風のささやき

深く耕された日

僕がまた深く耕された日
僕は拳を握りしめていた
こうして僕は開墾されていくのだが
手に血豆を作ったりして

また深く僕が耕された日
僕は拳を握りしめていた
そうだとは思いつつも
居ても立ってもいられなくて