風のささやき

君に花贈りたくて空見上げる金木犀香る晴れた午後のこと

金木犀の咲く時分は
いつでも心が躍ります

本当に小さな花なのですが
その香りは心を和ませてくれます
花の人を優しくしてくる力を思います

そんな金木犀の香りに包まれる午後には
優しくなって自分のそんな気持ちをお裾分けしたく
しばらくは会わずにいる人へと
花束を贈りたくなります

きっと元気でいるのでしょうが
そんな花束に慰められればいいのにと
空を見上げてみます