風のささやき

終わらない一人遊び

投げやりな言葉の鋭利な刃物
くすんだ表情の弾丸
舐めるような視線の鞭

どうして僕は
自らを狙いやすい的にして
胸を日々 貫かれているのだろう

避ける術も 跳ねのけることもできずに
集中砲火を浴びて 蜂の巣になる
止めることのできない 愚かな遊び

自分を嫌いになれば足元は
どんどんと脆くなり
立ってもいられなくなり
動くこともできなくなって

誰も知らないところで
自分を標的にさらけだし
今日も泣いている
愚か過ぎて 一人遊び