風のささやき

夕立

目を閉じて髭をそられていたら
突然の夕立
地面を叩く音と
子供たちの騒ぐ声で気がついた

傘は持ってこなかった
けれどどうでもいいと思えた
濡れたとしても何も変わらない
恨めしくも思わない

いつの間にか僕の上には
倦怠とどうでもいいとが
黒い雲よりも厚みを持って
広がっているのかも知れない

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