虹色の余韻
また一つ シャボン玉が弾けた そよ風を虹色に 若葉の陰へ消えた 夢を吹き込むシャボン玉 楽しい明日を どれぐらい 丸く膨らませられるかな シャボンに夢は宿り 遠く青空 飛んでゆく 見上げれば胸は ミモザの色に弾む 軽やかなシャボン玉を 突然の強い風がさらって 一つ二つと 光のかけらが割れる もうおしまいと シャボンの液も空になって シャボン玉は すぐに壊れてしまうけれど 膨らませることに 遅すぎはしない 楽しさを諦めない 願いとともに 胸いっぱいの息を そっと吹き入れ 青空を目指す 儚い球を見る 人それぞれの明日のかたち ワクワクを吹き込み 空に届くシャボンもあろうと シャボン割れても 風は虹色の余韻に濡れて まだ見ぬ明日を そっと呼びよせる
何度でも夢を膨らませて。Last Updated 2026/01