風のささやき

踏切に足止められて雲や雲夕映え映えて自由の航路

先日夕暮れ時に
買い物に出かけました

何時もとは違う場所で買うものがあって
線路を渡らなければいけなかったのですが
夕方で電車が多いのでしょう
行きかう電車に足を止められました

空を眺めると夕映えに染まった綺麗な色合いの雲が
ゆったりと流れて行きます

そんな雲を眺めていたら
こんな地上で足を止められて
先に進めない自分が
とてもちっぽけな歩みの生き物であることが
実感として胸に広がりました

今更その現実を嘆こうとは思わないのですが
雲の自由な軌跡は羨ましく思えました