風のささやき

苦しさ

一人部屋にいて
やることが無くて息を止めてみる
馬鹿らしくなって苦しくて
直ぐに止めたが

似たような苦しい遊び
けれど人は好んで
耽っているのではないか

楽しいと思いこんで
いつの間にか止められなくて
もっともっとと思いながら
心の底では歯ぎしりをしている

苦しい遊びが
人は好きなのではないか