇口 育雄
理事・事務局長 中村 栄助<
監事      阿部 昭一
監事      高嶋 八郎<

総会 旧理事の皆様には、本会発展のために多大なご尽力と貢献をなされたことに対し、深く感謝申し上げ、御礼申し上げます。
 新理事の皆様には、本会活動の尚いっそうの発展にご指導、ご協力を心よりお願い申し上げます。
 本会は、NPO法人となりまして日も浅く、これからの尚の発展が期待されますが、常にボランティア活動をなさろうとの善意の皆様の集まりであり、会員皆様のお考えを集約し、選択に集中の上、地域に根付いた活かされた活動が出来るような団体になる事を皆様と共に決意を新たに、午後4時に本総会の閉会を迎えました。

新理事会




新入会員から

埼玉県 所沢市  小高 悠

 会社の仕事を終えさて何をやろうかと考えていた時M社より定年退職者を中心とした地域交流会への参加のお誘いを受けました。新宿二水会に参加しメンバーの多彩な点(半数が役員経験者)に驚かされ又その博識にも驚かされながら楽しく参加させて頂いておりました。
 その中で他の地域交流会の方も含めボランテイアGが出来、福祉関係の勉強を始めていましたが、今年2月本研究会の方々と横浜で会う機会があり高嶋副理事長、神川理事等多くの幹部の方とお会いしました。大学の先生、主婦、経営者、中高年の方等あらゆる階層の方が幅広く集まっており、又内閣府認証のNPO法人等輝かしい成果を挙げておられる事に深い敬意を持ちました。
 何にもせずサラリーマン生活を送ってきた自分に何が出来るのか甚だ疑問でしたが会社勤務の経験者に入会して欲しいとの要請に基き、喜んでお仲間に入れて頂いた次第です。
 今後は微力ながら皆様方とご一緒に活動をさせて頂きたく存じます。

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