風のささやき

別れに

どうしようもなく
迎える別れには
悲しみで瞳を濡らして
あなたの細い肩に手を置き僕は
思ってきたことのすべてを
伝えたかった
うつむいて
喋らないでいるあなたのために
あなたのことを
誰よりも思う僕のために